劇場公開日 2005年9月10日

「ビターでブラックなチョコレートはいかが?」チャーリーとチョコレート工場 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ビターでブラックなチョコレートはいかが?

2009年2月16日

笑える

楽しい

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のファンタジー。
ロアルド・ダールのロングセラー児童小説「チョコレート工場の秘密」を映画化した作品です。
僕は全く知らなかったんですが、40年間に全世界で1300万部を売り上げ、イギリスでは「ハリー・ポッター」「指輪物語」に次いで人気がある作品だそうです。

世界的に有名なウィリー・ウォンカが経営する「チョコレート工場」。
謎に包まれたその工場に世界中から幸運の”ゴールド・チケット”を手に入れた5人の子供達が招待されます。
主人公の少年チャーリーをはじめ5人の子供達は「チョコレート工場」でとても不思議で奇妙な体験をする事になります。

ひと言で言えば「大人向けのおとぎ話」だと僕は思いました。不思議で奇妙で可笑しくてブラックで独特な世界観は、ハマればクセになると思います(笑)。
少し悪ふざけが過ぎるような感じもありますが、教訓めいた事も散りばめられていて考えさせられます。理屈抜きで「見て楽しい」作品だと思いますね。

ちなみに、劇中で使われている音楽も何気に完成度が高いです。観終わった後、サントラが欲しくなってしまいました(笑)。

だいすけ