チャーリーとチョコレート工場のレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
フレディ•ハイモアくん
チャーリーの家は貧しい。
屋根のところどころ穴が空いていて、雨が降ったらどうするんだろう?
チャーリーのパパママのパパママたち、つまり
お祖父ちゃんお祖母ちゃん2組4人が一つのベッに身体を入れている。
だけど、チャーリーからしたらひいおじいちゃんやひいおばあちゃんじゃないかな、という風貌。
しかし、しっかりしてられる。
お金はいくらでも印刷されるが、金のチケットは世界に5枚だけ、と。
そのお祖父ちゃんが付き添ってくれた。
いざ、ウォンカチョコレート工場へ❣️
人形を燃やすのは、良くない。
個性的なウォーリー•ウォンカ、
ジョニー•デップ、きれいな顔。
工場の中はやはり進化していて
オリジナルより洗練されたぽいけど、
なんか暗くて恐ろしそう😱
いや、気味悪い形状になっている。
ウンパランドからウンパルンバを連れて来た。
ウンパルンバの歌とダンス、ちょっと怖い。
5人の子供のうち4人までもが、食い意地張ったり、ガムを噛み過ぎたり、何でも欲しがったり、身勝手なことしたりして自滅して、
残ったのはチャーリーだけ。
ウォンカがやっと見つけた後継者。
工場とウンパルンバを任せられる。
だけど、チャーリーは家族の為に断った。
しばらくして未練たらたらのウォンカが
チャーリーに会いに来て一緒に父の元へ。
やっと父と仲直りできたウォンカなので、
心穏やか太っ腹。
チャーリーの条件をのんで工場を託す。
なんとウォンカ、チャーリーと一緒に、
チャーリーの家に寄って
お祖父ちゃんお祖母ちゃんたちと夕食を囲んで
家族の大切さありがたさを噛み締めるのだ。
オリジナルもだが、本作、チョコレートで
子供を惹きつけておいて、
子供やその親にグサグサッと辛辣に戒めている。
そういう作品なのか⁉️
ちょっと考えたらウォンカ、まだまだ現役でいけると思うんだけど。
3作のうち本作のウンパルンバだけ容姿が全く違うのだけど。
大人数で多種多様に役割や服装が変化している。
フレディ•ハイモアくん、最初に観たのは、
TVドラマ『グッド•ドクター』でした。
本作での演技、やはりずば抜けていい。
可愛い上に表情豊か。
溌剌としたチャーリークンでした。
文化の違い?
原作が子供向けの教育用の物語なら納得できる。
けど、個人的にはハッピーエンドが好きなので、4人の子供たちが不幸な目にあったことと挽回するチャンスが与えられなかったことが悲しい。
あの年頃の男女の人格は親の教育による部分が大きいだろうに。
また、ウォンカが当時のスパイを見つけるのではなく、傲慢に育った子供たちにその憎しみがぶつかってしまっているのって個人的な倫理観としては「うーん...?」って思ってしまった。
原作がどんなものか気になるところではあるので、読めたら読みたい。
とはいえ、2024年に見てもわくわくするようなきれいな映像なこと、ジョニーデップの変なキャラなのに存在しそうな違和感のなさ、子供も含めて俳優陣の演技がすごかったので、映像を楽しむのにはオススメ。
ティム・バートンとロアルド・ダールの上質なビター・チョコレート
原作はロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」(1964年)
ウィリー・ウォンカが自分が経営しているチョコレート工場に子供たちを招待する。世界中でたった5人というプレミアムチケットだ。
貧しい家族とともに暮らすチャーリーは幸運にもそのチケットを手に入れ、おじいさんと一緒に工場見学に行く。
中に入ると、そこは工場というよりは遊園地のような場所だった。見たこともないような光景を目にして、子どもたちは羽目を外す。そして、自業自得とも、ウォンカの策略にはまったともいえるように、脱落していくのだった。
