モルグ 屍体消失

劇場公開日:

解説

病院の遺体安置所(モルグ)を舞台に、世間を騒がせる猟奇的な連続殺人事件の行く末を描いたデンマーク製ホラー。

法科学生のマーティンは、病院の遺体安置所で夜警のアルバイトを始めるが、前任の夜警からそこがいわく付きの場所だという話を聞き、死体が並ぶ光景に冷たい恐怖を覚える。一方その頃、世間では娼婦ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が起きており、マーティンの働く病院にも皮膚を剥ぎ取られた被害者の死体が運び込まれてくる。それをきっかけに彼の周囲では不可解な出来事が起こるようになり、マーティンは次第に妄執にとりつかれていく。そしてある日、遺体安置所の死体が不自然に動かされている痕跡が見つかり、事件を捜査するウォーマー警部は、状況証拠からマーティンに疑いの目を向けるようになる……。

1994年に公開されたデンマークでは、同年の興行収入第1位となる大ヒットを記録。1997年には、本作を手がけたオーレ・ボールネダル監督自らのメガホンで、ユアン・マクレガー主演の「ナイトウォッチ」としてリメイクもされた。日本では1996年に「モルグ」の邦題で上映されたほかはVHSが発売されたのみで、長らく鑑賞する機会がなく、マニアの間で語られる幻の作品となっていたが、2025年1月にデジタルリマスター版で劇場公開。

1994年製作/107分/PG12/デンマーク
原題または英題:Nattevagten
配給:OSOREZONE
劇場公開日:2025年1月17日

その他の公開日:1996年5月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)THURA FILM 1994

映画レビュー

4.0懐かしい

2025年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

公開当時六本木の今は亡き映画館で見てリピートした挙句にVHS買った映画。
ぶっちゃけ「北欧一恐ろしい映画」は言い過ぎですが中弛みさせない展開は今見ても秀逸。
主人公の友人カップル:クララの洗礼式で彼氏のイェンスのヤラカシは映画史上に残る悪夢でした
マーティン役の特徴的な鼻梁でどっかで見たよなーと思ってたらゲームオブスローンズに出てた人だった、、出世したんだ良かったねー!とホッコリした。

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慈

3.0友達は大切に

2025年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ホラー映画としての評価は★★
映画全体に観ての評価が★★★
1番感じた事が友達は大切にしなければならいという事、遠くの親戚より身近の友達が最後は助けになるという事。
最後のシーンでココロからお幸せに と我々観客も一緒にお祝いしょう。

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シネマ急行

4.0北欧サスペンススリラーの雰囲気が好き

2025年1月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

VHSレンタルで面白くて何度か借りて見たモルグ。後にハリウッドで同じ監督さんにセルフリメイクされるけどキャラ薄いなってなったの覚えてる、DVDにも配信にもないし、もう記憶もだいぶ朧気で、いつかまた見たいと思っていたモルグが!デジタルリマスターで!しかも映画館で観られるなんてー!オソレゾーンさんありがとう!

ホラーと言うよりはサスペンスとして楽しめてしまうけど、やっぱり雰囲気最高で怖い映画になってるんですよね。殺したり犯したりの直接的な描写はほぼ無くて、ジャンプスケア的な演出もないのに怖いの良い。

思い出補正とかも特になく、サスペンススリラーとしてやっぱり楽しめました。犯人は覚えてたけど、どうやって切り抜けたか結構忘れてて、最後までハラハラ出来ました!どんどん事件に巻き込まれて犯人にされそうになる主人公が、法学部なので、こんなの詰みじゃんってすぐに諦め気味になるのもいい感じ。

今ではすっかり有名になったキャスト達が良い演技してくれるんですが、VHSだとそんなに気にならなかった死体役が、めっちゃ息してるし瞬きしてるしwもう少し死体らしくして欲しいwイキイキしすぎ!w

邦題が謎なんですよね、モルグは確かにメインだけど屍体、全然消失しないし。デンマーク語の原題は「夜警」で、英題は「ナイトウォッチ」だから、割と意味そのままですよね。なんで夜警要素ゼロの邦題に?ラストシフトほど夜警メインではないけど主軸そこなのにね?

後日円盤が出て特典映像アリます、とか、日本未公開の続編を日本で公開します!とかあるといいな。

【パンフレット B3の紙1枚w 660円】
え、待ってこれがオマケじゃなく本体だと!?ってなるぐらい、紙ですw片面は本国版ポスター?そして片面は新聞風にまとめたコラムやキャストスタッフ紹介。ほぼコラムw内容薄いなぁ。
コレに660円はちょっと割高に感じてしまう。それに、ポスターなら折り目付けないで欲しいのよ。どうせならポスターとして貼りたいじゃない?
同じオソレゾーン配給リバイバル、屋敷女の時はちゃんとしたパンフレットだったのにな。定額配信サービス辞めて規模縮小したのかしら⋯。

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ゆたかちひろ

3.0粗削りなストーリーも

2025年1月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

脚本に力があり終盤になるに連れ面白くなった。
所々ヒッチコックへのオマージュがあり。
原題は「夜警」なので日本での副題「屍体消失」は盛り過ぎか。
同じ監督でのリメイク「ナイトウオッチ」もチェックしていきたい。
ラストのオチはなかなか良かったと思う。

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よう