山田くんとLv999の恋をする

劇場公開日:2025年3月28日

解説・あらすじ

マンガアプリ「GANMA!」にて連載され、2023年にはテレビアニメ化もされた大ヒット恋愛コミック「山田くんとLv999の恋をする」を実写映画化したラブコメディ。

恋人から別れを告げられたばかりの大学生・木之下茜は、オンラインゲーム「Forest Of Savior」を通じて、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田秋斗と出会う。いつもは無愛想なのに、ふとした時に無自覚な優しさを見せる山田に徐々にひかれていく茜。しかし山田は恋愛に興味がないにも関わらず周囲からモテまくってしまうという、恋愛相手として攻略するには最高難度の“強敵”だった。

「うちの弟どもがすみません」の作間龍斗が山田役、「六人の嘘つきな大学生」の山下美月が茜役でそれぞれ主演を務め、シンガーソングライターのNOA、テレビドラマ「からかい上手の高木さん」の月島琉衣、お笑いコンビ「空気階段」の鈴木もぐら、「サマーフィルムにのって」の甲田まひるが共演。「よだかの片想い」の安川有果監督がメガホンをとり、「キャラクター」の川原杏奈が脚本を担当。

2025年製作/118分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2025年3月28日

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(C)ましろ/COMICSMART INC. (C)2025「山田くんとLv999の恋をする」製作委員会

映画レビュー

4.0女優陣がそれぞれ魅力的な安川有果監督初のラブコメ映画

2025年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

アニメ版を放送時に観て、結構好きだった。映画版の鑑賞を前にマンガアプリ「GANMA!」(PCブラウザでも閲覧可能)で数話を読み進めてみたが、実写化でも雰囲気がうまく再現されたと感じる。

主人公で視点人物の茜役・山下美月は、昨年卒業した乃木坂46ではセンターも務めた元アイドルで、魅力的かつ好印象に撮られているのはまあ当然。しかし本作、サブキャラクターの瑠奈役・月島琉衣、桃子役・甲田まひる、そして椿役・茅島みずきも、それぞれ持つ個性が色とりどりの魅力となって画面から輝きを放っているのが素晴らしい。甲田については本作で初めて知ったが、俳優業のほかにジャズピアニスト、シンガーソングライターとしてもプロのキャリアがあるそうで、これから注目していきたい。

ラブコメが初挑戦という安川有果監督については、脚本も手がけた「Dressing Up」の毒や闇をはらむキャラクター造形と物語が強烈な作家性として印象に残っている。「山田くんとLv999の恋をする」の中では、ゲームオタクの男性たちが一瞬ゾンビに見えるシーンで好みを出したか。ここ数年続いている漫画や小説の実写化も器用にこなしているようだが、そろそろオリジナル脚本でまたダークな映画を撮ってほしい気もする。

原作者の漫画家・ましろについて少しネット検索したところ性別・年齢は公表していないようだが、劇場パンフにも大部分が再利用されるであろうプレス向け資料の中に、性別と世代を推測できる記述があったのが少々気になった。監督と主演2人のコメントはあるが原作者コメントもプレス資料内にはなく、ご本人のチェックなしで記載したのではと心配になる。ネット検索ではほかに原作者インタビューの記事が2本ほど見つかり、映画化作品に好印象のコメントを寄せているので、多分製作陣とも良好な関係が続いているのだろうとは思うが。

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高森 郁哉

3.5茜(山下美月)と山田(作間龍斗)の恋

2025年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

ドキドキ

 家族でホームシアターしました。
 アニメのイメージ通りのキャスティングで、エピソードも ほぼ完璧に実写化していたようです。ちなみに エンドロール後のオマケシーンは いらなかった と家族のものが言っていました。
 私は 原作未読、アニメ未視聴です。
 今作は現代が舞台です。映像も キャラクターも 言葉づかいやファッションも 何もかも今風です。
 登場人物が オンラインゲームの ギルド(グループ)で オフ会をする話です。
 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019年公開)を彷彿とさせます。
 楽しい作品でした。

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Don-chan

3.5山田くんになりたくて

2025年7月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

どうあがいても容姿も性格もかけ離れてるけど、
おじさんから見てもクールで優しくて、かっこいい山田くんになりたい。

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上みちる

4.0Lv999…ではなかったけどけっこう好き

2025年7月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

原作人気が高いと聞き鑑賞しました。
ラブコメのありきたり展開やキャスト陣の代わり映えのなさが苦手で普段酷評が多くなってしまうんですが、こちらの作品はとても良かったです。

最近の、というか前々からかもしれませんが、ラブコメって展開がありきたりなだけじゃなくて、誇張しすぎている感覚がありました。
そのせいでもし原作やキャストがいくら良くてもなぜかつまらないという現象が起きて萎えてしまう。
あとはキャスティングミスも影響している作品が多いと感じます。

しかしこの作品はちゃんと「ラブコメ」というジャンルが仕事をしている、と感じました。
何よりくどくなく、テンポ感が良い。
ラブコメ特有の不器用な両片思いを油っこくなく繊細に、そして聡明に描いていて心地よかったです。
しいていうなら、Lv999の恋、ではなく、Lv100ぐらいの距離感でしたかね。笑

演者さんの面でいうと、山下美月さんは本当にお芝居が魅力的ですね。
他出演作品を多数拝見していますが、この手の容姿端麗なのに恋愛がうまくいかず振り向いてもらえない!って役が多くハマり役ですし、怒り散らしたり喚いたり態度が悪かったりする役もお上手で、振り幅が凄い女優さんだなと思います。

原作も読んでみたいと思います。

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あおねる