バットマン ビギンズのレビュー・感想・評価
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バットマンシリーズハマった…
ダークナイトを先に見てしまった…
バッドマンがいかにして出来上がったかが
よく分かった。
精神科の医者がどこに行ったか気になるところ…
伝説の始まり
元々「メメント」が好だったんですが、先日「TENET」を劇場で鑑賞して感動したので、最近ノーラン監督作品を観漁っています。
ノーラン監督作品としては「メメント」「インターステラー」「ダークナイト」「TENET」に続いて5作目の鑑賞になります。
結論。めちゃくちゃ面白かった!!
いかにしてバットマンというダークヒーローが誕生したのかを見事に描ききっていました。全体的に暗い雰囲気の映画でしたね。ただ、バットマンの悪役であるジョーカーの誕生譚であるトッド・フィリップス監督作品「JOKER」で感じた不快な暗さではなく、王道的ヒーローになるまでの下積みの暗さというか、見ていてドキドキする暗い映画でした。表現が難しいですね。
本当であれば、時系列的にも映画公開順的にも「バットマンビギンズ」→「ダークナイト」と観るべきだったとは思いますが、逆順で観てしまいました。しかし、映画単体としてのクオリティが非常に高かったこともあり、問題なく楽しむことができました。
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幼少期のブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は古井戸の中でコウモリに襲われたのがトラウマになっていた。ある日両親と共に観劇したオペラで黒い衣装の演者を観て恐怖心に駆られ、劇場から出たところを強盗に襲われた。両親は強盗の凶弾に倒れて帰らぬ人になり、ブルースは執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)に育てられた。ゴッサムシティの悪を倒す力を得るために旅に出たブルースは、ヒマラヤで「影の同盟」と名乗る秘密組織に入り、修行を積んで恐怖を克服する力と人並み外れた格闘能力を得た。その後、影の同盟に謀反したブルースは組織を抜け出し、ゴッサムシティに戻って、両親の残した財力と自身で身に着けた戦闘能力を活かして、「バットマン」として悪との戦いを始めるのだった。
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140分と少し長い上映時間の作品ですが、密度の高いストーリーで中だるみも無く最後まで鑑賞できました。事前に鑑賞していた「ダークナイト」では悪のカリスマであるジョーカーの手のひらの上で踊らされるバットマンが描かれていましたが、今作では圧倒的財力と圧倒的パワーと様々なガジェットで悪を圧倒するバットマンが描かれており、こっちはこっちでめちゃくちゃ面白いです。
バットマンというヒーローがいかにして誕生したのかをきちんと描ききった名作だったと思います。
オススメです!!
一周回って好きになった
後のダークナイトに続く映画であり、次回作の評価が高くなりすぎたので相対的に評価が下がりやすい作品だと思う。
自分もダークナイト、ダークナイトライジングとみてからは一作目がつまらなく思えた時期があったが、今は逆に一周回ってありの映画になってしまった。
特に一番好きなシーンは、ブルースが地下で手裏剣つくったり色んなガジェットを工作してるシーンである。
中学校のときに部屋でプラモデル作ってたときのことを思い出すので好き。
渡辺謙はキャラが意味不明なので嫌いだったが、一周回ってこれもありになって来た。
男の子の夢を詰め込んだアイテム
個人評価:3.8
ダークナイトに繋がる大事な一作目だが、シャドウなどの描写やディテールがやや古臭く、このあたりはノーランらしい新時代的な新しい風がやや弱いか。
しかしながら、バットモービルやスーツの演出は男の子の夢を積め込んだビジュアルで流石である。
おうち-266
PITTAマ○クって2005年に発売されて、初代イメージモデルはリーアム・ニーソンだったらしいよ。その後、素材がポリウレタンになって、大ヒットしたんだって。
1作品で1人の俳優さんのことばかり語るレビュー、たまにやるのですが、よし、リーアムさんについて語ろう!
