プロフェッショナル

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プロフェッショナル

解説・あらすじ

リーアム・ニーソンが主演を務め、1970年代の北アイルランド紛争を背景に、伝説の殺し屋が爆弾テロリストの壊滅に挑む姿を活写したハードボイルドアクション。

1970年代、北アイルランド。長年にわたり殺し屋として暗躍してきたフィンバー・マーフィーは引退を決め、海辺の町グレン・コルム・キルで正体を隠しながら静かに暮らしていた。そんなある日、首都ベルファストで爆破テロ事件を起こしたアイルランド共和軍(IRA)の過激派グループが町に逃げ込んでくる。彼らのひとりが地元の少女を虐待していると知ったフィンバーは少女を助けるために制裁を下し、テロリストたちと対立することに。後戻りできない状況に追い込まれたフィンバーはテロリストたちを完全制圧するべく、命懸けの戦いに身を投じていく。

共演は「イニシェリン島の精霊」のケリー・コンドン、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジャック・グリーソン、「ベルファスト」のキアラン・ハインズ。「マークスマン」でもニーソンと組んだロバート・ロレンツ監督がメガホンをとった。

2024年製作/106分/G/アイルランド
原題または英題:In the Land of Saints and Sinners
配給:AMGエンタテインメント
劇場公開日:2025年4月11日

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映画レビュー

4.0ナメてたら、リーアム・ニーソンの傑作だった❣️

2025年6月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

「プロフェッショナル」(原題:In the Land of Saints and Sinners)をAmazonプライムで視聴
(2025/6/11配信開始)

無双リーアム・ニーソンではなく、殺し屋ながら慈悲のある老人の渋い良作だった!
クリント・イーストウッドの愛弟子、ロバート・ロレンツ監督作。原題の方が分かりやすいのに、これはダメな邦題だろう。

主演リーアム・ニーソンが祖国アイルランド製作の作品に出演した作品であり、キャスト陣がほぼアイルランド出身の俳優ばかりなのも興味深い。

1974年、北アイルランド紛争を背景に、長年の間、殺し屋として暗躍してきたフィンバー・マーフィー(リーアム・ニーソン)は引退を決め、海辺の町グレン・コルム・キルで正体を隠しながら静かに暮らしていたが、ある事件が引き金となり爆弾テロリストの壊滅に挑む。

アイルランド共和軍(IRA)による首都ベルファストでの自動車爆破テロ事件から始まる冒頭のシーンに驚く。偶然にも子供3人を巻き込んでしまった陰惨な爆破テロ。テロ組織リーダーの女性デランが子供たちに逃げるよう叫ぶシーンが印象的であり、彼女のキャラ描写としても象徴的。

IRAの過激派グループが町に逃げ込んで来て、彼らのひとりが地元の少女モヤを虐待していると知ったフィンバー・マーフィー(リーアム・ニーソン)は少女を助けるために制裁を下し、テロリストたちと対立することとなる…

パブにて、人の死への軽薄な姿勢に怒り、弟分ケビンを殴るシーンはマーフィーの実直で真面目な人柄が象徴的に描かれた場面だと思う。
(所詮、彼も人殺しだけどね…)

「イニシェリン島の精霊」では、読書好きで聡明な主人公の妹役の好演で、第95回アカデミー賞:助演女優賞にノミネートされたケリー・コンドンのキャスティングが素晴らしい。アイルランド共和軍(IRA)の過激派グループのリーダーとしての演技が巧くて感心!(額の皺も印象に残る…)

テロ組織の同僚でもある、弟カーティスが行方不明となり、弟の行方を案ずる悪党デラン・マッキャン(ケリー・コンドン)が弟を殺したリーアム・ニーソンを追い詰めていく様子もスリリング。
(床に落ちてた弾薬で気がつくとは有能だよ)