わがままな子どもたちと対比されるのが、貧しいチャーリーだ。彼は欲望の赴くままに生きるのではなく、ウォンカの指示をちゃんと聞く。こういう少年が最後に褒美を手にいれる。というプロットを見ると、やや教育的な映画ではある。本作ではチャーリーの家族に対する向き合い方と、ウォンカのそれが対比される。チャーリーはウォンカに家族がなんたるかを教え、ウォンカはそれに対する礼を与える。
ジョニー・デップはウォンカを演じるにあたって、マイケル・ジャクソンを元ネタにしたと思われる。あの雰囲気をそのまま演じていて、やっぱりうまい俳優なのだと感心した。
感心したのは物まねがうまいからだけではなく、ウォンカのモデルにマイケル・ジャクソンをチョイスしたからだ。
ネバーランドと称する自宅兼遊園地に住んでいたあのポップスターは、家族とのトラブルにも悩まされ続けていた。その人物を、ウォンカに当てはめるというのは、絶妙なチョイスだ。
ジョニー・デップ本人のプライベートにも平穏な日々が訪れることを祈っている。
ロアルド・ダールのひねくれた世界観と、ティム・バートンらしいダークファンタジーは相性がよく、チョコレートでいえばビターテイストな仕上がりになっている。
初期のティム・バートンは手作り感があって、あか抜けない感じが個人的にはイマイチ気に入らなかったのだが、「PLANET OF THE APES 猿の惑星」(2001年)あたりから、いかにもハリウッド映画っぽい絵作りをするようになってきた。矛盾することを言うが、映像が洗練されることで、ティム・バートンらしさが失われるのは嫌だった。しかし、ティム・バートンはティム・バートンのままだった。技術が向上しても、ダークファンタジー好きなお絵描き少年のような世界観はそのままだった。
スタジオにあれこれ言われて、結局映画そのものがめちゃくちゃになってしまう監督もたくさんいる中で、ティム・バートンの作品はいつもティム・バートンだ。
本作に名を連ねる製作会社は「ワーナー・ブラザース、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、ザ・ザナック・カンパニー、プランBエンターテインメント、テオバルト・フィルム・プロダクションズ、ティム・バートン・プロダクションズ」。ティム・バートンは自己資金でインディペンデント映画を作り続けているわけではない。
それでも常にティム・バートン作品を作り続けられるというのは、驚異的なことだ。
本作は制作費が220億円。興行収入は697億円。30億円というのが大ヒットの目安だから697億円といえば、ものすごいヒットなのだが、制作費が220億円もかかっていても、満足できる数字なのかどうか、というは気になる。
ダークチョコレートファンタジー?
ティムバートンとジョニーデップの組んだ「シザーハンズ」が大好きで期待したんだけど、映像がやたらと派手でお金はかかってるみたいだけど、なんかメッセージ性とかは汲み取れないし、心にグッとくるものがなかったな。
チャーリー以外の子供たちはみな恵まれた家庭の子たちでその甘やかされっぷりから傲慢になり工場見学ツアーでは自滅してゆく。開発中のガムを勝手に食べて風船ガムみたいに膨らんだり、空間転移装置で小さくなったり、焼却炉に放り込まれたりと、この辺の描写はブラックがきいてたけど、その度にあのウンパルンパたちが歌って踊るあのシーン、あれって面白いかな。朴念仁のウォンカと生意気な子供たちとの掛け合いは面白かった。
一人残ったチャーリーが工場の継承者に選ばれるが、そもそも拾ったお金でゴールデンチケットをゲットしてるから最後には良心の呵責で権利を放棄するのかなと思ってたけどそれは無し。
ちなみに歯磨き粉のキャップを閉めるしか能力ないお父さんがその仕事をする機械のメンテナンスの仕事につけたのは本作一番の謎。
私はチョコレートといえばカカオ70%以上のダークチョコを好んで食べるので子供向けの市販のチョコは甘くてとても食べれない。
本作は大人も楽しめるバートンのダークファンタジーを期待したんだけど、デップの変人キャラが売りの子供向けスウィートファンタジーといったところか。
続編は配信スルーかな。
ウィリーウォンカの意地悪さというか優しさの欠落というか、悲しさを消...
