ユニバーサル・ランゲージ

劇場公開日:2025年8月29日

解説・あらすじ

ペルシャ語とフランス語が公用語となった“もしもの世界”のカナダ・ウィニペグを舞台に、同級生のためにメガネを買おうと奮闘する姉妹と、風変わりな住民たちが織りなす日常を描いたファンタジードラマ。

新調したばかりのメガネを七面鳥に奪われたと語る少年オミッドは、学校の先生から、「黒板の字が読めるようになるまで授業を受けさせない」と言われてしまう。同級生のネギンと姉ナズゴルはそんな彼に同情し、凍った湖の中に眠る大金を取り出して新しいメガネを買ってあげようと考える。姉妹は街の大人たちにアドバイスを求めるが、なかなか良い助言は得られない。そんな中、廃墟を観光スポットとして紹介するツアーガイドのマスードや、仕事に嫌気が差して自暴自棄になったマシューの登場により、事態は一転する。

2019年の長編監督デビュー作「The 20th Century」で国際的に注目を集めたマシュー・ランキンがメガホンをとり、2024年・第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で観客賞を受賞した。

2024年製作/89分/G/カナダ
原題または英題:Universal Language
配給:クロックワークス
劇場公開日:2025年8月29日

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映画レビュー

未評価 なぜか思い出した『友だちのうちはどこ』

2025年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 フランス語とペルシャ語が公用語のカナダの田舎町で、七面鳥に眼鏡を奪われた級友の為に奮闘する姉妹のお話。と言うすっとぼけた設定のままのお話です。特別大きな事件が起きる訳でもないのですが、きっちり組まれたカメラアングルの中で淡々と進むお話が妙に心地よいのです。僕はなぜか、キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ』を思い出しました。

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La Strada

3.0 メガネが見つかる頃には、ご縁が見えてくる不思議ー

2025年9月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
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ordinal

1.0 ウェス・アンダーソンを彷彿とさせるつくりあがり

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭の構図から、ウェス・アンダーソン作品!?と見紛うばかりであった。
というわけで、引き込まれたわけだが、
学校の先生の物言いはどうよ!?ちょっとガナリすぎじゃない?と感じ辟易してしまった。

ペルシャ語とフランス語が公用語の架空のカナダが舞台なのだが、
街なんかもウェス・アンダーソンっぽくて、本当に現実離れしたファンタジー世界が
そこにあった。

人に優しくするというのがテーマの映画であり、
人と人との関わりあいが見どころとはなっているが、集中力を欠かさず最後まで見ることは
私にはできなかった。そう、ウトウトしてしまった💤

とはいえ、冒頭のくだりとラストがつながっていくあたりは、観ていてとても気持ち良い。
鑑賞後感も良い作品だ。

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ひでちゃぴん

3.0 異国を旅するような鑑賞体験やった。 2024制作とは思えないような...

2025年9月15日
PCから投稿

知的

幸せ

癒される

異国を旅するような鑑賞体験やった。
2024制作とは思えないような映像の質もだいぶ独特
いろいろな絵柄のパズルのピースが繋がっていくように
人間の関係性とストーリーも繋がっていく
休みにゆったり見たい味わい深い映画だったよ。

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とりから