劇場公開日 2025年5月9日

「奔放かつ果断」リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 bionさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5奔放かつ果断

2025年5月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 あの光景を目の当たりにしたら人間というものを信じられなくなってもしょうがない。

 奔放かつ果断なリー・ミラー。20世紀を代表する女流写真家とのことだが、今回初めて知った。
 ケイト・ウィンスレットの体あたりの演技は、リー・ミラーその人であろうと感じさせる凄さがある。特にヒトラー総統邸のバスタブであの写真を撮ろうと思いついた時の表情は、いたずらを思いついた少女のよう。
 構図が頭に浮かんでしまったからには、撮るしかない。根っからの写真家のリー・ミラーを感じた。

 インタビュアーの質問に対してリー・ミラーが答える。彼女の回想をベースに物語は進んでいくが、ちょっとしたトリックがある。そのことを暗示する会話への引っ掛かりが、大きな余韻を作る。

bion
満塁本塁打さんのコメント
2025年5月11日

ケイトさんの独擅場でしたね。体格面はツッコミどころですが。イイねコメントありがとうございました😊

満塁本塁打
Mさんのコメント
2025年5月11日

私はすっかり騙されました。

M
ノーキッキングさんのコメント
2025年5月10日

ぎこちないインタビューの結末は……このひねりにはヤラレましたが、全部が妄想の可能性もあるかと……

ノーキッキング
トミーさんのコメント
2025年5月10日

共感ありがとうございます。
ヒトラーの別荘で浮かれる士官たち、シビルウォーのラストカットを想起しました、それに対するリーのカウンターパンチ!にも感じられました。

トミー
満塁本塁打さんのコメント
2025年5月10日

トリッキー過ぎて 無理でした。イイねありがとうございました😊😊

満塁本塁打
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