ウィリーウォンカの意地悪さというか優しさの欠落というか、悲しさを消しきれずにいる様子というか、ネガティブさとポジティブさが複雑に同居している感じが見どころ。
ファンタジー風を装って真実をついている。例えば「テレビを観るな」とか歌っているし、スパイの存在についても触れている。
建造物が凄かった。立派な建物と対照的なチャーリーの家もカッコいい。食卓がベッドにもなって老人4人そこに寝て、チャーリーは梯子をのぼって屋根が無い屋根裏で寝て、そしてチャーリーのご両親はどこで寝てるのだろう、まあ氣にしてもしょうがない。
工場見学に招待された子供たちが次々と変なことになり、そのシチュエーションといったら残酷な雰囲気だ。
ジョニー・デップのおとぼけた演技を吹き替えで視聴するのが苦手なので字幕一択。過去に何回か視聴していて再度観たくなって、いざ観たら飽きていた。ので、視聴速度1.5倍。なぜか本作は画面が小さい方が楽しい。PCとかスマホ等での視聴向き。
工場で変になった4人の子供たちは命をとりとめたようで良かった。
ウィリーウォンカのネガティビティが取り除けたし、チャーリーも楽しそうでスッキリした。
ラストの方で匂いのことについて(老人と石鹼の匂いがする等)少し言及していたのも良い。本作に限らず、匂いについて触れるシーンは有れば嬉しい。
本作はティムバートン監督によるリバイバル。
コメディ俳優ジーン・ワイルダー主演の『夢のチョコレート工場』も視聴したい。
第2チョコレート工場の味
ロアルド・ダールの名作児童小説2度目の映画化。2005年の作品。
ティム・バートン監督×ジョニー・デップの名コンビの大ヒット作で、本作で一般的に“チョコレート工場”が浸透したと言っていい。
話は同じ。
今は閉鎖されたチョコレート工場。その経緯や数々の伝説で、より謎めいた感を出している。
ウンパルンパも。何処から来たとか、元々どういう種族だったとか、工場で働く事になったきっかけとか。にしても71年版とは全くの“別種族”だが、歌って踊るのは好き。
ウォンカ個人もより掘り下げ。ジョニデの妙演でエキセントリックなウォンカ像。しかし時折“家族”の話になると…。厳格な歯科医だった父親(クリストファー・リー!)との幼少時のトラウマ。
一方のチャーリーとその家族。チョコを皆で分け合って食べるなど、貧しいながらも幸せで温かな家族。『ネバーランド』で共演したジョニデの推薦。フレディ・ハイモアがとってもピュア。
“家族”が話の要になっている。
招待されたチョコレート工場の不思議な不思議なその中。
トリックアート的だった71年版に比べ、カラフル&ファンタスティックに。
バートン印のダークさは控え目だが、ユーモアというよりブラックジョークはいっぱい。ロアルド・ダール×ティム・バートン、ぴったりカラーが合った。
昔見た時も思ったが、生意気欲深子供たちがお仕置きされるのは痛快。しっかり教訓になっている。
“ウンパルンパの仕置唄”。71年版は所々ミュージカルだったが、本作はウンパルンパがその都度歌って踊るのみ。しかも結構今風に。
その楽曲やウォンカ登場シーンの曲もキャッチー。盟友ダニー・エルフマンの耳に残る音楽作りもさすが。
名作映画のオマージュもあり、バートンの遊び心いっぱい。でも惜しむらくは、“テレビジョンの部屋”で『2001年宇宙の旅』じゃなく『ゴジラ』とかだったら…。
工場招待の目的も同じ。
が、ラストはちと一捻り。
“景品”を譲られるチャーリーだが、条件は全てを捨てて。家族なんて厄介。
何より家族が大事なチャーリーはこれを断る。
ウォンカには訳が分からない。
分からないなら、会いに行けば?
