劇場版モノノ怪 第二章 火鼠

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劇場公開日:

解説・あらすじ

フジテレビ「ノイタミナ」枠で2006年に放送されたオムニバスアニメ「怪 ayakashi」の1編「化猫」から派生して製作されたテレビアニメ「モノノ怪」の劇場版3部作の第2作。天子の世継ぎを巡り謀略が渦巻く大奥を舞台に、葛藤する女たちの情念から生まれたモノノ怪・火鼠に立ち向かう主人公・薬売りの闘いを描く。

モノノ怪・唐傘との闘いからほどなくして、大奥に再び薬売りが姿を現す。大奥では総取締役だった歌山の後任である名家出身の大友ボタンが厳格な差配を行っており、天子の寵愛を一身に受ける町人出身の御中臈・フキとの溝が深まっていた。天子の正室である御台所・幸子が産んだ赤子の後見人選定が進められるなか、状況を一変させる事態がフキに訪れる。やがて、突如として人が燃えあがり消し炭と化す人体発火事件が相次いで発生。モノノ怪の仕業と考えた薬売りは、その三様「形」「真」「理」を突き止めるべく、大奥にうごめく闇へと足を踏み入れていく。

シリーズの生みの親でテレビ版および劇場版第1作の監督を務めた中村健治が総監督を担当。

2025年製作/74分/G/日本
配給:ツインエンジン、ギグリーボックス
劇場公開日:2025年3月14日

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映画レビュー

3.0ネズミが…

2025年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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Sato

4.0人の欲望はどんな刀でも斬れない。

2025年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前作の続きの物語。大奥を舞台にお世継ぎ争いでドロドロな女達と悪巧みしかしない権力者、そこに火鼠と呼ばれる新たな怪が現れ妖怪退治を生業とする薬売りが登場し所狭しとスクリーンを駆け回ります。やっぱり目がチカチカしましたがストーリーは前作より分かりやすかったです。

とにかく作画と色彩が凄い。そして縦横無尽に飛び回り滑空するドローン撮影のようなスピード感。更に謎多き薬売りがイケボでイケメンと見所いっぱいで私のように普段アニメを観ない人でも楽しめると思います。

3部作ということなんで次も楽しみです。せっかくなので次は薬売りの生態についてもうちょっと教えてほしいです。

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はるたろう

5.0絵と音楽が美しい

2025年3月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

とにかく絵が好きです。カラフルでスタイリッシュでサイケデリック。
あと、主人公の薬売りがひたすらかっこいい。
全てが明らかになって、モノノ怪を切る時にビジュアルが変わるが、それまでのスタイリッシュで中性的な感じから、生々しく男性的なイメージに変貌してドキッとする。
TVアニメ版から見ていますが、大きなスクリーンで見ると、映像と音の組み合わせに圧倒されます。
ストーリーも1作目より分かり易く、女性陣の誰かに共感出来るように感じます。
次回作も必ず見ます。

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しお

4.5アート作品として

2025年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

深夜アニメで放送時は忙しくて全然気付かず、
映画から入りました。

ある程度の知識(大奥モノのドラマやら京極夏彦作品やら)があれば、す〜っと違和感なく観られます。

日本文化の美的感覚って、大きく2つの流れがあると自分は思っている。

侘び寂び、枯れ、シンプル、アースカラーの(千利休的な)渋い世界〜山本耀司と、

江戸歌舞伎的、色の洪水、柄に柄を重ねる着付け。ケレン、猥雑、何でもアリ〜山本寛斎と。

どっちも日本的で、どっちも良い。
ていうか、どちらかに飽きたら、どちらかに戻るの繰り返しなのかもしれません。

この、かぶきまくった、どぎつい配色が、絶妙に和紙テイストに収斂しているのが、アートだなと思う。

そのアートを浴びられて、元気出ました。

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agemaki

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