サラリーマン金太郎【魁】編

劇場公開日:

解説・あらすじ

これまでにも映画化、ドラマ化されてきた本宮ひろ志の名作漫画「サラリーマン金太郎」を、「東京リベンジャーズ」シリーズの鈴木伸之主演で新たに映画化した前後編2部作の後編。元ヤンキーの型破りなサラリーマン・矢島金太郎が、不屈の精神で巨大な利権に立ち向かっていく姿を描く。

ヤマト建設に入社した矢島金太郎は、初の本格的な仕事として、九州の地熱発電所のプロジェクトを任される。意気揚々と大仕事に赴く金太郎だったが、下請け会社の工事のボイコットや地元住民の発電所建設反対運動など、多くの困難が眼前に立ちふさがる。そんな中、ケガの療養で世話になる温泉宿を手伝うようになった金太郎は、これまで見えてこなかった町の人々の思いや、隠されたさまざまな事情に気付いていく。

監督は「ALIVEHOON アライブフーン」「SHINOBI」の下山天。脚本はテレビドラマ「GTO」シリーズの田中眞一。共演には城田優、石田ニコル、文音、影山優佳、尾美としのり、浅野温子、榎木孝明らが顔をそろえた。

2025年製作/95分/G/日本
配給:ライツキューブ、ティ・ジョイ
劇場公開日:2025年2月7日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)本宮ひろ志/集英社 (C)2025映画「サラリーマン金太郎」製作委員会

映画レビュー

3.5モテモテ金太郎

2025年3月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

萌える

ヤマト建設に入社した矢島金太郎は、最初の大仕事として、九州の地熱発電所建設プロジェクトの担当となった。張り切って仕事に赴いた金太郎だったが、下請け会社の工事ボイコットや地元温泉組合の発電所建設反対運動など、多くの困難が眼前に立ちふさがった。下請けの社長と張り合って受けたケガの治療をしてもらった元看護師の家が営んでいた温泉宿を手伝う事になった金太郎は、町の人々の思いや、下請けのポイコットほ実情が見えてきた。さて、金太郎はどう切り開いていくのか・・・という話。

あれだけ突破力が有ったら凄いなぁ、と単純に金太郎に惚れてしまいそう。
しかし、会長と社長はドンの存在がわかった時点で及び腰となり、冴えない2人だった。
鷹司をまだ社内に置いて置こうとする人事にも疑問を感じた。いくら有能でも歯向かう部下を持っておきたいと思うものか?
戦国時代の武将じゃ有るまいに。
その点、金太郎は腹がすわってるし、いろんな女性からもモテモテで、それもわかる気がする。多くの女優が登場したが、中でも石田ニコルが別格の美しさだった。
ただ、前作ほどハラハラしなかった。慣れたのかな?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
りあの

2.5原作とは違うストーリー

2025年2月24日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
翔太27

4.0連チャンで正解ですな😆

2025年2月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

分かっちゃいるけど、このスカッと感はやめられないっす(笑)

笹川刑事部長が出てきたように見えたのは、気のせいかな😁

後、アングルによっては、高橋克典のような、永井大のような😅

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おたか

4.5男も惚れる金太郎!

2025年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

公開週は他の作品を優先してしまって時間が取れず、このまま配信待ちにしようかとも思ったのですが、今週は時間が取れたので、やっぱり観るなら劇場でと足を運んできました。公開2週目だというのに1日1回上映で観客もわずか4人で、早くも上映終了となりそうな感じですが、作品はとてもおもしろくて大満足です。

ストーリーは、大間のマグロ漁師だった矢島金太郎がひょんなことからヤマト建設に入社して、会社を私物化する大島社長の解任までを描いた前作に続き、九州の地熱発電所のプロジェクトを任された金太郎が、下請け会社のボイコットや地元住民の反対運動に直面する中で、その背後にある問題に気づき、持ち前の正義感と腕っぷしでさまざまな問題に体当たりでぶつかっていく姿を描くというもの。

前作に引き続き、男気あふれる金太郎の姿がとにかく熱いです。前半は工事をボイコットする下請け会社の説得、後半は反対運動を展開する住民との和解、そしてその裏で糸を引く黒幕への殴り込みと、どれもなかなか見応えがあります。

金太郎一人の活躍で全てがうまく運びすぎている気はしますが、それは金太郎に冴えわたる策があってのことではありません。むしろ己の信念に従い、無策で相手の懐に飛び込む、彼の真っ直ぐで誠実な思いに人は皆ほだされるのです。そういう目で見ると、全てがご都合主義なのではなく、全ての人が金太郎に惚れ込んだ結果なのだと思えてきます。

ラストは、それが熱く描かれたシーンで、金太郎の男気に魅せられた男たちの熱い姿が心を揺さぶります。ベタな展開のベタな演出かもしれませんが、こういうわかりやすく真っ直ぐな思いや生き方こそ、今の時代に必要なのではないかと思わされます。

SNS全盛でコスパだタイパだと、見栄えや損得ばかりを優先させる現代において、金太郎の生きざまはまさに真逆。でも、人の心を動かすものは、やはり人の心です。そこに古いも新しいもありません。古き良き昭和のノスタルジーと揶揄することなく、金太郎から真摯に学びたいものです。

感化されやすい自分は、さっそく明日から職場で熱く振る舞いたいと思うのですが、きっと勇気がなくてできないでしょう。それゆえによけいに憧れてしまいます。でも、できる時にできることから始めて、うちも同僚や部下を家族と言い切れるような職場にしたいものです。

主演は鈴木伸之さんで、武骨さがちょっと足りない気がしますが、今後もこの役が続けばますますピタリとハマってくるのではないでしょうか。脇を固めるのは、城田優さん、石田ニコルさん、草川拓弥さん、水谷果穂さん、勝矢さん、本田博太郎さん、尾美としのりさん、浅野温子さん、榎木孝明さんら。中でも、尾美さん、榎木さんは、金太郎に負けず劣らずの揺るぎない信念と男気を感じさせる演技がさすがです。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
おじゃる

「サラリーマン金太郎」シリーズ関連作品

他のユーザーは「サラリーマン金太郎【魁】編」以外にこんな作品をCheck-inしています。