コラテラルのレビュー・感想・評価
全99件中、41~60件目を表示
無表情のトム・クルーズさん
なんとなく録画してたんだけど、なかなか見れないトム・クルーズの一面が見れました。
■一瞬誰か分からなかった
トム・クルーズがグレイヘアーで無表情。
ん・・・?キャスト知らずに見た映画だったので最初はそっくりさんかと思った(;´∀`)
爽やかイケメンのトムクルーズも、この作品は冷酷な殺し屋さん。
また違ったトムが見れて良かった。
■チョイ役が豪華
冒頭でジェイソン・ステイサムが出てて(・∀・)ゎぉ!!
一瞬しか出てこないので見逃さないで♡
【トランスポーター】でお届けもの?!w
■なんとなく中途半端でスッキリしない。
ヴィンセントがマックスを説教するシーンとか
一瞬だけマックスを助けるシーンもあったり・・
少しマックス(ジェイミー・フォックス)に感情移入してるようにも見えました。
プロの殺し屋のわりには、プロっぽさが無いです。
2流の殺し屋やんw
■ジェイミー・フォックスの演技が光る作品!
今作においてはトム・クルーズを完全に食っている!
演技が光ってましたね。いい味出してました(≧∇≦)b
ただめっちゃ面白いわけでもなく、つまらないわけでもなく・・
可もなく負荷もなく・・・
特に私の心には何も刺さらなかった映画でした(´・ω・`)
キャラクター設定が絶妙。
アクションやサスペンスを楽しむというよりは、ヴィンセント(トム・クルーズ)とマックス(ジェイミー・フォックス)の駆け引きや彼ら二人のの性格を楽しむ映画なのかもしれない。最初は殺し屋の客の言いなりになっていたマックスは、元々客に対して自分の夢や生き方について語るというフレンドリーな性格の持ち主であった。親しみやすいが煮え切らない性格に苛立ちを覚えたのであろうか、ヴィンセントは脅かしたり詰ったり、そして実践的にと、それとなく彼にアドバイスするほどになるのだ。“仕事”という言葉がキーワードとなるくらい、殺し屋に徹する冷酷なヴィンセント。どことなく殺し屋版ターミネーターといった性格さえうかがわせるキャラクターであり、対するマックスは優柔不断ではあるが、日本人受けしそうな性格だ。
ストーリーは、一晩で5人を殺すという仕事も一つ一つが派手な展開で、証拠を残しまくっているところがちょっと興ざめ。3人目の暗殺はジャズ・バーにてマイルス・デイヴィスをモチーフにして音楽的にも面白いエピソードだったが、その後の展開がイマイチ。やりすぎ感のある銃撃戦では引いてしまうし、5人目は?・・・という展開は読まれてしまうのだ(その直後に席を立った人もいたくらいだ)。
笑いの要素も何箇所かあり、飽きさせない作り。耳を撃たれたトム・クルーズの特殊メイクも良かった。そして、ハングル文字、タイ(?)の文字などアジアン・テイストとロスの風景を上手く絡めた描写は綺麗だった。
〈2004年10月映画館にて〉
宇宙に比べたらチリみたいなもんだ。
あの狂ったくそ文句を黙って聞いてしまったのは私自身が悔しい気持ちと望む気持ちを現しているのだろうか?と思う本作品。
ヴィンセントのマックへの説教、リムジンの運転手の件はちょっと琴線に触れた。
夢を叶える為に地道に金を貯めて頑張ろうとして頑張りきれず、年をとりイスに揺られてTV見てるだけの人生…とか言われたら妙に悔しい気持ちと確かにそうだ…と納得する自分がいた。
運転手マックがあんな目にあって次第に変わっていくのは面白いし、トムクルーズが人間離れした役が似合いすぎていけない(笑)
正直ヴィンセントと一緒に悪事を働きたくなる人もいるんじゃないか?
