エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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オマージュ、コラージュ、パスティーシュの連続。でも、面白い
〔エイリアン〕と〔エイリアン2〕の間の時代の出来事とされている。
物語りの上では、この間に六十年に近い年月が経っている。
シリーズに共通のお約束事は全て踏襲しているので、
劇中で説明をされなくても、
鑑賞者は直ぐに背景を理解できるメリットはある(同時に先読みもできてしまう)。
一方で、意図的だろうが、
既視感のあるシーンやエピソードの連続は、
やや興味を削ぐ要素にもなってしまう。
コトの始まりは探査船が「ノストロモ号」の残骸から
硬質な繭のようなものを持ち帰ったことから。
ラボに持ち込まれた繭には(当然のように)
「エイリアン」が潜んでおり、その後に起こる災厄の嚆矢に。
本作での宇宙船の搭乗員は(〔エイリアン〕よりも一人少ない)
アンドロイドを含めた六名。
アンドロイドに敵対する者も存在する一方、
主人公の『レイン(ケイリー・スピーニー)』は弟のように慈しんでいる。
アンドロイド『アンディ(デヴィッド・ジョンソン)』の立ち位置はすこぶるユニーク。
頭部のチップを入れ替えることで、味方にも敵にも時として変貌する。
過去に登場した『アッシュ』と『ビショップ』のハイブリッドのよう。
搾取されている植民惑星から脱出するため、
廃棄された宇宙ステーションにコールドスリープ装置を盗りに向かったところ、
そこが件のラボであり、「エイリアン」の巣窟なのはお約束。
仲間は一人また一人と餌食に。
宇宙船そのものの破壊(これもシリーズ共通の設定)とのタイムリミットも迫る中、
恐怖の脱出劇が繰り広げられる。
監督の『フェデ・アルバレス』は〔ドント・ブリーズ(2016年)〕撮っており、
同作での設定の幾つかをしれっと持ち込んでいるのには笑ってしまう。
まぁこれも一種のサービスだろうか。
それ以外は過去作の「コラージュ」「パスティーシュ」の(最後まで)連続も、
重力発生装置を駆使した戦闘シーンはかなりの新機軸。
危機は十重二十重に高速で襲い掛かり、
度毎に心臓の動悸は跳ね上がる。
「スター・ウォーズ・ストーリー」に於ける
〔ローグ・ワン(2016年)〕に近しい位置付の一本とみる。
当該作は大成功だったが、本作は
中成功くらいの出来か。
それでも宇宙×閉鎖空間での{ホラー}への原点回帰は、
前日譚の〔プロメテウス(2012年)〕〔コヴェナント(2017年)〕より
遥かに上出来。
違うけどこれはこれでいい
うーん
これはエイリアン映画の幕の内弁当や~。(彦摩呂さんの口調で)
エイリアンシリーズ一作目からプロメテウスまで、とにかく入れるだけぶっ込んでみましたみたいな、いろんなおかずが入った楽しい幕の内弁当のような作品。
原点回帰を目指したのか、ノストロモ号の残骸が浮かぶ宇宙空間で回収したのが一作目でリプリーがエアロックから宇宙に放り出した、まさに映画史上最初のエイリアン個体。クマムシ顔負けの生存能力で、全身を繭で覆い生き延びていたのでした。そしてシリーズ通して鬼畜ぶりを発揮して来たウエイランド・ユタニ社がまたまた登場。ご丁寧にイアン・ホルム演じるアッシュ型アンドロイドまでCG技術で復活。これで役者はすべて揃った。
さあ、いつものようにエイリアン映画の始まり始まり、というようにこのお弁当、やはり何ら変わらぬいつもお馴染みのお味なのでした。
