絶望の日
劇場公開日:2025年4月18日
- 予告編を見る

解説・あらすじ
「アブラハム渓谷」「クレーヴの奥方」などで知られるポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリベイラが、19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの最後の日々を映画化したドラマ。ブランコの手紙や調書、新聞記事などを基にオリベイラ監督が脚本を手がけ、ブランコの生家を舞台に、葛藤と苦悩の末に拳銃自殺を遂げるまでの姿を描きだす。
後に映画監督として活躍し、本作では撮影も手がけるマリオ・バローゾがブランコ役を務め、「熱波」のテレーザ・マドルーガ、オリベイラ監督作の常連俳優ルイス・ミゲル・シントラが共演。音楽にはワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」「バルジファル」を使用した。
日本では、2025年4月開催の特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」にて劇場初公開。
1992年製作/77分/ポルトガル・フランス合作
原題または英題:O Dia do Desespero
配給:プンクテ
劇場公開日:2025年4月18日
スタッフ・キャスト
- 監督
- マノエル・ド・オリベイラ
- 製作
- パウロ・ブランコ
- 脚本
- マノエル・ド・オリベイラ
- 撮影
- マリオ・バローゾ
- 美術
- マリア・ジョゼ・ブランコ
- 衣装
- ジャスミン・デ・マトス
- 編集
- マノエル・ド・オリベイラ
- バレリー・ロワズルー
- 音楽
- フランク・マルタン