ラストは意外とあっさりだが、マックのその後が気になる所。
幻想に襲いかかる現実
トムクルーズが悪役という珍しい映画
内容に関しては非常に好みの作品でした
主人公が敵に翻弄されながらも物語が進むにつれて変身を遂げていく様は格好良かったです。
そしてその変身の要因が敵からの影響であるという点が素晴らしいです
夢を語り行動を起こさない主人公と行動するだけのサイコパスによるタクシー車内の会話は緊迫感に溢れていてどれも見逃せないシーンばかりでした
トムクルーズ演じる憎き外道のヴィンセントもただの暗殺者ではなく、その容姿と言動からただならぬ魅力を感じるキャラなのも高評価の一つです
ハリウッドスターたちの演じる壮大なコント…
冷徹な殺し屋の仕事に巻き込まれてしまったタクシードライバーの恐怖を描いたサスペンス・アクション映画。
殺し屋ヴィンセントを演じたのは『ミッション:インポッシブル』シリーズや『マイノリティ・レポート』の、レジェンド俳優トム・クルーズ。
タクシードライバーのマックスを演じたのは『アリ』『レイ』の、オスカー俳優ジェイミー・フォックス。
ヴィンセントを追う潜入捜査官レイ・ファニング刑事を演じたのは『死ぬまでにしたい10のこと』『13 ラブ 30』のマーク・ラファロ。
ヴィンセントの依頼主である麻薬組織のボス、フェリックスを演じたのは『ハモンハモン』『海を飛ぶ夢』の、のちにオスカー俳優となる名優ハビエル・バルデム。
冒頭の空港シーンに登場する、ヴィンセントとコンタクトを取る男として『スナッチ』『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムがカメオ出演している。
製作総指揮に名を連ねるのは『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の、映画監督フランク・ダラボン。
第30回 ロサンゼルス映画批評家協会賞において、撮影賞を受賞!
トム・クルーズ&ジェイミー・フォックス主演のサスペンス映画。…これサスペンス映画なのか?
ちなみに「コラテラル」とは「巻き添え」という意味らしい。
冒頭のジェイミー・フォックス演じるマックスとヒロインのやり取りは、マックスのタクシー運転手としての能力の高さをスマートに描いており非常に良かった。
映像や会話もスマートでカッコ良く、これから凄い映画が始まるかも!という期待にワクワク。
そして登場するトム・クルーズ。普通ではないオーラを纏っておりこれからヤバい事が起こる感じがプンプンします。
しかし、このトム・クルーズ演じる殺し屋ヴィンセント。彼の無能っぷりが凄い。一晩で5人殺さないといけないのに、1人目からトラブる。
マックスを脅迫して足として使うが、フロントミラーぶっ壊れたタクシーに乗って移動してたら怪しいわ!乗り替えろ!
あと無関係な人を殺しすぎ。これじゃプロの殺し屋じゃなくてテロリストでは?
マックスのお母さんのお見舞いに付き合った挙句大事なデータパクられるし、なんなのこの人?
なんか哲学的なことを言っているので、大物に見えますが凄いダメな殺し屋ですよ。ヴィンセントという男は。
こんなに派手に動き回ったら、確実に殺し屋は廃業でしょう。
ヴィンセントの行動がいちいちアホくさいので、中盤のサスペンス要素も退屈。正直中盤見るの辛かった…
クラブでの乱闘からのクライマックスの展開は、トム・クルーズのアクションを堪能できたので良かったです。
序盤でのマックスとヴィンセントの何気ない会話がラストシーンの伏線になっているのは素直に感心しました。…まぁ地下鉄内であれだけの銃撃戦を繰り広げたら、「無関心」とは無縁だと思いますが。
映画としてはお粗末ですが、ターミネーターと化したトム・クルーズを観ているのは楽しかったのでなんとか及第点といった内容でしょうか?
…マーク・ラファロの扱い雑すぎひん?
言ってよー。油断したやんー。これほど面白いとは思わなくて夫は誘わへ...
