今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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劇場公開日:

解説・あらすじ

お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介が2020年に発表した恋愛小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」を、「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子監督が映画化。

大学生の小西徹は、思い描いていたキャンパスライフとはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。そんなある日、お団子頭の女子大生・桜田花の凛々しい姿に目を奪われた小西は、思い切って彼女に声をかける。いろいろな偶然も重なり、またたく間に意気投合する2人。会話が尽きないなか、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好きって思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が、小西の胸を刺す。その言葉は、小西が大好きだった、いまは亡き祖母の言葉と同じだった。桜田と出会えたことに喜ぶ小西だったが、そんな矢先にある出来事が2人を襲う。

主人公の小西徹を演じるのは、映画化もされたドラマ「美しい彼」シリーズなどで人気を集める萩原利久。ドラマ「不適切にもほどがある!」や映画「ナミビアの砂漠」などで若手実力派としてブレイクした河合優実が、ヒロインの桜田花に扮した。2024年・第37回東京国際映画祭コンペティション部門出品。

2024年製作/127分/G/日本
配給:日活
劇場公開日:2025年4月25日

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(C)2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

映画レビュー

4.0ジャルジャルのコントと同じだよね…

2025年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャルジャルのコントと基本的に同じ構造になっている。

早とちり、思いこみ、優しくて、繊細で、ちょっとめんどくさくて、ちょっと臆病、ちょっとずれてる、そんな人びとが織りなす笑いがジャルジャルのコント。

やっぱり、自分の目と耳で、ちゃんと確認しなきゃダメだよね。

花が小西を馬鹿にしたように言う場面は、ただの小西の想像に過ぎないよね。

肝心なところを、憶測や想像で埋めてしまうから、今回のような悲劇?いやいや喜劇になってしまうのだよ。

さっちゃんも、花も、小西も、堰をきったようにしゃべるしゃべる。超長台詞。くどくさえ感じてしまったし、違和感がどうしても拭えなかった。

貯めにためたものを一気に吐き出すというのは、あまりよくないとおもうのだよね。

でも、よくないことだから、コントとしても、シリアスな作品としても面白いのだけどね。

なんか、引っかかるのだよね。すっきりしないというか。大丈夫じゃないよねあの二人。

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うさぎさん

4.5今の時代と少々の未来を担う3人

2025年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

物語自体は有り触れたものである。既視感たっぷりで辟易しそうな大学生の話だ。長いタイトルの創作物って大抵そうなんだよなという、ネガティブな印象は抱いていた。
が、「マドリ」以降、作品を重ねるごとに確実に自らの世界を広げてきた大九明子、ほんの数年前まで誰も知らなかったであろう存在なのに、当代では唯一無二の存在感を放つ河合優実。そして疑いなく「空白」「さがす」を経て本作で次代を担うトップランナーに躍り出た伊東蒼。この3人が集う映画である。物語自体が凡庸でも、映画としてはハズレであるわけがない。
見終わった途端、「う~~ん!」と唸らされた。期待値を超える見事な出来栄えだった。ストーリーとしてまたまた結局〇んでしまう伊東蒼と激昂し嘆く古田新太という、どこかで見たような(笑)構図もあったのだが、それはご愛嬌としよう。特に中盤の伊東蒼の一人語りのシーンは圧巻の極みであり、近代の日本映画史に残る名演技ではないだろうか。ちょっと褒める言葉が浮かばない。ごめんなさいをしたい。
現在のところ今年の日本映画トップクラスの感触を得ている。伊東蒼は今年の助演女優として高い評価を得る。それぐらいはわかる。彼女と、彼女を含めた3人はホンモノだ。

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ひぐまさん

4.0わかる人にはわかる世界

2025年5月22日
iPhoneアプリから投稿

キラキラ恋愛映画ではないし、情緒が複雑な感じですが、この世界観にハマる人はハマるだろうなと。私はどハマりでした。情緒の変化が繊細なつくり。
あとから勝手にふるえてろと同じ監督と知って妙に納得したり、この世界観の中で生きてる俳優女優さんたちの演技もまたすごい。

あまり深く考えずにスクリーンを見て欲しいです。
それと帰りはスピッツを聴いて雑音を消す。

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ゆう

4.0疑問が謎のままでも面白い

2025年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

難しい

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