ブルーピリオドのレビュー・感想・評価
全299件中、1~20件目を表示
真っ赤なブルーだ
「俺の絵で全員殺す」
自分も昔、そういう事を考えていたかもしれない。
作中の美術の先生の言葉で
「絵は言葉ではない言語」という下り
かつて自分の師匠が「真っ白いキャンバス。このキャンバスに制限はない。自分の表現を自由に叩きつけろ」と初めに言われた言葉を思い出した。
誰にも似てない自分の考えが思春期の頃とても窮屈で。
八虎とリンクした気がした。
言語ではない表現をした瞬間、自由を得た気がした。むき出しの自分。
もっと魅せてくれ!!少し物足りない
キャラの雰囲気も其々すごく合ってて良かったのに、特に龍二は再現不能では?実写だと、普通に女子を男装させるのかな、とか思ったけど、やってくれた!と私的には拍手喝采。
尺の関係か人間関係や、葛藤等の大事な部分をはしょってあって、仕方ないかもしれないけど、すごく残念!
勿体ない。そこが骨格じゃない?
映像も、制作された数々の作品達も綺麗だし、我が琴線に触れまくるのに。
とはいえ、作中の1つ1つの事柄が記憶を呼び起こされる。
没頭という恍惚の中にいる。
そんな予熱。
自分のイメージを、カタチにしてキャンバスに叩きつける。
開放して削ぎ落とす
ワタシのカケラ達…
お母さんに美大受験を言うシーン
やだ、ちょっとこれ涙なしに見れないから
自分には、これしか無い
そういうの、すごく分かった。
伝わった
海のシーンで
正論の位置から見てる人には分からない的な(正確なセリフじゃなくてごめんなさい)
グッときたし、その後の裸のシーン、実写だとどうなるんやろ…とか心配しましたが、いいシーンでしたね。
ぎこちなく、頼りなく、美しかった。
純粋すぎて、真っしぐら。
怖いけど、試されたい
痛みが青くて…覚えがある
ラストの筆圧の音も悪くなかった
テールベルト、好きですよ。
…だが!手加減無しでいい、
もっと魅せてくれ!!
人生最後は、「自分の好き」が自分を助けることになる
この世の中に、自分のやりたいことを仕事にしている人は、果たしてどれくらいいるのだろうか?
自分は、「やりたいことしかやりたくない」という人もいるだろうし、「趣味は仕事にしないほうがいい」という人もいる。
特に好きなこともないから、やっている仕事を好きになろうとする人もいるだろうし、長い年月をかけ、自分の心に正直に生きようと願う人もいることでしょう。
多感で悩み多き高校生という時期に、まずこの映画の主人公のように、自分のやりたいことを素直に「やりたい」と声に出せた人は、シンプルにカッコいいし、
幸せで羨ましいなぁと思います。
また努力する人の周囲には、
それを応援してくれる様々な応援団が現れます。両親はもちろん、美術の先生や先輩や友だち。様々な人との関わりの中で、成長していく主人公矢口八虎を憂ある演技で眞栄田郷敦くんが好演。
最近のドラマや映画はマンガが原作になっていることが本当に多いように感じます。本作も、「マンガ大賞2020」を受賞した山口つばさによる人気漫画を実写映画化した青春ドラマです。
私はあまりマンガを読まないので、どんなドラマや映画も新鮮な気持ちで観ることが出来るのですが、こと熱烈マンガファンとなると、また鑑賞の仕方や思い入れも違うことでしょう。
映画鑑賞後、無料範囲内で原作マンガを読んでみたのですが、主人公は見た目から眞栄田郷敦くんでばっちりだったのではないでしょうか。
平面美術系マンガを立体化するというハードな難題に挑んだ本作品、
「絵を描く姿」をどう表現しているかが、一番の見どころのひとつです。
2022年に横浜流星さんを主人公に「僕は、線を描く」という水墨画を題材にした小説が映画化されましたが、それを少し彷彿とさせました。私はそちらの方がやや好きでした。
実写化する上で、制作チームの大きな支えとなったのは、原作者山口先生からの『無理に原作に寄せようとするよりも、実在する人物としてのリアリティを大切にしてください』という言葉だったとか。
主人公はいう
「自分は天才ではない。それならば天才と見分けがつかなくなるまで努力するしかない」
何度も自信を失いながらも立ちあがろうとする主人公の一番の応援団に、観ているあなたがなっていたのなら、制作した皆さまも原作者もお喜びになることでしょう。
「自分にも何かできるかもしれない」
「一歩踏み出してみよう」
そう思わせてくれる良作映画です。
好きこそものの上手なれ!!!