言ってよー。油断したやんー。これほど面白いとは思わなくて夫は誘わへんかったやん。これやったら夫もオモロイ!って言うてくれたわー。
人間なんて宇宙に漂う岩石についた砂粒に過ぎない
一言で言うと凄腕の殺し屋と不運なタクシー運転手の長い夜の物語
追って追われてというよくあるスリラーではなく、常に背後にいる恐怖、そして逆転という展開は本当によくできた脚本。
そして深夜の世界を美しく描いている。
タクシー運転手でうだつの上がらない主人公が、殺し屋ヴィンセントとの出会いで変わらない毎日に変化が生まれる。
殺し屋は踏みとどまっている人間が一歩踏み出すための外的要因としての装置として本作では機能している。
単純なスリラーではない奥深さがここにある。
もう何度見たか思い出せないが、傑作
バカっぽい
意外に評価する人がいるのが信じられない。
ご都合主義のヒドい脚本にしか思えないのだが。
●大前提として何故、この運転手が引き回されるのか理由がわからない。そこらのチンピラを気にもしないで撃ち殺す冷徹な男だ。しかもターゲットを殺して警察に発見されようがおかまいない。都合の悪いタクシー運転手なんて人目のつかない路地裏で片付けて、別のタクシーを拾った方がいい。そもそも土地勘がわからないならナビゲイターと組むなりプロの仕事をするだろ。ガラスの割れた車でロスを乗り回すことの方がリスクだ。案の定、警官に呼び止められるがご都合主義でスルー。
●一見、クールで冷徹な殺しのプロのようだが、どう考えても雑でバカな殺し方しかしていない。人が居ようが、困難な状況だろうが銃をぶっ放すことしかしていない。計算もなにもない。最初の殺しからしてターゲットをビルから落とし、目撃されている。トム・クルーズがいかにクールに振る舞おうと、出だしからマヌケで三流な殺し屋である事が露呈しているのだ。
●運転手の母親に会いにいくのも無理くりすぎる。
●警官と病院でニアミスも、都合よすぎるしたいしてサスペンスに貢献していない。
●運転手に資料を奪われて捨てられるなんてマヌケすぎる。しかもなんでここぞとばかりに運転手は駆け出すんだ?母親が危険かもしれないのに?恥をさらされてキレたとかバカバカしい理由だ。
●麻薬の親玉を前に急にヒーローみたいにスラスラとハッタリをかましはじめる。それまでオドオドと噛みまくりだったのに。無茶苦茶だ。しかも、しっかり監視カメラで警察にもバレて。
●タクシーを転ばせた後、検事のピンチを知るが、何故自ら助けに行こうとするのか?いくら殺人犯に間違われたからといって普通は警察に助けを求めるだろう?しかも警官から銃を奪い取る変身ぶり。劇中でこの運転手をヒーローに成長させる要素なんて何一つなかったのに。
●乗り合わせただけの検事がいいヤツだからって、ヒロインよろしく命がけで助けようとするのが信じられない。
●カメオのジェイソン・ステイサムの出し方雑。
人物がそういう状況に陥る必然性がまるでなく、作り手のご都合だけで無理くり動いている。一見スタイリッシュに撮っているが、80年代に量産され消えていったB級バディものと同じ。もしかして企画当初はコメディだったんじゃないか?それをトム・クルーズ用に書き直したとか?コメディの方がうまくいくような題材に思える。いや、本当に。
アカデミー賞助演男優賞編集賞ノミネート作品
トムクルーズの最高傑作だと思う。
ジェイミー・フォックスが助演賞にノミネートされ同年Rayで主演男優賞受賞。