チャーリーに付き添われて、ウォンカは父親と久々の再会。
そして彼も知る。“家族”を。
ウォンカは父親と和解し、チャーリー家に招かれて。
チャーリーは工場を引き継いで、家族と一緒に。
チャーリーも家族もウォンカも、一生幸せに暮らしました。
第2チョコレート工場は…
ちょっぴりブラックだけど、後味はぽかぽかホット。
良いブラックジョーク
面白い!途中声出して笑った。
ウィリー・ウォンカのキャラが良い。ちょっとというかだいぶ嫌な奴だけどなんか可愛い。
近いうちにもう一回見返すと思う。
他の子供が次々退場していくのに無反応な主人公とおじいちゃんがなんか笑えた。
好き〜〜
ジョニーデップ、カメレオンすぎる。
見た目とか声とかが役によってガラリと変わるから本当に同じ人間に思えない。
たま〜に特有の仕草がでてああこれジョニデか!って実感する
ほんで内容好き〜
ポップで可愛くて狂気的な世界観も、ウンパルンパのパフォーマンスも、個性あるガキンチョ達も好き〜
ウォンカが人に囲まれて終わるラストも最高だね
定期的に観たい映画!
親子への戒め
久しぶりに鑑賞。
公開当時は、小学生時代夢中で読んだロアルドダールの原作を読んで、チャーリーとチョコレート工場とガラスのエレベーター宇宙に飛び出すの2作が1作の映画になっていて驚いた。
よくもまぁ嫌な子ばかり集まったなという工場見学者達の中で、ただただ普通のチャーリーが残るのは自然な流れ。
必要以上に食べ物やお金を与えて、躾と無縁の親。
子供が自分の夢を満たす道具になっている親。
ゲームはさせるが、人としての想像力を育まない親。
いろんな親子がいけすかない言動を繰り返し、ウンパルンパの歌で風刺され追放されていくのはちょっと小気味良い。
が、ウォンカ自身も、歯科医がゆえ子を思うばかり縛り過ぎる父親から抜け出して、自由な発想を取り戻した背景があった。
厳しすぎても放任すぎても、健全な心身の子供は育たない。過干渉やネグレクトになっていないか、親の匙加減を省みるきっかけをくれる作品。
共喰いや人身売買を彷彿とさせるような描写もあって、この世の闇世界を揶揄しているような印象もある。
でも何よりも、ウォンカのジョニーデップがTMレボリューションの西川貴教すぎて、公開当初ぶりに西川貴教をウォンカにしか見えなくなった。
まぁ、ロアルド・ダールだから仕方ない。
日本語吹き替え版を見てしまった。だから、もう一度見返した。最初の歌が
『イッ○・ア・スモー○ワール○』で、良かった。二曲目は『百万弗の人魚』四曲目は『クィー○』見たいな曲。『スター・トレック』の転送装置と『2001年宇宙の旅』のモノリスが登場する。五曲目も『ク○ーン』見たくて『サイコ』が登場。エレベーターは『ドクター・フー』だね。映画のベースは『モダン・タイムス』とか『オリバー』とか『メアリー・ポピンズ』だと思う。
資本主義の矛盾点を突いた寓話なのだろうが、偽善的大団円。『クリスマス・キャロル』だと思う。まぁ、ロアルド・ダールだから仕方ない。
飽食が幸せ。結論が実にアメリカ的なのが共感できなかった。
貧乏人の家に電子レンジがあるのはちょっと閉口した。
少年は『AI』に出ていた少年?じゃないね。
子供の頃に見てまた見てみた。
子供時代に見てすごく面白かったのがなんとなく記憶に残ってて
28歳になってなんとなく見てみました。子役たち、自分と同世代でまずびっくり。
子供の頃はチョコレート工場の仕組みのワクワクの方やわがままな子供たちのひねくれ具合に対する嫌悪感が強かったんだけど、
今回はチャーリーたちの家族愛について心打たれました。
私にとっては過干渉であれだけ鬱陶しかった親。
一人暮らしを始め、友達もあんまりいない私にとって
