クラッシュ(2005)

ALLTIME BEST

劇場公開日:2006年2月11日

解説・あらすじ

「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家ポール・ハギスの長編初監督作。ロサンゼルスを舞台にさまざまな人種や境遇の人々が織りなす“衝突(クラッシュ)”の連鎖を描き、2006年・第78回アカデミー賞で作品賞・脚本賞・編集賞を受賞した。クリスマス前のロサンゼルス。黒人刑事グラハムと同僚で恋人のリアは、追突事故に巻き込まれる。その前日、ペルシャ系の雑貨店主ファハドは護身用の銃を買おうとするが、銃砲店で不当な扱いを受ける。白人の地方検事リックと妻ジーンは若い黒人男性2人組に車を強奪され、ジーンはマイノリティに対し差別的な態度をとるように。白人警官ライアンは黒人のテレビディレクター・キャメロンとその妻が乗る車を強制的に停止させ、屈辱的な尋問を行う。ライアンの相棒トムはその行為に嫌悪感を抱くが……。

2005年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Crash
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2006年2月11日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 日本アカデミー賞(2007年)

ノミネート

外国作品賞  
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映画評論

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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.5 描いているのは人種差別だけじゃない。

2024年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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すっかん

4.0 映画は良かったけれど後味の悪さは映画以外のところで

2025年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

エピソードが一杯出てきてどこかで繋がるんやろなと思いながら見ていたけれど人種差別があからさまでちょっと不快感もあった。
後半にエピソードのいくつかが繋がっていく中で差別していた人は差別していたことを悔やみ、物語はハッピーエンドに進んでいくかと思われたけれど、正義感が強く上司の人種差別的なやり方に反感を持っていた若い白人の警官がエッという行動に・・・。

エピソードを無理矢理つなげてる感もあったけれど要所要所で感動できる場面が出てきて見て良かったなという気持ちにさせてくれました。
特に「透明マント」の話を信じた娘が鉄砲に打たれそうになったお父さんをかばったシーン。
会談から滑り落ちて足を痛めたサンドラ・ブロックが軽蔑していた黒人メイドに助けられて「あなたは友達よ」と抱きしめるシーン。他にも一杯あった気がする。
複雑に入り組んでいたけれどこれがアカデミー賞脚本賞、編集賞、そして作品賞と思うと納得はできた。

ただ、「ポール・ハギス監督、イタリアで性的暴行疑惑により逮捕」というニュースを目の当たりにすると作品自体が偽善ぽく感じてしまったのは残念。本人は否定しているらしいが・・・
次作は性的暴行癖のある男性の自伝物語を作ったらどうか?

今もロスはこんなに差別が蔓延している都市なのであろうか?
20年前の話、今はドジャースと大谷で賑わう素敵なまちに変身していることを期待したい。

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♪エルトン シン

4.0 劇場で観て20年後に再び

2025年10月8日
PCから投稿

重苦しい印象を持った初回
再観賞後も変わらない印象。

主張優先、自由優先、
怒り、思い違い、失望、
人種差別に人種差別

逆恨みの世界
仕返しの世界
遠い安住の地

暗部だけを描き綴る物語
巡る怒りの連鎖、救いは…

この映画は自白剤を打たれた人々の日常だ、と思えば素敵な時間を過ごすことができる。救いを求めない方が良いが、唯一有るとすれば娘の工作と気づきでしょう。監督として全体をまとめきれなかった部分は残念。

心にある暗の連鎖
凄い脚本だと思う。

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星組

1.0 こま切れエピソードの羅列

2025年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeoonza