「【今作は、米軍の世界の紛争に介入する姿に異を唱えたエポックメイキング的な作品である。今作以降、”ハート・ロッカー”を始めとしたアメリカ戦争映画作品に多大なる影響を与えた作品でもある。】」ブラックホーク・ダウン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【今作は、米軍の世界の紛争に介入する姿に異を唱えたエポックメイキング的な作品である。今作以降、”ハート・ロッカー”を始めとしたアメリカ戦争映画作品に多大なる影響を与えた作品でもある。】
■1993年、内戦が泥沼化するソマリアに米国特殊部隊の兵士100名が降り立つ。
独裁者・アイディード将軍の副官2名を捕らえるというその任務は、1時間足らずで終わるはずだった。
ところが兵士を戦地に連れて行く2機のブラックホーク・ヘリが撃墜され、兵士らは戦場に取り残される…。
◆感想
・今作前までは、米軍は常に弱者を救う”ヒーロー”として描かれていた。
・だが、今作では冒頭のテロップにあるように、ソマリアを統括しようとする米軍に対し、独裁者・アイディード将軍の反撃により、壊滅的な被害を受ける米軍戦士達にスポットライトが当てられている。
<当時、アメリカ人民にとっては、観たくないシーン満載の映画である。
この映画を機に、真なる戦争の悲惨さを描き出した、この後のアメリカ映画に対し、強烈なメッセージ及び影響を残与えた映画である。>
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