ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女

劇場公開日:

ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女

解説・あらすじ

「水を抱く女」で第70回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞したドイツの俳優パウラ・ベーアが主演を務め、ナチスの密告者となったユダヤ人女性の実話をもとに描いたドラマ。

1940年、ベルリン。ユダヤ人である18歳のステラ・ゴルトシュラークは、アメリカでジャズシンガーになることを夢見ていた。3年後、工場で強制労働の日々を送っていた彼女は、ユダヤ人向けの偽造パスポートを販売するロルフと出会い、恋に落ちる。家族や同胞たちが隠れて生活するなか、ステラはロルフの手伝いをしながら街を自由に歩きまわっていた。やがてゲシュタポに逮捕された彼女は、アウシュビッツへの移送を免れるため、ベルリンに隠れて暮らすユダヤ人の逮捕に協力する。生き延びるために密告者となった彼女は、戦争が終わると裁判にかけられることになり……。

共演は「ミュンヘン 戦火燃ゆる前に」のヤニス・ニーブナー、「帰ってきたヒトラー」のカーチャ・リーマン。「ぼくは君たちを憎まないことにした」のキリアン・リートホーフが監督を務めた。

2023年製作/121分/PG12/ドイツ・オーストリア・スイス・イギリス合作
原題または英題:Stella. Ein Leben.
配給:クロックワークス
劇場公開日:2025年2月7日

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映画レビュー

4.0限り無い絶望感

2025年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

この種のテーマは数限り無い。
少なくともナチスが免罪される理由は見あたらない。
人間の尊厳を主体性に還元する事も不条理な話だ。ただ私たちはそこから無責任でいる事は出来ないのだ。
ヒロインの演技は抑制されていて良い。
ドイツ映画のリアリズムが感じられる作品だと思う。

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共感した! 2件)
zep1957

3.5自分の人生の為に

2025年3月2日
Androidアプリから投稿

悲しい

難しい

時は第二次大戦。ゲシュタポに捕まったユダヤ人女性が同胞を売る密告者となったことで生き延びるが、戦後裁判にかけられ…といった物語。

ジャズバンドで楽しく過ごすも、徐々にナチスの不穏な空気が町を包み…。自身にも危険が迫る中、偽造パスポート職人のロルフとの出逢い。

出逢って5秒で合tt…って、イケメンなら何でもアリかよ!!…という冗談はさておき、うまくいっていたかに見えた偽造パスポート生活にも暗雲が。。

彼女は加害者か被害者か…。

何とも回答に困る問いですね。確かに許せない気持ちもあるが、同じ立場なら皆さん彼女と同じようにしてしまうのでは無いでしょうか?

仲間を売るくらいなら死んだほうがマシだ!!…なんて軽々しく言えるのは平和ボケの環境に身を包まれているからであって…。勿論ワタクシも。

あとは、美形の彼女は図らずも女であることで生き延びられ…。ソ連に10年云々…あの時の視線もやはり"買収"が行われていたのかな?なんて思ってしまう。

こんなご時世でなければ、それだけで大分お得な人生を送れていただろうに。

とにもかくにも「生きたい」と思うのは皆同じなわけで、幾つもの偶然が重なったこの行動の結果に対する答えは難しいと感じると共に、どうか今この時代からも戦争がなくなり平和が守られる世界になってほしいと改めて思わされた作品だった。

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共感した! 2件)
MAR

3.5ステラはゲシュタポに逆らって死ねばよかったのだ、と誰が言えるのだろう。

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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共感した! 2件)
ふくすけ

4.0彼女は悪くない 戦争が悪いのだ。(゙ `-´)/

2025年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

戦争は 人間性をも蝕んでしまう。
極限的なことが続けば 自己も失う それが戦争。
生き延びるため 両親のため 呵責もありました。
二度とそうならないための 映画です。
ロシアの侵略は 繰り返しています。
無抵抗な市民の虐殺 許せませぬ。(怒)
Путин черт, умри」.....「プーチンは悪魔だ死ね」と翻訳

スパイもそうです そうさせたのは 国家なのです。

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共感した! 3件)
Hammer69

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