両親だけは今でも見捨てないで向き合ってくれて気にかけてくれています。
ウィーリーウォンカが大嫌いな父の家へ訪れてハグするシーン。
子供の功績を新聞を切り取って残している。
とても短いシーンですが大人になった私にとってはとても心にしみました。
愛の裏返し、両親へのありがたみが
予想以上に面白かった
初めての鑑賞
子供向けのファンタジーだと思っていたが
予想以上に楽しめた
有名だけど謎に包まれたチョコレート工場
当たりくじを引いた5人だけが、工場見学ができることになった
しかも5人の中の一人はものすごい物をもらえるという
主人公のチャーリーは幸運にも工場見学の権利を得る
チャーリーの家庭はメチャクチャ貧乏だけど、家族が仲良く、チャーリーも家族を大切にする良い子
他の工場見学の4人はわがままとか問題児ばっかり
当然チャーリーが選ばれると想像はつくが
単純に、行儀のよい、いい子が幸運を手にするという単純な話でもない
選ばれたチャーリーは、その特別なプレゼントを断ってしまう
工場社長のウォンカは親の愛情を十分受けていないという子供時代の体験も絡み合って
想像以上の終盤を迎える
なかなかいい映画を見たと思う
一直線なのに無駄だらけ
露骨にあぁこいつらが酷い目に合うんだろうなという子供達が初めに出てきて特に話に関係ない所で酷い目に合って最後は強引に家族って良いよねと纏めて終わり
話は工場長がランダムに招待してたまたまやってきた貧乏な子に家族っていいもんだよと諭されて終わり
そんだけの話なのに全く関係ない工場見学の合間に工場長の回想を入れるだけで最後に唐突に家族に会いに行くってそりゃないわ
少しビターなチョコ
幸運にもチョコレート工場を見学できる
ことになったチャーリー
ワガママな子供たちがいなくなって最後に
チャーリーが残った
ご褒美は…工場を譲ると
その代わり家族と暮らせなくなる
チャーリーは工場より家族と暮らすことを選ぶ
ウォンカにはチャーリーの気持ちが解らなかった
家族と仲良く暮らすことの大切さ
道徳の教科書で習う様なおはなしです
ミュージカルを取り入れた感じで皮肉を込めたジョニーデップの演技がおもしろかった
それにしても空とぶエレベーターは画期的な乗り物
チョコを一粒食べただけでも幸せな気持ちになりま~す♡
(しあわせな気分になれた)アーモンドチョコが好き
癖が強い
いかにも大人の考えそうな昔風の寓話、倹しく家族思いの優しい子に対して食い意地の張った子、我がまま放題の子、理屈っぽくて他人を見下す子、競争心の異常に強い子などを並べ、お仕置きめいた虐待を平然と繰り返すジョニーディップも大人になりきれない怪人。子供は親の鏡ですよね、彼の冷淡な性格も厳格すぎる父親の圧しつけ教育に反発したためだとわかるから子供に言っているようで親たちにも向けたメッセージでしょう。
出版当初、いかにも対等の契約のように言っているがウンパ・ルンパはピグミー族を連想させ、体のいい奴隷に見えるとの批判があったようだ。原作者のロアルド・ダールは外見を含めて人の好き嫌いがはっきりしていて人種についても偏見があると叩かれていた作家、本作でもその傾向は多少伺える。
マーズ・アタックなどコミカルなSF好きのティム・バートン監督だから茶目っ気たっぷり、工場の奇妙なツワーもまるでディズニーランド風、超ハイテクかと思えばリスのクルミ割りのアナログ感とサービス満点。原作では偽のゴールドカードが出たのは日本だったが親日家の監督がロシアに変えたのでしょう。
癖の強い原作を癖の強い監督、俳優が演じているからミントチョコレートを初めて食べた時のような微妙な感じでした・・。
映像は、ディズニーランドのアトラクションに乗ってる気分
ティム・バートンらしい、ちょっと毒の効いた、大人向けファンタジー。
