リアル・ペイン 心の旅

劇場公開日:

リアル・ペイン 心の旅

解説

「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たした俳優ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めたロードムービー。

ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと、兄弟のように育った従兄弟ベンジー。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。

アイゼンバーグがデヴィッド、テレビドラマ「メディア王 華麗なる一族」のキーラン・カルキンが従兄弟ベンジーを演じ、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」の監督としても知られる俳優ウィル・シャープ、「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイが共演。「僕らの世界が交わるまで」に続いて俳優のエマ・ストーンが製作に名を連ねた。

2024年製作/90分/PG12/アメリカ
原題または英題:A Real Pain
配給:ディズニー
劇場公開日:2025年1月31日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 ゴールデングローブ賞(2025年)

ノミネート

最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ)  
最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ) ジェシー・アイゼンバーグ
最優秀助演男優賞 キーラン・カルキン
最優秀脚本賞 ジェシー・アイゼンバーグ
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映画レビュー

5.0マコーレ似というより、大人になったラドクリフ似?

2024年12月2日
iPhoneアプリから投稿

笑える

知的

萌える

かつての天才子役・マコーレカルキンの弟、キーランカルキンがめちゃくちゃ面白くて、映画館ではずっと爆笑が続いていました。一言発するたびに"fxxkin"という言葉が入るほど品がなくて、空気読まなくて、周りを振り回して、一緒にいるいとこを限界までイラつかせるだけイラつかすけど憎めない…、そんな美味しい役どころです。 ストーリーは全然深刻じゃなく、もしツアー旅行がお好きな方なら似たような経験したことあるんじゃないかなと思いました。 それにしても北米では輪になって初対面の人に腹割って自己開示する、みたいな場が多く、私もちょいちょい参加しますが、英語でそんなに面白エピソードを語れるはずもなく、みんなの視線が一斉に向けられるのは、まあまあしんどいです。www この作品も色んな会話が繰り広げられ、みんなこんなにいい人たちばっかりだと、旅も楽しめるでしょうが、陰キャ寄りの私には到底無理な、でも心底羨ましいと思えた旅でした。 地味な作品ですが、北米ランキング10位はそれなりにヒットしていると思います。

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ゆ~きち

2.0241120全米8位

2024年11月20日
Androidアプリから投稿

ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めたロードムービー「リアル・ペイン 心の旅」(サーチライト・ピクチャーズ)は、公開3週目に上映館を拡大し、先週の18位から9位にジャンプアップしました。ユダヤ人のデヴィッド(アイゼンバーグ)と従兄弟のベンジー(キーラン・カルキン)は、亡くなった最愛の祖母の遺言で数年再会し、ポーランドのツアー旅行に参加。やがてふたりは、40代を迎えた自身の生きづらさと向き合う力を見出していきます。エマ・ストーンが製作に名を連ね。週末3日間で興収230万ドルを記録しました

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勝先生とげんぎけい2

4.0悲惨な歴史への向き合い方を問われる映画

2024年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
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GTO

4.0「変人の観察が楽しい」

2024年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他、試写会、映画館

ナチス大虐殺 ✕ ドラメディ = ユダヤ人でない自分にとって"特別"な作品とは言い難いけど、これはよくできている。まず脚本フェチな自分には刺さりまくりな脚本がよく書けて(描けて)いるし、主演コンビが最高にハマっている。一人一人でも単体で最強なのに、2人合わさるともう最強!! 違和感から、時を超えて普遍的な痛みを伝え、描き出す。3週間違いの従兄弟ベンジーとデヴィッドを演じた、スタンドアウトした強烈なキャラをドラマ『Succession』に負けじとノリノリなキーラン・カルキンと、自分らしい役柄を演じながら脚本監督の才を遺憾なく発揮するジェシー・アイゼンバーグ(シャツの上から2,3番目のボタンだけ留める着こなし)。扱いにくくも力強く周囲を巻き込むようなカリスマ性と視点人物。それぞれ問題を抱えていて。 痛みについてのツアーとお墓に石を置く、訪れたことを示すために。痛みを通じて人を知る。それは、冷めた印象を受ける単なる事実の羅列じゃなくて、温度のある人との関わり。毎週木曜日に会いに行っていたお祖母ちゃんの足と似た足を見つめながら。見上げるという画の差異を伴う反復イメージングシステム、服の色は青・赤が逆になっている。旅の終わりが近づく寂しさもあって、感覚で捉えることの大切さも改めて。 今回の東京国際映画祭で、チケット争奪戦に敗れた『グラディエーター2』に次いで、超絶観たかった作品、そして絶対に自分の好きな作品だろうなと!!『リトル・ミス・サンシャイン』『サイドウェイ』フォックス・サーチライトのこれまた素晴らしいロードムービー!旅を一緒にしてきたぼくたちにはわかる、文脈的に冒頭とは意味が違う。 いや、マジで賞レースの脚本賞は狙える、少なくともノミネートは。あと、ミュージカル・コメディ部門のあるゴールデングローブ賞なら、脚本賞に加えて、キーラン・カルキンの主演男優賞も!本当に自分の書きたいタイプの脚本だった。 ガス室付きのマイダネク収容所 冷戦下には非常に行きにくかったそうな ウィル・シャープ演じるジェームズ 勝手に関連作品『オールド・ジョイ』

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とぽとぽ

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