思えば一作目は映画史に残るSFゴシックホラーの傑作で世界をトラウマ級の恐怖に陥れ、それに続いて二作目はこれまた映画史に残るSFアクション映画の傑作。その後シリーズは様々な監督にたらいまわしにされてマンネリ化が進み、エイリアンの当初の恐怖もどこへやら。本家本元のリドリー・スコットによる仕切り直しで新シリーズが作られたがこれまたなんとも微妙な出来でシリーズは完全にとん挫した。
とにかく新鮮な血を入れないとマンネリ打破は見込めないとばかりに今回白羽の矢が当たったのがドントブリーズのフェデ・アルバレス。
しかし今回出来上がったのは逆にマンネリ打破ではない、むしろそれを逆手に取り今までのパターンを踏襲すればいいんだと言わんばかりのお約束的な展開を見せてくれた。
まあ、エイリアンの新作が出れば必ず劇場に足を運ぶ自分にしてみればこれはこれでいいんだ、いつものエイリアン映画で、と納得。斬新なことをやろうとして失敗したリドリーの新シリーズよりは良かったかも。あっちはあっちで続編あれば見たいけど。
無重力に浮かぶエイリアンの酸の血液が生き物のように襲い掛かるシーンなんて「ブロブ」みたいで面白いし、無重力ごっこもなかなか楽しめた。何日かしたら忘れるような内容だけどね。
おまけ エイリアン映画の作り方
まず登場人物の誰かがフェイスハガーに幼虫を植え付けられる、チェストバスターが胸を食い破り成虫に成長したエイリアンが一人ずつ人間を殺してゆく。最後は必ず女性が生き残ります。その女性にエイリアンは宇宙に放り出される。その生き残った女性は航海士でもないのに航海日誌を最後につけて終わりです。これを基本にたまに人間とエイリアンの融合個体なんかを出すなどの応用を利かせてアレンジします。後は大さじ一杯の醬油、みりん、料理酒で味を調えれば、あら不思議、誰でも簡単エイリアン弁当の完成です。作品に箔をつけるためにタイトルにはコヴェナントとかロムルスのような検索しないとわからないような副題をつければ完璧です。一度お試しあれ。
追記
ちなみに今回冒頭で回収されたのが一作目の個体だけど、どうやって繫殖させたんだろ。エイリアン2のクィーンエイリアンならわかるけど。
エイリアン ロムルス
エイリアンの一作目と二作目の間の物語に
位置する映画ですね♪面白く作られた作品だと
思いますよ♪しかしこのての映画と云うのは
何故かオマージュに拘るのかなあ~。
リメイクだったら良かったかなぁ♪
何か勿体ないような。緊迫感やスリル感も
恐怖のドン底に落とされる表現も一作目
二作目にはちょっと程遠く感じたかなぁ~♪
偉大なる‼️❓原点回帰‼️❓SFの金字塔‼️❓
面白くないわけではないが評価は低め
I-MAXではなく通常スクリーン(DolbyAtmos)で鑑賞
前半はそこそこエイリアン、後半はバイオハザードの後期シリーズて感じ。
後半のバイオハザード的な感じが勝ってしまい、全体を通して少し稚拙になってしまった。
バイオハザード見てると自分に言い聞かせれば細かいことは気にせず見れると思う。
映像 ★★★ おまけの次第点かな、でも可もなく不可もなく
音 ★★★ 可もなく不可もなく評価無しの★3
物語 ★★ うーん子供的なお話し、深み無し
役者 ★★★ これも可もなく不可もなく
編集 ★★★ 119分の尺にしては上手く収めたかな
粗さ ★★ イラっとするほどではないが、そこそこ粗い
総合 2.7
この時期の秋の繋ぎ作品として普通に楽しめたが総合評価は低め。
半年後には内容含め忘れてしまいそうな深みのない作品でした。
大人のエイリアン好きにはちょっと残念。
登場人物を若者設定で固めた点では、若者ターゲットの映画としては悪くない出来なのかも。
エイリアン未見の人にこそ見て欲しい!
IMAX画角で観られるので、IMAXレーザーで観たら、まー、画面がでかい!無重力シーンで軽く酔いそうになるぐらいの没入感でした。IMAXオススメです!
エイリアン全く見た事ない人は、ぜひ、予習無しで初めてのエイリアンとしてロムルスを見て欲しい。そんな映画でした。
過去作オマージュとかやり過ぎてる感はあるけど、1本のエイリアンスピンオフとしてかなり見やすくまとめられてます。しかも続編もそのまま作れそうなw素直に上手いなと思います。
まとまりすぎててお約束の連発に見えたりもしますけど。エイリアン1からコヴェナントまで6作一気に見てから行ったら、見返しておいて正解だったなぁ、と。
1の世界から20年後ということでセットとかアレコレ全部懐かしいんですよね。エイリアン愛が強すぎる作品。ここから入って過去作見返しても違和感は無いはず。エイリアン未見の人へエイリアンシリーズの魅力を伝えたいという想いが強く感じられます。
80年代の映画の空気感再現がすごいと思ったら、極力VFXは使わずに実写やパペットでやってるとパンフレットで読んでナルホドー!と思いました。フェイスハガーが活き活きしてるのはそれでだったのね。好きなクリーチャーなので大活躍してて楽しかった。メイキングが見た過ぎる!
劇伴もすごく、すごーくエイリアンでしたwタイトルの出方も、そう来たか。とかオマージュについて書き出すと終わらないw
今作ではチェストバスターからのゼノモーフの間が見られるのですけど、あのデザインはわかってる感じがして好き。でももう1つの新クリーチャーはちょっとダサ⋯うーん。
レイン役のケイリー・スピーニーも、アンディ役のデヴィッド・ジョンソンも演技とても良かったのでこれからチェックしていきたい。
物忘れ激しい人みたいに何回でも言うけどこの映画がヒットしてコヴェナントの続き作ろうかってなるのを祈ります。
【パンフレット A4 990円 表紙込み36P】
装丁とかすごく普通だけど、中身は充実してます。今作あらすじ、ゼノモーフザックリ解説。過去作年表とあらすじ(ネタバレ含)。スタッフ&キャストインタビュー12ページ、プロダクションノート4ページ、キャスト対談2つ、リドリースコットとフェデアルバレスの対談2ページ、本編写真。最後のページには何故か憐れみの3章の広告1枚。や、観に行くつもりだけどw
こんなにスタッフキャストの文章みっしりのパンフレットも珍しいですね。読み応えアリです!
4DXで鑑賞。 ゼノモーフという呼び方に馴染めないくらい、薄い自分...
1を観てから…。
フェデ・アルバレス監督作品はこれで鑑賞3作目。
初めてはドント・ブリーズだったか…死霊のはらわたリメイクだったか…。ドント・ブリーズは作品として自分の中ではイマイチ。
けど、死霊のはらわたでのホラーシーンですっかり監督作品に期待するカラダになってしまいました。
そしてコレが自分の中での鑑賞3作目。
いずれの作品にしても若者グループが被害の軸になっているのが面白い。エイリアン初心者のためのエイリアン入門にも最適、と言われてるけど…やはり1観ないとピンとこないシーンも多いだろうから、自分的にはファン作品だと思う…。
冒頭の【…ストロモ号】…とか、アンディが白い血を流すところとか、◯◯◯◯と同型の合成人間がCGで、当時の顔で半身で出てくる所とか…。
ウェイランド社のロゴマークが確認できたりした時は興奮しますね。
1のラストでリプリーが射出したビッグチャップを、ウェイランド社がのちに回収して培養したんだ…!とか、ファンにとってとても楽しめました。
バスケスの親とか出てきてたらさらに興奮だね(笑)。
あんなにフェイスハガー出てくると、もう部屋に出てくるGとかの害虫に対する嫌悪感と一緒で、気味が悪い…。
もともとエイリアンってモチーフがGなのかな…?