大きな子供と、小さな大人の物語。
(一人で父親に会いに行けないウィリーにチャーリーが付き添うのがツボ)
あのエレベーター欲しいなぁ。
夢の中では、縦横に動くエレベーター乗ったことあるけど、あれは飛ぶし。
透明だし。
最高。
【天才ショコラティエ”ウィリー・ウォンカ”のマジカルショコラワールドを堪能する。】
- 原作者:短編の名手ロアルド・ダール(本好きであれば、彼の”あなたに似た人”は一度は目を通したことがあるだろう。)
今作は、彼が結婚後、児童小説も書き始めた作品の一つ、且つ児童文学の傑作を映画化した作品である。
・かの魅力溢れるマジカルショコラワールドを”ティム・バートン&ジョニー・デップコンビ”で映画化した作品。
・”ウォンカ製の板チョコに入っている”金のチケット”を引き当てた5人の子どもに、工場の見学を特別に許可する”
誰もみたことがない、天才ショコラティエ”ウィリー・ウォンカ”のチョコレート工場への僅かな扉が開いた瞬間。(ちなみに、ウィリー・ウォンカの父親は且つて、街で一番の歯医者として鳴らしたドクター・ウォンカで当然の如く、息子とは絶縁状態:演じるのは、何とクリストファー・リーである。ナイスキャスティングである。)
・お金持ちの子どもは大量の板チョコを買い占めるが、主人公のチャーリー・バケット少年の家の貧しさたるや・・。(チャーリー少年の母は、矢張りこの人:ヘレナ・ボナム=カーター)
・チャーリーのチョコレート工場の極彩色のチョコレートの川や、ねじれたキャンディーの樹、ミント・シュガーの草花のインパクトたるや強烈で、
・更に、そこで働く、ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)たちの不可思議な姿と彼らの歌と踊り・・。(魅惑のウンパ・ルンパソング)
・チャーリー・バケット少年含めたお金持ちの子ども達が、工場内で逢う運命とは・・。
<当時一人で鑑賞し、その後DVDにて幼き子供達と鑑賞したが、大人が観ても充分面白かった作品>
<2005年9月17日 鑑賞>
<その後、子供達とDVDにて鑑賞>
チョコレート工場じゃなくてウィリーウォンカの話
ウィリーウォンカについての話になっていた。
チョコレート工場は、非現実的なところがティムバートンらしくて良いと思いました。チョコレート工場への招待客の子供たちは、なんか自分勝手な子ばかりでやめてーと思いながら見ていましたか、唯一チャーリーだけがきちんとしていて、チャーリーの将来を見てみたいです。
チョコレート工場は、初めに人形が燃え始めたところから、ヤバイところだなと感じてはいましたが、不気味な感じ、さらに最先端なところが見ていて興味深く感じました。
見る前は、チョコレート工場の秘密に迫る話かなと予想していましたが、ウィリーウォンカの過去の話だったので、正直驚きはありましたが、ジョニーデップの表情とか演技が面白かったので満足です。
金曜ロードショー版では、ウィリーウォンカの吹き替えが宮野真守さんで、めっちゃハマり役だと思います。宮野真守さんが吹き替えをされている映画が好きでよく見ていましたが、この役が一番だと思います。
最後、ウィリーウォンカが歯科医へ行ってお父さんにこんなきれいな歯は見たことがないみたいなことを言われていたシーンは、感動しました。
不思議な世界。
チョコレート工場への見学が当選した貧しい暮らしをしている少年。
工場内は夢の世界。
チョコレート好きには、たまらない映画だった。行ってみたい。
ジョニーデップはその少年との出会いによって
少しずつ人が変わってゆく。
そこが、ほっこりしておもしろい。
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