「インターネット、SNS前夜の出来事」モルグ 屍体消失 新米エヴァンゲリストさんの映画レビュー(感想・評価)
インターネット、SNS前夜の出来事
原題は「Nattevagten」意味は「夜警」
公開当時はインターネットも一般利用は無く
SNSなんて影も形もない時代。
怪しい人は社会の影に隠れて
ひそやかに自分の欲望を発散できていた。
だから人の悪事も広がる範囲も知れているし、
関係者以外は知る由もない。
その関係者が口をつぐめば、
幾らでも隠ぺいできた。
その結果が引き起こした出来事ともいえる。
若いころに変なことをして、
変な癖に目覚めてしまったら、
それに対して社会的制裁もなく
握りつぶされていたら・・・・・。
面倒くさいのか、
忖度したのか、
とにかくその都度何もしなかったから・・・・。
現代では、速攻で
YouTubeに上がってSNSで共有されて
犯人があっと言う間に見つかるだろう。
(誤報の冤罪も含めて)
インターネット前後、SNS前後では
それくらい世界が変わったことを思い出させてくれた。
この手の猟奇殺人は、現代では
連続まで至らないのかもしれない。
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