全体的な恐怖度で言うと、やはり1匹に追い詰められる1に軍配が上がりますね。ゼノモーフが多量に出現する2にも、エンタメ性でも敵わないかな…。けど、エイリアンファンの自分にとっては満足できる作品でした。
けど、残念だったのはラストの新種のモチーフ。
他の方も言っていた通り、改めてギーガーのデザインの偉大さを感じました。
アレが無ければもう少し加点してたかも。
〜劇終〜
ファンなら文句なし
最近のエイリアンがアレだっただけに光った
俺のエイリアンが帰ってきた
登場人物が何処にいるのかが解らない
シン、エイリアンまたはエイリアン番外編
アンディーは有能
本日2個目の映画はエイリアンロムルスを観て来ました!
吹替版で観て来ました。
エイリアンシリーズは1個も観たことなかったですがそんな僕でも全然楽しめました。
バイオハザード系でした。
映画はまじで最高で130分間恐怖が止まりませんでした。
かなり迫力がありこの前みたクワイエットプレイスなみの迫力でした。
ちなみにこの映画の推しはアンディーです。
なんか可愛い❤
吹替の声優さんはまず主人公のレインの声優をしたのが戸松遥さん!!
戸松遥さんは劇場版からかい上手の高木さんで太田役の声優をしてましたね。
一番よかった声優さんはナヴァロの声優を務めたファイルーズアイさんです!!
ファイルーズアイさんはTheバットマンでセリーナ・カイルの声優をしてましたね。
皆の声優上手かったです✨
皆さんもこの秋はエイリアンロムルスの恐怖を味わってください!
時々あると嬉しいSFホラー
そろそろその辺の世代の御本人よりリスペクトウケた新しい人の方が当時の
本人っぽく撮れる感じなんだなぁと正直思いましたw
(グラディエーター2は楽しみにしてますが)
ある意味初代エイリアンの続編正統派2で時系列で言えば言ってる方もいますが
恐らく1.5ですかね(詳しくは無いので何か挟まってるのか不明)
2や3や4他のシリーズを見てなくても全く問題ないです(初見でも多分)
シリーズを観た方はエイリアンはどういうものかはもう既にバレバレなので
楽しめるのかな?と思いましたがエンタメ映画としては緊張感は常に継続されてたので
十分楽しめましたし上手い方なのだとは思いました。
新機軸も観たい気持ちもありますがそれもう題名変えた方がいいしなぁ
SFホラーの新規なんてお客さん呼べるかもわかりませんからどうなんでしょうかね?
ウェイランド・ユタニ社の計画はだいたいガバガバでワラタ
まさに原点回帰
ロムルスって研究用宇宙ステーションの名称です
タイトルで「ロムルスって研究用宇宙ステーションの名称です」としましたが、そのロムルスの由来は劇中でもちょっと説明がありましたが、「ローマの伝説上の建国者。 軍神マルスの子で双生児の兄。 狼に育てられ、弟レムスと協力してローマを建設したが、のちに争ってレムスを殺し、その後三九年間在位したという。」とのことです。
で、この作品は「エイリアン」と「エイリアン2」の間の話という設定ですが、劇中の登場人物たちはもちろん奴らの特性や攻撃力は知らないわけで、観ている私達はもちろんおなじみなので、先が読めてしまいます。
ただ、あまりにも大量に出過ぎ(笑)そういう意味では第一作目の「エイリアン」のような緊張感はありませんし、いかに「エイリアン」が優れた作品であったかということを再確認しました。
正直いえば、あの妊婦の生命力の強さはありえませんし、彼女にまつわるエピソード的な演出も必要ないと思いました。とても面白かったのは「エイリアン」で我々を「あっ!」と驚かせたイアン・ホルム(ビルボ・バギンズでおなじみ)演じたアッシュのそっくりさんが出てきたこと(笑)私はAIかな?なんて思いました。
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