少年と犬

劇場公開日:2025年3月20日

解説・あらすじ

小説家・馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を、「ラーゲリより愛を込めて」の瀬々敬久監督が映画化。さまざまな事情を抱える人々と1匹の犬が織りなす交流を短編連作小説としてつづった原作の複数のエピソードをもとに、オリジナル要素を加えて描く。

震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った青年・和正は、震災で飼い主を亡くした犬の多聞と出会う。聡明な多聞は和正とその家族にとって大切な存在となるが、多聞は常に西の方角を気にしていた。やがて家族を助けるため危険な仕事に手を染めた和正は事件に巻き込まれ、その混乱の中で多聞は姿を消してしまう。時が流れ、多聞は滋賀県で暮らす女性・美羽のもとで過ごしていた。悲しい秘密を抱える美羽は、多聞と過ごすことで平和な日常を取り戻していく。そんな彼女の前に多聞を追ってきた和正が現れ、2人と1匹の新たな生活が始まる。傷ついた人々に寄り添いながらも、たった1匹で西を目指して歩く多聞には、ある少年との約束があった。

多聞とともに旅をする和正を高橋文哉、多聞に命を救われる美羽を西野七瀬が演じる。

2025年製作/128分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年3月20日

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(C)2025映画「少年と犬」製作委員会

映画レビュー

3.5 犬は優勝🏅あとは努力賞

2025年3月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

毎回思うが、動物の出てくる映画ってほんと凄いなぁって思います。どんなに賢い犬だって、人間の意図を汲んでくれるほど賢くもないハズ。ワンテイクにどれほどの時間を費やしたのだろうと思われるシーンも多々あったと思います。そんな努力の甲斐あって、犬の多聞(それを撮った方またはその演技を導いた方)には主演俳優賞をあげたい。

話は面白かったし少し惜しい気はしました。盛り込みたい話が多くてまとまりきれていなかった。もう少し上手に並べ替えられたかも…。泣きたかったが、もう少しで泣けなかった。そんなもどかしさは残りました。観終わったあと鮮烈に感じたのは、震災の恐怖と犬の誠実な心でしょうか。

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ななやお

2.0 ラストの展開で台無しに...

2025年11月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

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映画食わず嫌い

3.5 瀬々監督のディズニー映画(かもしれない)

2025年11月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

カワイイ

昔『クイール』製作時、松竹からのオーダーは
『崔洋一監督でディズニーを』だったと監督談。
「少年と犬」は瀬々敬久監督のディズニーだったようにも思えた。
(まあ、デリヘルとかあったから、ディズニーにはなれない、か。)
瀬々監督、丸くなりましたね。
(デリヘルや殺人なかったらディズニーだったのに、
惜しいね!)

僕は保護犬を引き受け一緒に暮らしているが、保護されたのは僕(人間)だと思っている。
秋〜夏前の季節は散歩が朝夕合計3時間〜4時間。
体力限界のようにも思えるがワンコが居なかったら、僕は運動を怠け寝転がって映画を観るだけの生活であった。
ワンコと一緒だと散歩が苦ではない。
雨が降ってもワンコの排泄の為に、外へ出る。
犬が人にとって、どんなに大切な存在か、
昔々からお互いに寄り添っている意味を、改めて実感している。

多聞役のさくらワンコ、ありがとうございました。
表情が優しくて、素敵だった。
皆んなが多聞に助けてもらえた、と説得されました。
人間にも限界があり、どんなに医学が進歩しても、
多聞を助けられない。
その限界も含めて、一緒に居られたという意味がこれからを照らすのだと、
観た。

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共感した! 2件)
なかじwithみゆ

3.0 犬と人々の出会いと感動を謳ってるけど、人々に振り回された多聞が何だか可哀想

2025年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

幸せ

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近大