劇場公開日 2025年1月17日

「インターネット、SNS前夜の出来事」モルグ 屍体消失 新米エヴァンゲリストさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0インターネット、SNS前夜の出来事

2025年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

原題は「Nattevagten」意味は「夜警」

公開当時はインターネットも一般利用は無く
SNSなんて影も形もない時代。

怪しい人は社会の影に隠れて
ひそやかに自分の欲望を発散できていた。

だから人の悪事も広がる範囲も知れているし、
関係者以外は知る由もない。

その関係者が口をつぐめば、
幾らでも隠ぺいできた。

その結果が引き起こした出来事ともいえる。

若いころに変なことをして、
変な癖に目覚めてしまったら、
それに対して社会的制裁もなく
握りつぶされていたら・・・・・。

面倒くさいのか、
忖度したのか、
とにかくその都度何もしなかったから・・・・。

現代では、速攻で
YouTubeに上がってSNSで共有されて
犯人があっと言う間に見つかるだろう。
(誤報の冤罪も含めて)

インターネット前後、SNS前後では
それくらい世界が変わったことを思い出させてくれた。

この手の猟奇殺人は、現代では
連続まで至らないのかもしれない。

新米エヴァンゲリスト