とにかく刺さるセリフにグッとくる。
人生を考えさせられる染みる映画。
そして息もつかせぬアクションの連続に圧倒される。
ただ残念なのはラストのあっけなさ。
夢を夢にしそうになった時、見直したい映画
アクションと二人の会話劇の組み合わせ。
トム様の演技力とアクションのファンとしては1粒で2度美味しい。
トム様以外にもたくさん魅力的で芸達者な役者さんのそろい踏み
+ 映像美・音楽と 無茶苦茶美味しい映画です。脚本が秀逸ですしね。
髭面・白髪・ちょっとお肥りになったトム様もすてき。
以下ネタばれ。
マックスの方が感情移入しやすいから目線がマックスにいきやすい(マックスが主役に思えちゃう)けど、監督が本当に描きたかったのはヴィンセントなのではないでしょうか。
「地下鉄で死んだ男が6時間たっても気づかれなかった。たくさんの人が彼の隣りに座ったのにも関わらず(思い出し引用)」映画の前半とラストに出てくる言葉。
最初の殺人で、撃ったら反動で窓から死体が飛び出してって、この殺し屋ダメじゃん、こんなことやってたらすぐ捕まっちゃうじゃんと、MIとかのトム様の手際のよいスタントを思い出しながら突っ込み入れていたけど。慌ててヴィンセントが飛び出して、周りの反応伺うと、人が落ちてきて車潰れるほどの衝撃・音なのに、誰も様子を見に来ない。オフィス街や倉庫街で人がいないわけじゃない。ヴィンセントが部屋訪ねる段階で、別室の人間がTV観ている様子が描かれていたけど、誰も「何があった?」と顔出しすらしない。銃音は消音かもしれないけど、車潰れた音は消音出来ないはず。マックスも騒ぎまくっていたのに。「地下鉄で死んだ男が〜」どころじゃなく「隣室で人が撃たれて落っこちたって〜気づかれない」。このロス=大都会の現状をさりげなく描いているのだろう。
だのに、ロスの夜景はあんなにも煌びやか。ひたすら美しい。
それでもなんか変だなと思う人々もいた。
途中で車が変形していることで呼び止める警官(他のTVなどにも出演している本物の警官だそうです by 監督の音声解説)。
他の町で3人殺して自殺したタクシー運転手の事件から、何かおかしいと捜査を始める警官(ラファロ氏:セクシーで格好いい)。でもマックスが助かったと思った途端、あえなくヴィンセントに殺される。
それで自暴自棄になりかけているマックスの前にコヨーテが現れる。
マックスにとっては、自分の中に眠っている野生・パワーの象徴。
ヴィンセントにとっては自分自身ではないでしょうか。ヴィンセントもコヨーテも「生きるために殺す」孤高の生き物だもの。
そして自らの手で行動を起こすマックス。興味深いのは、マックスが自分を奮い立たせる時に言うのがヴィンセントの言葉だということ。殺しを依頼した親玉と渡り合うときにも、事故った後捕まった警官をふりほどいてアニーを助けに行くときにも、ヴィンセントの言葉を言いながら、今までならやらないようなことをやらかしていく。
「人間なら誰でも持っているはずの何かがあんたには欠けている」とマックスに言われるヴィンセントは、淡々と人を殺していく。殺す相手の情報を事前に見ないのも、カタログで物を物色しているのと同じように見えて不気味だった。あれこれリサーチする程の思い入れもない。ただ体に二発頭に一発弾をプレゼントすればいいだけ。でもジャズマンを殺した時は命を弄ぶ、狩りをするような、本当に「欠けている」といういやらしさも見せて…。クイズに正解したら本当に助けていたのだろうか?
