「【”オール・ザット・ジャズ!”ショー・ビジネスのスターになるためには手段を選ばない、そして転んでも只では起きないタフな女たちの歌とダンスが見事なる作品。男にとっては、ちょっと怖いです・・。】」シカゴ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”オール・ザット・ジャズ!”ショー・ビジネスのスターになるためには手段を選ばない、そして転んでも只では起きないタフな女たちの歌とダンスが見事なる作品。男にとっては、ちょっと怖いです・・。】
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■1920年代のシカゴが舞台。
スターを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は、自分を売り込むと嘘をついた浮気相手フレッド(ドミニク・ウェスト)を射殺して逮捕される。
一方、ロキシーが憧れていた人気スター・ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)も殺人罪で逮捕されていたが、彼女は敏腕弁護士・ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇い、悲運のスターとしてステータスを上げていた。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・見所は、矢張りレニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアが夫々、ソロで舞台で踊る数々の歌って踊るシーンであろう。
特に、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの持ち味の、柔らかい身体をフルに使った、艶っぽいダンスは出色である。
モテ男だった、マイケル・ダグラスがこの映画のキャサリン・ゼタ=ジョーンズを観て、猛烈なアプローチをして、奥さんになって貰った気持ちが良く分かる。
・個人的には妻ロキシーに裏切られたエイモス・ハート(ジョン・C・ライリー)が、哀し気に歌う”ミスター・セロフィン”が沁みたなあ。(涙)
・愚かしきマスコミが煽る中、ライバルとなったロキシーとヴェルマが、落ち目になった時に、”殺人者の女二人なら、目立つわよ!”と言ってコンビを組み、再びスターダムに立つ姿は、ど根性女の執念を面白く感じたカナ。
<今作は、ショー・ビジネスのスターになるため手段を選ばない女たちの歌とダンスが見事な作品なのである。>
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