人生、
自分の好きを見つけられた人が、結局最強なんじゃないでしょうか🙄
渋谷が本当に青い
渋谷の明け方が本当に青いのが良い。物語が始まるきっかけは、明け方渋谷の「青」なので、これを本物の渋谷で表現できるのは実写の特権だ。マンガやアニメでは絵で「再現」するしかないから、八虎がどんな「青」に感動したのかは想像することになるが、実写は本物の渋谷の明け方を映せる。実際、本当に青くて、これは何か特別な時間を過ごしているのかもしれない、と思わせるに充分は感動が映像に定着していた。
それなりにボリュームのある原作を一本の映画にまとめているので、削られたエピソードも当然多いが、吉田玲子の見事な脚本で削られた感じがあまりしない。八虎の物語として構成し直して群像劇的な要素を抑えて、一人の高校生が絵の魅力に目覚めてから成長していく姿を鮮やかに描き出している。眞栄田郷敦を主人公にキャストしたのは、最初はどうかなと思ったけど、思い返してみると良かったなと思う。彼は豪放で線の太い雰囲気があるが、それは絵を描く人のイメージから離れている。離れている方がこの作品の伝えたいことにはあっていたかもしれない。しかし、ヌードを描く時の彼の裸は引き締まっていて、「薄いゴムみたいで情けない」という印象はあまり受けなかったけど。
「好きなことをする努力家は最強なんです」
「好きなことをする努力家は最強なんです」という、薬師丸ひろ子さん演じる高校の美術教師が、眞栄田郷敦さん演じる主人公・八虎に放つこの言葉が作品を貫いています。芸術とは才能なのか、天才とは誰なのか。生きている実感が持てなかった青年が、自分にとって本当に価値のあるものとは何なのかを追求していく姿が見るものの心に刺さります。
仲間たちと夜明かしした早朝の渋谷の街の風景が、八虎には青く見え、自分にしか見えない世界を、授業の課題で絵に描いてみたことで、それまでの自分から解き放たれ、早朝の渋谷の街に浮遊している感覚になるシーンは秀逸です。
ありのままでいい、好きなことにチャレンジしていく本気、天才ではないのなら、努力を武器に、一歩踏み出してみる。それまでの自分の生き方に苦悩し、自信が持てなかったり、傷つくことを恐れ、目標が見つからず、もがき苦しんでいる人、またはそんな経験がある人に、勇気を与えてくれる作品です。
絵画のことは、わからないけど、
自信、才能、努力。
正しさ、素直さ。
自分との対峙、承認欲求。
青春、ライバル、仲間。
多くのことで共感できる作品。
最後の主人公の言葉は、
作品をしっかり観た人には、とても響く。
色々、思い直すキッカケになりました。
明日は早起きして、空を見てみるか。。
タイパと言わず、アニメ版を観て欲しい🧑🎨🖼️
アニメ版は★5です。佐伯先生と大場先生の話し方が、アニメ版の丸パクリで嫌でした。ビジネスの闇を感じます。カルタの良さを伝える事を放棄して雰囲気にした、「ちはやふる」シリーズよりは良いと思いますが、いきなり藝大受験を決めたり、駆け足過ぎて何も印象に残りませんでした。主人公のモノローグが、最早高校生では無くてオッサンな気がします。曲が耳障りでした。
これは面白いですわ
タイトルなし(ネタバレ)
何かに人生掛けて死ぬほど努力する映画本当に大好き。
付き合いが悪くなったからって「付き合い悪いなもういいよ」って突き放すんじゃなくて、初めに矢口が渋谷の絵を描いた時も3人全員がすげえよって褒めてて、恋ケ窪が矢口の限界に気づいていつもの野球バーじゃなくて落ち着いたカフェに誘って、パティシエになるって伝えるあの流れまじで泣いた。もし、親とか友達から否定されて冷たい目浴びせられても、こういう映画は努力で周りの環境ごと巻き込んでいくんだよね。
高橋文哉のユキちゃんがとっても綺麗でした。脱いだ時はびっくりしたけど、ただただ美しいシーンでした。
こういう映画を見ると、自分って今まで本気で頑張ったことないなって痛いほど実感する。逃げるしサボるし、だから頑張ってる人達を見ると死ぬ程尊敬する。私も好きなこととかなりたい自分見つけて人生かけて頑張りたい。ってか絵が描きたい!!すぐに影響されるのはいい事だと思ってるそれが映画の大好きなところ。見てよかった、ずっっと素敵な映画だったーー!!!!
❇️『同じ題材でもみんな違う絵はオモロイな。』
ブルーピリオド
❇️『同じ題材でもみんな違う絵はオモロイな。』
🇯🇵東京都
㊙️どんな話なの❓
『受験戦争に突入する高校生。自分探しに向き合う為、絵に没頭していく。やる気、目標、挫折など自分と向き合う。成長ドラマ』
◉79C点。
★彡原作とか美術とか知らないだけに普通に面白かった。ジャケット鑑賞でした。
★彡きっと120分で描くには原作知ってる人は物足りないとか言うんだろうね。それも仕方ない。チャンスがあったら読んでみたいと思う映画でした。
🟢感想。
1️⃣『天才か?努力か?』
★彡圧倒的世界観が湧き出てくる天才と小さな思いなどを努力と少しの発想で形にしていく苦労人観ていて辛かった。
2️⃣『同じ人間で同じものを書くのにまったく異なる絵になる感じが凄い!』
★彡評価する人が違えば判定も変わるだろうけどもやっぱり難しく思えた。
3️⃣『考えすぎて闇に浸かっていく美術の世界!』
★彡結局天才や鬼才は黒色になっていくと聞いた事があります。
4️⃣『親の想い子に届かず😢』
★彡あるあるだけど親としては当然だと思う。
若気の至りでは飯は食えへんな。🥢
5️⃣『絵って凄いんやな。』
★彡美術に詳しくないワイは凄く楽しめました。白いキャンバスからいろんな絵の具や凹凸や水加減や擦り、テープなどありとあらゆる道具を使い人を感動させる事を考えさせられた。
🥧🖼️🌃🎨👁️👩🏻🏫🧑🎨👩🏻🎨🏙️🪞🗒️🖍️🖊️🖋️✏️💮
好きだけじゃ勝てない。でも、好きを諦めたくない。
好きなことに人生のウェイトを置きたい
東京藝大を目指す高校生のストーリー。オール明けの街の「青さ」の感覚がめちゃくちゃ共感できる。眠りにつく直前のような、目覚める直前の朧気な感じのような…。高校の美術の先生の好きなことに人生のウェイトを置くのは普通のことっていう言葉と、友達が八虎の姿を見てパティシエを目指すくだりがすっごい好き。自分の努力が人の人生に影響を与えるってすごいことよな。
主題歌はYOASOBIの群青にして欲しかったなー。元々テーマにしてるから歌詞がどストレートにハマってる。
趣味じゃない
透明からありのままへ
描け‼️
ある高校生が絵の魅力に取り憑かれ、美術大学受験合格を目指して奮闘する青春ドラマの秀作‼️主人公の眞栄田郷敦をはじめ、ジェンダーレス男子役の高橋文哉、透明感ありすぎる桜田ひよりちゃん、主人公を優しい言葉で導いてくれる薬師丸ひろ子さんの教師など、魅力的なキャラたちが繰り広げる正統派な成長物語で、好感持てる作りですね‼️そして渋谷の澄んだ青い風景画や、ひよりちゃんによる天使の絵、多面的な自画像、ラストの裸体画まで、今作の世界観を象徴する "絵" の数々もホントに印象的です‼️
主人公の熱は感じるけどストーリーは平坦
ストーリーは良かった
全299件中、1~20件目を表示