ただ食べるためだけに殺し屋しているのなら、マックスに逆キレされた時点でさっさと逃走して身の保全を図らなかったのだろうか。その後の依頼がなくなっても、指名手配になったとしても、生き抜く道はあったろうに。あれだけ、目立たぬように生きる術を身につけているのなら。アニーを殺しに行ってマックスに反撃された時点では、まだヴィンセントは優位に立っていたつもりなんだろう。正直マックス自身が自分がこんなにできるなんで思わなかっただろうし。狩りの相手が思いのほか手ごたえがあって嬉しい程度だったのではないだろうか。「俺はこれ(殺し)で生きている living んだ」。含蓄の深い言葉だね。
人を人と思わないヴィンセントに代表されるようなロスの人間模様が地として、そこに袖振り合うも他生の縁的人間模様が絡んでくる。アニーとマックス。
アニーとマックスもただの客と運転手。乗って、乗せて、ただそれだけで終わる状況なのに、マックスのちょっとしたプロとしてのこだわり、目的地までの所要時間を的確に図り、時間のロスを生じさせないがきっかけで(ヴィンセントにもこれで見込まれてしまうのだが)、会話をする二人。夢だった検事の仕事を吐きながらも全うしようとするアニーに、心のオアシスが必要だよと自分の大切な写真を差し出すマックス。そんなマックスの思いやりを受けて名刺を差し出すアニー。それだけといえばそれだけだけど、ここには心のやり取りが成立している。そんなアニーとマックスが生き残る。(人は関わりながら生きているんだよ、なんて意味ありげに感じてしまうのは説教臭くなって野暮か。)
そしてラストは夜明け。夜明けの街にヴィンセントは地下鉄で運ばれて行き、少しずつ明るさが増してくる街をアニーとマックスは自分達の足で歩いていく。台詞なし、BGMのみ。それがまたかっこいいし、心に染みわたる。
ヴィンセントが「今の状態から抜け出す勇気」を実際に示した時って、父親を殺した時なのかな? そんな人間の空虚さがとても出ていたと思う。怖くもあり、観ていると胸が締め付けられるほど切なく、悲しい。映画を観終わった直後はマックスに感情移入してマックスの存在が大きいのだけど、時間が経つにつれ存在感が大きくなってくるのはヴィンセント。
最初から最後まで、否、時間が経っても、美味しい映画です。
しかし、
<追記Ⅰ>
今もなお、映画に必要な技術(ヘリ操縦に、ヘイロ―ジャンプ、潜水術etc)を身に着けることに余念がないトム様ですが、
この映画では、銃の扱いを軍に倣い、人ごみに紛れて印象が残らないヴィンセントの役を演じるにあたり、宅配便の配達人を実際にやって、品物を受け取った人にトム様と気が付かれなかったという”訓練”?もなさっている。
若いころは、役柄に合わせて筋肉つけたり、落としたり(『インタビュー・ウィズ・バンパイヤ』で、それまでのイメージから、原作者からクレームついたのを、体改造+演技で、原作者が新聞広告で「イメージぴったり」と謝罪と称賛した話は有名)。
トム様の演技に「デニーロ・アプローチ」をしないという人いるけれど、常に、役柄に合わせて変化する役者だよ。ちゃんと見てよ。
<追記Ⅱ>
ヴィンセントは、何でマックスを拘束してタクシー使うんだ?というレビューをどこかでみたけれど。
土地勘ない都市で、制約のある時間内に何か所も移動するときは、その土地を知り尽くしているタクシーを使うのが便利。この映画が製作されたころ、スマホのナビなんてないし、しかも、電車やバスがくる間隔わからないし、終電もいつまで動いているのかもわからない。日本のように時刻表と同じ時間に来る国は珍しい。かつ、タクシーを捕まえられる場所もわからない。目標がいる場所が、駅の近くや繁華街じゃなくて、街はずれやスラムということもあり得る。呼んでも来ない場合があるし、呼んだら足跡残すし。
それにタクシーに荷物置いて身軽に仕事に行ける。物取りを本業としているタクシー運転手以外は、”普通”の場合は、客の荷物を触らない。
今は、スマホナビを駆使して、知らない土地でも移動できるから、ピンとこないんだろうなあ。時代を感じた。
トムが殺し屋の悪党?!
14年も前の映画。いやー これは疲れる〜 トム・クルーズに本気で追われたら相当怖いなと思い知らされる映画。他の人が演じたどんな悪役よりトムが演じる悪役の方が不死身な気がしてターミネーターのように恐ろしかった。トム演じるビンセントは冷酷非道で仕事を全うする殺し屋 対して ジェイミー・フォックス演じるマックスは優柔不断だけど人を気遣う優しいタクシー運転手 このタイプの違う2人のタクシーでの会話が印象深い。終盤からビンセントの最後の標的が女検事のアニーだとわかってから話がぐんとスピードアップしてハラハラする展開に! ビンセントが最後に言った「ロスの地下鉄は人が死んでいても誰も気づかない」がすごく切なかった。。
これは余談だけど この作品に出てるマーク・ラファロが若くていかつくてハンサム!アベンジャーズのバナー博士とはまるで違う人に見える!