『スターウォーズep1』をリアルタイムで母と見たとき、がきんちょの私はオビワン、アラサーの母はクワイ=ガン・ジンに虜になりました。
その時、クワイ=ガンのどこがかっこいいのかわからなかったけど、、、今めたんこわかります、マスター・リーアムの良さ。私、リーアムさんに会ったら「弟子にしてください」って言うって決めてるんだー。
リーアムさんと言えば、家族を敵にとられて、頑張るパパ(比較的娘がうざい)役も多く、それも好きなのですが、やっぱりマスター役が好き。
瞳の奥の優しさ、クールな立ち振舞い、そして強い!背が高い!
てなわけで本作は、マスター・リーアム好きにはもってこい。ま、今回悪いけどね。そのPITTAマ○ク、すごく暑そうだけどね。
本作は、バットマンの始まりの物語として、フレッシュなバットマンと洗練された悪役というバランスが良かった。
だからこそ、この後、『ダークナイト』で見せつけられる、人間の悲しみや怒り、心の歪みや狂気が際立つし、同じ作風だったらつまらない。
特殊能力を持つ人間ではないバットマンが、両親の死という悲しみを心に、傷つき、信頼するアルフレッドやレイチェル、ゴードンらと乗り越え、強くなっていくところが、
私たちと同じ土俵にいる人間な気がして、いいなぁ。
粋な映画
ちょっと前に出てきたシーンやセリフをたくさん回収してくれてニヤニヤしながら視聴しました。
なんとなく少年漫画のような王道のストーリー展開で安心して見れましたし、アツいシーンが多くて何度も声を出したり泣きそうになったりと、とても楽しかったです!
バットマンの装備を自分の手で整えていくブルースが楽しそうでニコニコしたし、お金も伝手もあるのに自分のできることはちゃんと自分でこなすところが偉いな〜と思いました。
作った武器たちもバットマンの形の手裏剣みたいなやつとかマキビシみたいなやつとか、師匠の教えがめちゃめちゃ染みついていてほっこり。さらにラーズがブルースのことをたとえ敵対関係になっても弟子と認めているところにもほっこり。ぜんぜんほっこりシーンじゃないですが。
ファルコーニに「お前は何も知らない、知らないものは恐ろしい」と言われて自分も実際に犯罪をやってみるなど、良く思っていない相手の言葉も素直に飲み込めるブルースはやっぱり育ちがいいんだなあとか。
ただやっぱり、ラーズの最期には疑問が残ります。直接手を下していないからと言って狙ってやっているし殺人では?
まあラーズは彼なりの正義に従っているから死ぬまで破壊はやめないだろしこれしか方法はないのかもだけど、、、。あんなに殺さないことにこだわっていたのに、パトカーをまくときに死者が出てしまったのをアルフレッドに諫められていたし、ちょっと危ない方向に進んでいないか心配です。
そこをジョーカーが抉ってくるのかな〜〜!とにかく次のダークナイトが本当に楽しみになるような映画でした!
あとレイチェルが毒で朦朧としているとき、字幕では「がんばれ」でしたが台詞は「stay with me.」で、しかもそのあとは「レイチェル!!」って叫んでいて、いつも感情を押さえ込んでいるようなバットマンの奥からブルースが顔を出しているみたいできゅーーーんとしました!
