トレイン・ドリームズ

配信開始日:2025年11月21日

解説・あらすじ

Netflixで2025年11月21日から配信。

2025年製作/103分/アメリカ
原題または英題:Train Dreams
配信:Netflix
配信開始日:2025年11月21日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第83回 ゴールデングローブ賞(2026年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ジョエル・エドガートン
最優秀主題歌賞
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Netflix映画「トレイン・ドリームズ」11月21日(金)独占配信

映画レビュー

4.5 人の世の儚さと愛おしさが身に染みる

2025年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

ピューリツァー賞候補にもなった小説をジョエル・エドガートン製作総指揮&主演、『シンシン/SING SING』('23年)で知られるクリント・ベントリー監督で映画化した本作は、アメリカの近代史を生きた1人の季節労働者の人生にフォーカスしている。

家庭の温もりを知らず、鉄道会社による森林伐採を請け負う男が、やがて、愛する人と巡り合い、子供にも恵まれるが、その後、不幸のどん底に突き落とされるものの、やがて、時代の変化を潜り抜けてきた自らの半生を肯定するに至る。彼がその間垣間見たのは、文明による自然破壊、人種差別と暴力、第一次大戦による経済不況、そして、人の世の儚さだ。

台詞を極端に少なくして、一見不運にも見える主人公の人生を介して語りかけてくるのは、より大きな視点から俯瞰すると人間の営みとは何と小さな出来事かということ。そういう意味で、見終わると妙にポジティブな気持ちにもなれるのだ。

主演のエドガートンは勿論、彼が出会う忘れられない人々を演じる脇役たちが素敵すぎて、切ない気持ちになる。すでに本年度のゴッサム・アワードで長編映画賞と脚色賞にノミネートされていて、オスカーにも絡んでくる可能性が高い。

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清藤秀人

2.5 開拓時代の人生

2025年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

単純

20世紀初頭のアメリカ、親を知らない男(ジョエル・エドガートン)の一生を振り返る。
大陸鉄道の敷設を仕事としていたが、アメリカの醜い部分もそこで学ぶ。
好きな女性(フェリシティ・ジョーンズ)が現れ、結婚、一女をもうけるが、これが人生の絶頂期だったかも。
淡々と描かれていき、メリハリが少ないので退屈な面も。

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いやよセブン

3.0 静けさの手前で立ち止まった作品

2025年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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deep1

4.0 何を持っているのか?世界がつながる瞬間を

2025年12月9日
Androidアプリから投稿

時の流れの中でたくさんの出会いと、残酷な別れ。黙々と打ち込む職人気質で、自分とはというアイデンティティをあまり持ち合わせていない主人公の半生を、テレンス・マリックのように美しい撮影や詩的な語り口で描く。国をつなぐ列車と500年以上の歴史がある木を伐採していく森という、近現代と古につなぐ場所から。人類の歩んできた歴史、家族のつながりや紡いできたもの。何もかもが絡み合った世界に、取り残された意味を探してる。意味を求めても、答えを与えてくれはしない。ジョエル・エドガートンの自然体かつ静かな名演もあって、沁み入るラストは圧巻。演出と演技が織りなす親密な空気が、これが単なるアメリカの物語だけでなく、ぼくら観客自身の物語でもあると思わせてくれる本編尺以上に壮大かつ豊かな作品で、静かに胸打たれては心満たされるようだった。

勝手に関連作品『天国の日々』『ツリー・オブ・ライフ』

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とぽとぽ

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