トム、初めての(?)悪役
完璧な男イーサン・ハントでおなじみのトム・クルーズが、初の(?)悪役を演じて話題になった作品。
イーサン・ハントは完璧だったのに、この殺し屋ヴィンセントは若干抜けてる…
やっぱし悪役は完璧なほど作品が良くなる。
というワケでイマイチでした…
逆に、完全に主役を食ったのがジェイミー・フォックス。自信ありげなトークから、おどおどした様子、腹をくくった表情など、見事に演じてました(^^)b
って、トム・クルーズは、よく共演者に食われてるような…
共演は、他にもウィル・スミスの奥さんジェイダ・ピンケット・スミス、マーク・ラファロ、ハビエル・バルデムなど何気に豪華。
ついでにジェイソン・ステイサムもチラ出。
それにしても、マーク・ラファロの雰囲気が違いすぎて、途中まで気づかなかった(^_^;)
おうち-98
大事なときに、ケータイさんはいつも電池が切れます。
MI公開でトムトム祭り~。
始まってすぐ、ステイ!サム!とかなり興奮しながら観ました(出てるの知らんかった。)
他にもハルクやら、ハビエル・バルデム、ウィル・スミス奥様やら、もーとにかく豪華な映画です。
捜査の手がちょっと杜撰じゃ🤔とも思いましたが、スリリングさは超一流。
特にラストはもうトム様元気すぎて、ハラハラ。
冷徹でクールなトム様に、全くなびかないジェイミー・フォックスのロードムービー。
観てる側はジェイミー目線で応援してしまうこと間違いなし。
撮影手法が映画.comにも説明されてましたが、夜のロサンゼルスの煌びやかさとは対照的な、むんむんとした熱気がかなり伝わってきます。
トムの悪役もいい。
トム=善人=ヒーロー=正義の味方、みたいに勝手に思ってたけど、悪役ももっと見てみたい。
あ、でもステイサムはほんまにちょい役でした(笑)
悪役のトムクルーズ。
トムクルーズの悪役と白髪が新鮮。
暗く静かで重苦しいような雰囲気が好みな作品でした。
彼に巻き込まれてしまうマックスを演じるジェイミーフォックスの演技も光っていた。
最初は普通のタクシー運転手なのに、フェニックスと対峙した後からは印象ががらりと変わった。別人にすら見える。
トムクルーズ演じるヴィンセント。
何事にも無関心でありながら、マックスの母に花を買って行ったり、女に電話しろと言ったり、君は本気になってないと説教のようなことをしたり、ただの悪人でないような面も見せる。不思議な魅力を感じた。
しかし心がない。トランペット奏者との場面が顕著。冷徹で殺人に対しても関心がない、仕事だからやる、からっぽでどこかかわいそうな人物に思えた。
ヴィンセントは60億人の内の1人知らないやつがいなくなっても…と言う。
でも奥さんや子供が…とマックスは言う。
ものの見方が主観客観で全く対極的なのがおもしろい。
作品全体のセリフに重みというか含みがある感じで好きでした。
終盤でマックスが検事の女性と逃げるシーンでは、ヴィンセントがあまりにも正確に追って行くのでちょっと違和感があった。
マークラファロは私の中でなんとなくほんわりしたイメージだったが、今作ではイカつい見た目で出演していた。警察だとは思えないイカつさ。潜入捜査とかしてたんだろうか。でもいい役でした。
ヴィンセントの最期は彼の言葉通りで哀愁漂う。余韻の残るいい終幕だった。bgmも雰囲気に合ってて良かった。
全99件中、41~60件目を表示