「また20年後くらいに...」あの人が消えた ひとさんの映画レビュー(感想・評価)
また20年後くらいに...
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擦られるのだろうか。
自分が最も好きな映画が上映されたのが約20年前。
一番好きな作品だからこそ思う。
この映画はそれを知らない世代へのアプローチで、登場人物の名前からオマージュであると暗に伝えてはいる。
しかし、「旨みは全く同じ味だけどまあいっか!擦ろう!かなり時間経ってるし!それなりにお客さん入るでしょう!」といういやらしい思惑を少なからず感じてしまう。
(暗にオマージュと伝えているところが、むしろ予防線を張っているようでなおいけすかない...)
このいやらしさは、「立案者側の手元に利益が入らない状態であること」でしか消せないと強く思う。
そのくらい物語の1番の盛り上がりが全くもって同じこと、人それぞれの価値観ではあるが、「単なる重用」について、もっと重く考えてほしい...という願いでこのレビューを書きましたが、個人の考え方ですものね...。
イントロだけ変えてサビが全く同じ曲が、また20年後くらいにしれっと歌われるんだろうな。
たとえオマージュですと伝えているとはいえ、大好きな作品のキモの部分をこのような形で見せられてしまったことに一抹の悔しさを覚えました。
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ノーキッキングさんのコメント
2024年9月23日
いくら儲かっても先駆者シャラマンに対するやましさは消えないだろう。昔ならパクリ、ものまね、剽窃の類いは袋叩き。今はオマージュなんてぬかしてる。しかし、堂々とやればOKってのもある。
芭蕉の『月日は百代の過客……』は李白のパクリ、まあちょっとアレンジ。未だに“引用”で通っている。