ロックの礎を築いた男　レッド・ベリー　ビートルズとボブ・ディランの原点

彼の時代は激しい人種差別があった
その環境では自己表現は、暴力か、歌か
歌には心迫るものがあったのだろう
映画としては、彼の生映像が少なそうなので、その後に歌った人でいいので聴かせて欲しい

このテの音楽系ドキュメンタリーは、関係者のインタビューで構成されることが多い。

音楽への高い探究心のある人にとっては、興味深い作品であることに異論はない。しかし、音楽の愛好家でありながら、寡聞にしてレッドベリーが何者か知らなかった私のような者には、戦前戦後の黒人を取り巻く米国の社会情勢からはなるほどとうなづきつつ、演奏シーンが相対的に少ないこともあり、後世に与えた影響はピンとこなかった。

という訳で、ほぼ半分くらいは寝てました。

映画としては様々な証言インタビューのエディット故の
忙しなさが目立っていて、正直落ち着いて観れた。
と言い難い内容だったが
レッドベリー叔父さんの偉大さは十分伝わる映画だったと思う◎

が本作の本質はそこ以外にあると思う

群れて徒党を組まないと自らの権利を主張できなくなったBLMをはじめとして自由の国アメリカの落ちぶれ具合がよくわかった映画でもあった。

特に、恩赦にて保釈された叔父さんの権利獲得法が
歌うことにあったと言う件を引き合いに出されたらね(^^)

再び音楽が人々の心と身体を不自由な柵から解き放つ時を
望みたい🎵

アーティストと関わった人々の証言を集めたドキュメンタリー作品は､ケーブルテレビの音楽チャンネルでもよく観るので物足りなさを感じました｡
その壮絶な人生を時間軸を追った物語風にして､その時々に生まれた曲をもっと長尺で聴きたかったなぁと思いました｡