かっこいいけど・・・
クリストファー・ノーラン監督らしい、見てて面白いギミックがたくさん入っていて、飽きずに最後まで見られました、さすが。
ただ・・・今までキャラクター的は知っていても、
アニメのバットマンのチラ見とか プリンス♂のPVくらいでしか
まともにバットマンを見たことがないためか、
なんだか思い入れができなかった。
すんごい重たそうなバットモービルでいつの間に?か追跡をまいたり(これはいいとしても)、
周りを欺くため金持ちの奇行や、最高に口悪いことを自分の誕生日会で口走ったり、
ヒマラヤで 日本人にとっては正義の味方のケン・ワタナベ と
偉大なるジェダイマスター クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)! に師事してたのに、
急によくわからない理由で敵対行動をとったり、
なんとかしてダークヒーローなところを出そうとして、逆に小物感が出てしまったのも、
いまいち思い入れできない原因の一つかなーって。
他の方のレビューを拝見してると、これは名作ダークナイトへの布石だと思えという意見が多く、それを信じてダークナイトに臨みたいとおもいます。
脚本にガッカリ
コウモリが怖いから克服する話。
バッドマン祭り開催。
ティムバートン版も大好きだよ!
それはそれ。これはコレ。
最初の印象は「うわぁ、ダセェ。」
強いバッドマンマンしか知らなかった。
ヒマラヤで修行とか絶対して欲しくなかった。
金持ちの道楽で刑務所入ったり、体を鍛える意味がわからない。どこのトゥームレイダーだよ。
金持ちなら軍隊雇うなり、金に物言わせて政治家買収した方がよっぽど平和だし自分の手も汚さない。
バッドマンの魅力は本音と建前があるところだと思うのよ。
悪を根絶したいって理想と親を殺された怒りから悪を叩き殺したいってジレンマ。
そのジレンマこそダークヒーローたる所以だと思う。
バッドマン三部作でダークナイト以外の脚本を担当したデビットSゴイヤー。
ダークナイトの脚本を担当したジョナサンノーラン。
残酷なまでに才能の差が浮き彫りになった。
ノーラン監督だから糞ダサイ脚本でも俳優を生かして格好良く作品に昇華させたけど、他の監督だったら大コケしててもおかしくないと思う。
三部作全部兄弟タッグで映画にしたら良かったのに。
ストーリーにイチャモンつけたけど、俳優の演技は素晴らしい。
あと、レイチェルが可愛い。
作品自体はダークナイトの方が格段に脚本が良い。
ビギンズとライジングはオマケ程度の感覚で鑑賞することをオススメします。
(観なくても問題ない。なんならティムバートン版見たほうがヴィランが魅力的)
強いヒーローに豪華な出演者
ティム・バートン監督のバットマン🦇とは全く違う強くて逞しいバットマンで、コミック感があまりなく、ハリウッド映画感が満載。渡辺謙が悪役だったり、ゲイリー・オールドマンがちょっと頼りない善良な刑事だったり、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソンと主役級の俳優が豪華に出演🥰
バットマンになるまでの経緯がよく分かった。お父上の会社に使えそうな装備やらクルマまでなんでも揃っているのは都合良すぎ、、、もともとコミックだからいいんだけど、ちょっと冷めてみれば、お金持ちの坊ちゃんの壮大な工作。
とは言え、悪を倒す為、ゴッサムシティを救う為、カッコいいからいいのです。個人的には戦車の様な今回のクルマより、前シリーズの方がカッコいいかな!
