乱歩の幻影

劇場公開日:

乱歩の幻影

解説・あらすじ

ミステリー作家・島田荘司の連作短編集「網走発遙かなり 改訂完全版」(講談社文庫刊)に収録されている、江戸川乱歩の知られざる秘密に迫った短編「乱歩の幻影」を映画化。島田が自ら脚本を手がけ、「20歳のソウル」「明日を綴る写真館」の秋山純監督がメガホンをとった。

江戸川乱歩を愛読する弓子は、生前の乱歩の「僕は殺人快楽症になりたい」という言葉を巡り、彼が実際に人を殺しているという話がネット上で語られているのを目にする。殺されたのは美しい女で、乱歩はその女を、いまも表参道に面影が残る同潤会アパートの壁に埋め込んだという。ある時、弓子は祖父の写真館で古い写真を見つけるが、そこに写る文子という女性と乱歩の接点が明らかになり……。

テレビドラマや映画で活躍する新進女優の結城モエが主人公の弓子を演じ、江戸川乱歩役を高橋克典、乱歩が愛でた女性・芙蓉役を常盤貴子、弓子の祖父役を加藤雅也が務めた。そのほか山口大地、嘉島陸、小貫莉奈、高橋努らが共演。

2024年製作/101分/G/日本
配給:miramiru、ガチンコ・フィルム、JACO
劇場公開日:2024年7月26日

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(C)乱歩の幻影製作委員会

映画レビュー

2.0乱歩を取り扱った特集番組のように、主人公の取材(調査)とナレーショ...

2025年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

乱歩を取り扱った特集番組のように、主人公の取材(調査)とナレーション、
妄想としての寸劇シーンを入れながら物語が進む。
さらに妄想は途中何度も舞台劇となり、前後と繋がらず違和感がある。
構成も短時間のチャプターとしているので、その都度、現実に引き戻される。
ストーリー自体は単純で、サスペンス感は希薄。

良い見た目の若手俳優を揃えているが、セリフが不自然なため、
ずっと違和感を感じていた。
結局終始没入できないまま終わった。

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ビン棒

3.0転がるヲタ

2024年9月15日
Androidアプリから投稿

興奮

江戸川乱歩愛読家で研修所まで読み込んでいるヲタな女性が乱歩は人を殺しているという噂に翻弄されていく話。

祖父が営んでいた写真館の整理をしていた際に見つけた乱歩に縁のあった女性の写真を巡り巻き起こっていくストーリー。

ちょっとあらすじ紹介に書かれ過ぎではあるけれど、知らなかった情報が記された書籍を読んで、想像を膨らませのめり込んで行く主人公と、その再現的ドラマで構成されておりミステリアスで面白い。

途中から、なぜか舞台劇風になったりもユニークだったし、そんな訳…とキレイにまとめてくれてとても良かった。

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Bacchus

2.5江戸川乱歩に失礼じゃないのかな?

2024年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

江戸川乱歩の愛読者・弓子は、彼が生前殺人を犯したという話をネットで発見した。殺されたのは美しい女性で、表参道にあるアパートの壁に埋められたらしい。祖父の写真館に残された美しい女性の写真から、祖父と乱歩には接点があるようで、そんな弓子の前に乱歩の幻影が現れ・・・さてどうなる、という話。

江戸川乱歩に興味があるわけでもなく、何か真実がわかったというわけでもなく、何だったんだろう?
弓子役の結城モエはそこそこ美しかったし、芙蓉役の常盤貴子は妖艶だったが、ストーリーに興味が沸かなかった。
実在の人物に失礼じゃないのかな?

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りあの

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