「そのとき」リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
そのとき
元モデルの報道カメラマン、リー・ミラーのWW2下の話。
ヒトラーの浴室は知ってはいたものの、リー・ミラーの名前は知らずに観賞。
老齢になったリーが写真について記者に取材を受けて、写真の背景を語る体でみせて行く。
1938年南フランスでローランド・ペンローズと出会ってロンドンに渡り、ヴォーグ誌の従軍記者として1944年にフランスに戻る展開だけれど、女性ということで前線には行かせてもらえず…。
そんな流れから1945年の展開で、ナチス撤退後の元前線の様子はとても重く良かったのだけれど、それを撮っている様子の描き方がマイルドというか、生々しかが足りないというか…あくまでも当時の英国の世情と、そこに生きたリー・ミラーの物語ってことですね。
そういう意味では主人公らしい見せ場はあまり…なんて思っていたら、えっ!そんな話しも!?そしてそこは妄想?
リー・ミラーに思い入れがあったり、詳しい人には良いのかなとは思ったけれど、個人的には妙にヌメッとした終わり方に少々モヤっと。
コメントする
トミーさんのコメント
2025年5月10日
共感ありがとうございます。
マイルドさは自分も感じました。女性監督と、題材が写真媒体ってトコですかね〜。
ところで注いだジンの量が急に増えたり、グラスが変わったりしてませんでしたか?
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。