「リドリー・スコット監督の映画らしく、見どころ満載、適度に残酷で毒があって、キビキビした迫力ある画面構成という、商業映画としてはソツのないデキ。」ブラックホーク・ダウン Ravenclawさんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコット監督の映画らしく、見どころ満載、適度に残酷で毒があって、キビキビした迫力ある画面構成という、商業映画としてはソツのないデキ。
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戦争映画では大勢の兵士を登場させるので、若手俳優が登場するチャンス。
公開当時に劇場で見た時には気がつかなかったが、この映画では、オーランド・ブルームが18歳の生意気な新兵役として登場する。
端役ではあるが、映画の展開上、重要な役割を果たすので、印象に残るオイシイ役どころ。
オーランド・ブルームは、当時、ロード・オブ・ザ・リングののレゴラス役、パイレーツ・オブ・カリビアンのターナー役、立て続けに大作に登場。
売り出し中の時期だった。
イケメンの大スターとなった今では、少々頭の足りないアメリカ青年を演じていたなんて想像もつかない。
今回も、あとで名前を発見して、どの場面に出ていたか確認したくらいである。
映画の方は、リドリー・スコット監督の映画らしく、見どころ満載、適度に残酷で毒があって、キビキビした迫力ある画面構成という、商業映画としてはソツのないデキ。
ただ、初期の頃のブレード・ランナーやブラック・レインを知る身としては、このアクのなさは、どうにもものたりない。
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