ノリャン 死の海

劇場公開日:

ノリャン 死の海

解説・あらすじ

豊臣秀吉が朝鮮に侵攻した「文禄・慶長の役」で薩摩水軍と朝鮮と明の連合軍が激突した最終決戦、「露梁(ノリャン)海戦」を韓国で映画化した歴史大作。

日本の朝鮮半島出兵から7年。秀吉の没後、政権運営を引き継いだ五大老は全軍の撤退を通達。要衝となった順天を守る小西行長は、明軍へ賄賂をおくり退路を確保しようとするが、朝鮮水軍を率いるイ・スンシンはこれに乗じて日本軍を殲滅する決意を固めていた。包囲された小西軍の窮地に島津義弘率いる薩摩軍が救援に向かい、のちに「露梁(ノリャン)海戦」と呼ばれる、朝鮮と明による連合軍と日本水軍の最終決戦へと突入する。

キム・ハンミン監督が「バトル・オーシャン 海上決戦」「ハンサン 龍の出現」に続いてイ・スンシンを描いた歴史大作3部作の最終作。今作では「モガディシュ 脱出までの14日間」のキム・ユンソクがイ・スンシン役を演じた。そのほか「さまよう刃」のチョン・ジェヨン、「モガディシュ 脱出までの14日間」のホ・ジュノ、ドラマ「梨泰院クラス」のアン・ボヒョンらが顔をそろえる。

2023年製作/153分/G/韓国
原題または英題:Noryang: Deadly Sea
配給:ツイン
劇場公開日:2024年8月9日

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映画レビュー

3.5李舜臣vs島津水軍という珍しい海戦が見られる戦場映画

2024年8月28日
PCから投稿
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村山章

4.0李舜臣最終決戦!

2025年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

驚く

ドキドキ

『バトル・オーシャン 海上決戦』『ハンサン 龍の出現』に続くキム・ハンミン監督の李舜臣(イ・スンシン)三部作完結編で、李舜臣が戦死した露梁(ノリャン)海戦を描いている。三部作と言ってもお話自体は直接的にはつながってなくて、バラバラの順番に観ても問題はない(製作順は『バトル・オーシャン』→『ハンサン』→本作。作品内の時系列は『ハンサン』→『バトル・オーシャン』→本作の順)。主演の李舜臣役は1作ごとに変わっており、今回はキム・ユンソク。

いや~面白かった。前2作も面白いことは面白かったものの、ストーリー性の弱さが気になるなど全面的に賞賛とまではいかなかったんだが、本作は文句無しに面白いと言っていい。今回は朝鮮水軍と日本水軍(秀吉軍)に加えて朝鮮の援軍として来た明水軍が加わり、韓日中三国そろい踏み。3勢力となったことで関係性が1対1ではなく立体的になってるのがストーリー性にプラスに作用している。まあ演じてるのは全部韓国の俳優で、日本人役は日本公開版では日本語吹替になってるが、前2作に比べて違和感は最小限にとどめられている。明国人役の俳優は中国語をしゃべってるんで、どうやら日本人役の俳優も日本語をしゃべってると思われるが、日本人が聞くとやはり違和感があったんだろう(中国語も中国人が聞いたら違和感があるのかもしれない)。しかし内容的には必ずしも朝鮮にばかり偏らず日明の武将もカッコよく描かれていて、重厚な芝居もあって非常に見応えがある。日明の衣装や風俗もほとんど違和感がなく驚き。李舜臣役のキム・ユンソクも3作中最高の演技を見せており素晴らしかった。

そして何よりCGを駆使した海戦シーンが圧巻。こちらも前2作よりさらに素晴らしい出来で、CGと実写の区別がつかないほどだ。CGもここまで来たかと本当に感心した。軍艦同士の砲撃戦から兵士たちの白兵戦まで、まさに血湧き肉躍る戦闘シーンに興奮すること間違いなし。2時間半の長さも全く気にならない。

キム・ハンミン監督もこの三部作で1作ごとに成長していったことがよくわかる。明らかに1作目の『バトル・オーシャン』よりも2作目の『ハンサン』のほうが出来が良く、そして『ハンサン』よりも本作のほうが出来が良い。女性は李舜臣の妻(もちろんオバサン)がちょろっと出てくるだけだが、女優大好きな僕もこの映画に関しては文句無し。いや良かった。

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バラージ

2.5長い!

2024年8月20日
iPhoneアプリから投稿

ポッドキャストのCOTENで丁度「秀吉・家康編」をやっていたので、朝鮮出兵がどんな感じだったのか興味が湧いて鑑賞。ただ想像していたのとはちょっと違う感じで、満足度は低くなってしまいました。まずリ・スンシンの英雄譚という方向に話を振りすぎで、脚色が凄く、史実とかけ離れてしまっている感が否めませんでした。人物像に迫っている訳でも無いので、救国の英雄とされるリ・スンシンがどんな人か映画を観てもほとんど分かりません。戦闘シーンは評価が高いようなのですが、夜戦がメインなので暗くて分かりにくかったです。小西行長もマジでどこ行った?って感じだし。音楽もうるさいです。そして映画の尺が無駄に長い!長過ぎます。撮影に苦労して切りづらいのかも知れませんが、あと30〜40分程度は切ってほしいところです。なんか残念な映画でした。

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HAL-9000

0.5やっぱり歴史モノは苦手だ。

2024年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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病人28号