ジョン・ウィリアムズ 伝説の映画音楽

配信開始日:2024年11月1日

解説・あらすじ

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの軌跡をたどったドキュメンタリー。

「スター・ウォーズ」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「ジョーズ」など映画史に残る音楽を数多く手がけてきた作曲家ジョン・ウィリアムズ。1978年に「スター・ウォーズ」で第50回アカデミー作曲賞のほか、第35回ゴールデングローブ賞の最優秀作曲賞、グラミー賞3部門を受賞し、2005年にはアメリカ映画協会(AFI)が「スター・ウォーズ」の音楽を“史上最高の映画音楽”の第1位に選出。その後、アメリカ議会図書館も“文化的、歴史的、美学的に重要なもの”として同作のサウンドトラックを全米録音資料登録簿に登録するなど多大な功績を残してきた。

本作では、ジョン・ウィリアムズ本人へのインタビューをはじめ、彼に全幅の信頼を寄せるジョージ・ルーカス監督や、これまで数々のタッグを組んできたスティーブン・スピルバーグ監督ら巨匠たちの証言を盛り込みながら、ジョン・ウィリアムズがたどってきた道のりを振り返る。Disney+で2024年11月1日から配信。

2024年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Music by John Williams
配信:Disney+
配信開始日:2024年11月1日

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映画レビュー

4.0 偉大なポップスターとしてのジョン・ウィリアムズ

2024年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリー映画を、スティーブン・スピルバーグがプロデューサーを務めるという映画好きを惹きつけるタッグの作品だ。このドキュメンタリーは、ジョン・ウィリアムズのキャリアをテレビ作品でデビューする前から追いかけ、音楽ルーツを紐解き、誰もが知っている名曲が生まれた瞬間の思い出を本人の口から語る内容だ。
映画音楽家として活躍する前には、ジャズピアニストをしていたことは、あまり知られていないが、作品の中でも紹介されるようにかなりの腕前だったらしい。華麗で壮大なオーケストレーションの曲が有名だが、実際映画音楽でもジャズナンバーを披露しており、幅広い音楽に精通していることがよくわかる内容になっている。
スピルバーグやルーカスなどゆかりのある映画監督だけでなく、コールドプレイのクリス・マーティンなど、ジョン・ウィリアムズに多大な影響を受けたミュージシャンも登場し、彼の音楽性を深堀する。クリス・マーティンは彼のことを「史上最大のポップスター」と形容する。確かに、「スター・ウォーズ」や「ジョーズ」、「インディ・ジョーンズ」といった音楽は誰もが口ずさめるほどの馴染み深く浸透している。その影響力は映画業界にとどまらない。映画音楽の枠を超えて支持される彼の音楽性の深く迫った良作。

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杉本穂高

5.0 浴びる

2025年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

先日見ていたテレビ番組でこんな事を言ってました
「音を聞くのは耳だけでは無く全身で浴びるもの、良い音楽は人間に良い影響を与える」
音楽を聴いて感情が動く事はそのまま脳にも影響する事はなんとなく分かる気がしましたが耳で聴くのではなく全身で浴びるのだということが大切なのだそうです

イヤフォンで聴いている人が殆どのはず、私は車を運転する事が多いのでラジオやお気に入りの曲をかなりの音量で聴いてます
とても良い事だったのだ!

この作品を見たのはスマホでイヤフォンを使ってです
出来れば映画館で観たかった
やはり音楽は全身で浴びたい!

昔から映画音楽は好きでサントラ版を少なからず持っています
エンリオ・モリコーネ、ニーノ・ロータ、ヘンリー・マンシーニ、チャップリンもその一人のはず
聴くだけで映像が浮かび観た時の感情が蘇ります
昔はラジオでもスクリーンミュージックの番組が多かった
フルオーケストラで映画音楽を思う存分何時間でも聴きたい! 浴びたい!
やはり映画は映画館、音楽はライブて楽しみたいものですね。

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カルヴェロ

4.0 ジョンが最初のサントラスター

2024年12月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

昔から自称映画マニアですが、自分が映画音楽マニアだと自覚したのはそれよりだいぶ後。
坂本龍一、Eric Serra, Giuseppe Tornatore, Yann Tiersen, のアルバムが何枚も自宅にある人でJohn Williamsのサントラが無い人はいないでしょう。
音楽に映像は必要ないという人はいるかも知れませんが、映像に音楽は必要なんです。Luc Bessonみたいに先に曲を作らせる人すらいます。

私はアラフィフですが10代終わりにプロの編集室で作った映像にあてた曲はJFKのサントラでした。

何枚か持っていったアルバムから選んだのはJohn Williamsでした。この動画を観て鮮明に思い出しました。

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BAININ

4.5 全てがカタルシス

2024年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

作曲家”ジョン・ウィリアムズ”にフォーカスしたドキュメンタリー作品で『JAWS/ジョーズ』『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』シリーズなどの音楽を手掛けアカデミー賞作曲賞を何度も受賞しているウィリアムズの軌跡をたどる。全てがカタルシスでどの瞬間もブラボー過ぎる。ウィリアムズ入門による名盤マスターピース。ジョン・ウィリアムズが手掛けた名音楽を各作品ごとの歩みやグルーヴに乗せて実感させる。音楽が素晴らしいのはもちろんのこと、ウィリアムズが周囲に慕われる人の良さや当時の撮影映像や時代を交えてその思い出を輝かしく想起させる。スピルバーグとの仕事上の相性の良さも言うに及ばない。コンテンツ製作で低迷していたディズニー+に、ひさびさに息を吹き返らせる作品に出会えて良かったとおもう。

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𝐵𝐴𝑈𝑀