絶望の日

劇場公開日:

絶望の日

解説・あらすじ

「アブラハム渓谷」「クレーヴの奥方」などで知られるポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリベイラが、19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々を映画化したドラマ。ブランコの手紙や調書、新聞記事などを基にオリベイラ監督が脚本を手がけ、ブランコの生家を舞台に、葛藤と苦悩の末に拳銃自殺を遂げるまでの姿を描きだす。

後に映画監督として活躍し、本作では撮影も手がけるマリオ・バローゾがブランコ役を務め、「熱波」のテレーザ・マドルーガ、オリベイラ監督作の常連俳優ルイス・ミゲル・シントラが共演。音楽にはワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」「バルジファル」を使用した。

日本では、2025年4月開催の特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」にて劇場初公開。

1992年製作/77分/G/ポルトガル・フランス合作
原題または英題:O Dia do Desespero
配給:プンクテ
劇場公開日:2025年4月18日

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(C)Madragoa Films, Gemini Films

映画レビュー

3.0陰鬱で救いがない

2025年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

伏見ミリオン座の特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」にて全5本のうち2本鑑賞。

一本目はこの「絶望の日」。

19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々。ブランコの生家を舞台に、葛藤と苦悩の末に拳銃自殺を遂げるまでを描いた。

ハマると思ったが全くダメだった。
ただただ陰鬱で救いがなかった。
感情を挟む隙がなかった。
ブランコの感情がつかめなかった。

久しぶりに観たことを後悔した。

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エロくそチキン2

2.5回転する馬車の車輪

2025年5月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々を映画化したドラマ、とのことですが、

すぐに思った、失敗したな…と(笑)

最初は延々と詩的で分かりずらい手紙を読みあげてて、まさか最後まで読み上げスタイルじゃないよね?と恐怖したが、

途中から変わって安心したのも束の間、あい変わらずセリフが詩的で小難しく分かりずらい…

暗くて静かで、まー退屈で眠かった…

つまらんかった…(笑)

終わり10分前に大きな出来事があって、バチッと目が覚めた。

馬車の車輪が回ってる画が印象的で、それが強く心に残った。

それ以外は好きじゃない、僕の評価は50点ぐらい。

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RAIN DOG

3.0死に至る道程

2025年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

上質紙に万年筆がサラサラ走る音、回転し続ける馬車の車輪の長回し(微妙に速度が変化)、風の咆哮が穏やかな眠りを誘います。でも二度目は大丈夫でした。

視力を失った作家が「14本の蝋燭でも光が足りない」と呟きます。それぞれ微妙に長さが違うので、視力低下に合わせて本数を増やしていったのでしょうか。
まさに「死」に向かっていく重厚さ。最期は親友の両親の墓に入るというのもなかなかすごいです。

2人の俳優がナビゲーターをしながらそのまま演技もし、別にコスチュームに着替えて作家と妻を演じる変化球。うち1人(マリオ・パローゾ)は撮影監督もやってますから、働き方改革が少し心配になりました。

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sugar bread

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