悪党リーダー、デランとパブで取引する前、虐待されていた地元の少女モヤに愛猫を託すマーフィーの姿は死を覚悟した表れと優しさの描写。

悪党リーダー、デランが最終的に逃げ込んだのは教会というのも味わい深い。爆破テロを実行してもなお、神に救済を求めているのかもしれない。
果たして神は爆破テロのリーダーに赦してくれるのだろうか。しかしマーフィーの手により土に帰るのか…慈悲の心で恐らく弟と同じ場所に葬ってくれたのかもしれない…

地元の警官ヴィンセント(キアラン・ハインズ)の車のバックシートにマーフィーが残したドストエフスキーの「罪と罰」の味わいも一層深いし、本作のテーマでもある。静かで小さな未来を感じるラストがよい。別の街では静かに暮らしてほしい。
聖人と罪人たちの国、アイルランドには本当はどちらもいなくて、人間がそこにいるのみ。

(メモ)
同時期に公開した「アマチュア」の方を選び劇場鑑賞した事を少し後悔した。本作の方が、丁寧で分かりやすいストーリー展開と良い作品でした。
2025年の年間ベストに入れたい映画だった

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共感した! 2件)
くまねこさん

3.0アクション映画ではありません

2025年6月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「96時間」以降のアクション映画の系列と思って見に行くヒトが多そう&配給会社側もそう勘違いさせようとしてるようだ。邦題やポスターを見る限り。
でも全然違い、アクションシーンはあれど少なく、「善悪&自分に過去の所業に葛藤する老殺し屋」という暗く静かな映画。
「許されざる者」みたいな路線だろう。
そう思えば良い作品。
アクションを期待するとガッカリが大きそう。

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共感した! 1件)
みっく

3.0リーアム・ニーソンと言えば英国人だが北アイルランド出身である。 この映画はアイルランドの映画だが、アイルランドの映画と言われても 何も思い浮かばない。 原題は「聖人と罪人の国で」

2025年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

動画配信で映画「プロフェッショナル」を見た。

2024年製作/106分/G/アイルランド
原題または英題:In the Land of Saints and Sinners
配給:AMGエンタテインメント
劇場公開日:2025年4月11日

リーアム・ニーソンと言えば英国人だが北アイルランド出身である。
この映画はアイルランドの映画だが、アイルランドの映画と言われても
何も思い浮かばない。

原題は「聖人と罪人の国で」

アイルランドの名物と言えばIRAだが、この映画の中ではIRAのメンバーが4人死に、
それ以外の人が3人死ぬ。

フィンバー(リーアム・ニーソン)は戦争から帰ってきたとき、
妻が亡くなっていたことを知る。

フィンバーは金をもらって人を殺すことを生業としてきたが、
その稼業を辞めようと思っている。

静かな町にIRAのメンバー4人が潜んでいた。

フィンバーが大事にしている少女をその中の一人の男が虐待しているようだ。

それを赦せないフィンバーはその男を消すことにした。

男が死んだことを知った姉は弟を殺したフィンバーに復讐を試みる。

作品全体が暗い雰囲気なのはお国柄なのかもしれない。

映画的娯楽の要素も個人的にはあまり感じられない。

満足度は5点満点で3点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

2.0何をしたかった映画なんだろうか

2025年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アマプラでオススメに来ていたので視聴

原題『In the Land of Saints and Sinners』(聖人と罪人の国で)が
なんで『プロフェッショナル』になるのだろうか
タイトルを付けた者は一体何を見たのだろうか
少なくとも同じものを見たとは思えないのだが

スカした原題、リーアム・ニーソン、北アイルランドの美しい風景といかにもなBGM

うーん・・・イマイチ

引退した暗殺者が、不遇な存在をきっかけに、暗殺をして、追いかけられる
もはや面白みのない食傷気味のネタにもかかわらず、新規性も無ければ、独自性もいまいちで虚無
おまけにどう考えてもプロっぽくない行動でタイトル詐欺甚だしい
ハッとするようなアクションも、暗殺の悍ましさもない、カタルシスは皆無

劇場公開からあっという間に配信もわかる出来

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tabletap