ありきたりな言葉じゃなくて

劇場公開日:

ありきたりな言葉じゃなくて

解説

テレビ朝日のグループ会社として報道情報番組やバラエティ番組を制作してきたテレビ朝日映像が初めて手がけた長編オリジナル映画。映像業界で起きた実話をもとに、新人脚本家の青年と普通の“彼女”の出会いを描く。

町中華の店を営む両親のもとで実家暮らしを送る32歳の藤田拓也は、ワイドショーの構成作家として徹夜でナレーション原稿を書く日々を過ごしていた。そんなある日、先輩である有名脚本家の推薦により、ついに念願の脚本家デビューを果たすことに。浮かれた気分でいる拓也の前に、鈴木りえという女性が現れる。

「あゝ、荒野」の前原滉が主人公・拓也、「佐々木、イン、マイマイン」の小西桜子がりえを演じ、「ピンカートンに会いにいく」の内田慈、「SR サイタマノラッパー」シリーズの奥野瑛太、「検察側の罪人」の酒向芳が共演。ショコラティエの辻口博啓に密着したドキュメンタリー映画「LE CHOCOLAT DE H」で注目を集めた渡邉崇が監督・脚本を手がけた。

2024年製作/105分/G/日本
配給:ラビットハウス
劇場公開日:2024年12月20日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原案
栗田智也
脚本
渡邉崇
栗田智也
製作
若林邦彦
エグゼクティブプロデューサー
若林邦彦
企画
陣代適
統括プロデューサー
阪本明
粟井誠司
安田真一郎
プロデューサー
丸山佳夫
キャスティングプロデューサー
山口良子
脚本協力
三宅隆太
撮影
長﨑太資
照明
後閑健太
録音
山口満大
スタイリスト
網野正和
ヘアメイク
渡辺真由美
カラリスト
長谷川将広
音響効果
佐藤祥子
編集
鷹野朋子
音楽
小川明夏
加藤久貴
助監督
吉田至次
畑山友幸
制作担当
岩下英雅
配給統括
増田英明
スチール
柴崎まどか
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映画レビュー

1.0志の低さ

2025年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Scott

3.5親父カッコイイ

2025年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

正月一発目としてはちょっと重たいのを選んでしまった
実話をもとにした内容らしい
前半は脚本家としてデビューが決まった拓也が
浮かれて色々やらかしてしまい
落ちるところまで落ちていく
結構観ていてしんどい
コンプラというかそれ以前の問題
そんな時にありがたいのは家族の存在
町中華で働く親父の一言で展開が変わる
後半は解決の向けて進んでいくので
ちょっと楽な気持ちで観れた
良くも悪くも家族の影響は大きい

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かちかち

4.0共感と郷愁と恐怖と不安・・・

2024年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画に出てくる内容ほどではないにしても、若い頃のお酒の失敗談は自分にもある。
恐怖と不安と郷愁が入り混じった感情で作品に惹き込まれた。

父と息子という関係は(いつの時代も)反発し合うものだけど、一番近くにいて最大の理解者はやっぱり親なのだ。

父親役の[酒向 芳]という役者を最近ドラマや映画でよく見かける。
この作品中、台詞は決して多くはないが、人間味のある演技が良かった。

瓶ビールの似合う遅咲きの名脇役という感じ・・・。

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梵天丸

5.0ありきたりな言葉でもいい

2024年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと調子にのって、余計なことを言ってしまう、
それをカバーしようとしてさらに泥沼にハマってしまう、
痛いところを突かれて言葉に窮する、逆切れする、
多くの人が一部でも似たような経験をしているのではないかと思いますし、
私はそんな主人公の拓也にすごく共感しました。

一方、拓也の周りの人は本当に暖かい人ばかりで、
特にどん底に落ちた時のお父さん(酒向さん)の言葉が心に染みました。

相対する女性 りえ(えり?)がとったトンデモない行動も、
拓也と対称的な厳しい境遇に追い込まれている故か、
共感はできないものの、理解はできました。

シナリオ教室の個性的な生徒さんだったり、
直線的、典型的に進まない会話はリアリティに溢れていて、豊かな物語を感じましたし、
とくに前原滉さんの所作などディテールに惹き込まれました。

最後の二人が相対するシーンから、ありきたりな言葉であっても、
直接向き合って気持ちを本気で話すことが大事なんだなと思いました。

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HK

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