執事のアルフレッド、優しいだけでなく厳しい助言もきちんとしてくれて、ブルースを支える素晴らしい人。
人はなぜ落ちる?這い上がるためだ。なるほど、名言ですね‼️
良いです
ホームシアターでの友人との映画鑑賞会で友人が持ってきたので、ビギンズからダークナイト、ダークナイトライジングの3部作を観ました。
いたく気に入って、僕もBlu-rayを買ってしまいました。
ちゃんと3部作全部繋がっていますし、登場人物のやりとりがカッコいいです。
警察官のゴードンの前に初めてバットマンが現れた場面の、ひとりで立ち向かうのは無理だと言うゴードンに向けられた「君がいる」というセリフと、ブルースが執事に「僕を見放さないのか」と尋ねて執事が答えるのを英語音声で「Never」っていうのが最高にしびれました。
主人公のブルースの幼少期、両親を強盗に殺されて警察に保護されたときに彼の肩に上着を掛けて「大丈夫だ」と言ってくれた良い警察官がゴードンだったのですね。
影の同盟で忍者の修行をしてゴッサムシティーに戻ったブルースはゴードンの写真の入った資料を見ていたから、一緒に街を救ってくれる良い警察官を探していたのでしょう。
ゴードンはゴードンで、同僚が悪事に手を染めているのを知りながら、その同僚に「密告はしない。この汚職まみれの街で誰に密告すればいいんだ」っていうのですから、正しいことをしたいのにできない、声を上げてもどこにも届かない状況に苦悩しながら、きっと半分諦めながら、それでもやっぱり犯罪のない街を望んで、良い警官をしていたのでしょう。
ゴードンの元に装甲服に目出し帽の怪しいコスプレ男が現れて、珍しい良い警官だと言ってくれる。
検事や裁判官などの公権力まで巻き込んでいる巨大な悪と戦おうとしているその男が、1人じゃない、君がいる、一緒に戦ってくれるだろ?って言ったら、しびれますよ。
頭のイカれたコスプレ男かも知れない、でも、マトモな人は一つの街の社会そのものを相手に戦ったりなんかできない。
ひょっとしたらと期待してしまいます。
だって救いがなくて悶々としているところへ、うっすらと光が差したかも知れないのだもの。
その上、ダークナイトライジングの最後で街を救うために爆弾を海上まで運ぶ場面で、命と引き換えに街を救うヒーロー、バットマンにゴードンが正体を尋ねて、誰でもバットマンになれる、傷ついた少年の肩に上着を掛けて「大丈夫だ」と言ってやるだけで良いのだってバットマンが答える。
ブルースは色々な装備を整えるだけの財産があって、忍者の修行で身に付けた悪に対抗しうる強い力もあるけれど、ブルースのバットマンはシンボルに過ぎず、街を良くしようとする一人一人の正義感や優しさが犯罪のない街を作る大きな力になって、両親を失って傷ついた少年ブルースにとって、優しい警察官がバットマンだったのでしょう。
だから、ゴードンに向けられた「君がいる」には大きな信頼があったのだと思います。
友達と3部作を全部見た後、1人で見た2回目の「君がいる」はゾクゾクするくらいカッコよかった。
それに、執事の「Never」。
同じやりとりをビギンズの劇中で2回やっていて、1回目はブルースの両親を殺した路上強盗犯の裁判の公聴会へ行く前、父が遺したウェイン家の屋敷を、粉々に無くなってしまえばいいと言うブルースに、執事はウェイン家が6代にわたって住んできた屋敷だと言って止める。
お前には関係ないじゃないかと言うブルースに、旦那様から大切な坊ちゃんを託されたのだから関係はあると答える。
その後の場面で「僕を見放さないのか?」と尋ねるブルースに、執事が「Never」と答える。
2回目は、ブルースの誕生日のパーティーに悪役の影の同盟のメンバーが姿を現してパーティーの客に失礼なことを言って追い返した後。
影の同盟に家を燃やされて、1回目のときに粉々になくなればいいと言っていた屋敷がホントに焼け落ちて無くなってしまって、執事とブルースが地下の秘密の施設へ逃れたリフトの中で。
人はなぜ落ちるのか、それは這い上がるためだと、ブルースの父の言葉を執事が言う。
家名に傷をつけ、屋敷を灰に変え、どん底まで落ちたブルースが「『まだ』僕を見放さないのか?」と尋ねて、それでもやっぱり執事の言葉は変わらない「Never」。
旦那様が遺したのは屋敷だけじゃなくて、この旦那様の大切な坊ちゃんをも遺された。
この子がどんなに落ちても、きっと這い上がるから、決して見放さないで助けるのだという執事の「Never」はしびれます。
3部まで全編通して、登場人物のやりとりがカッコよくていいです。
これは繰り返して観るのがいいと思います。
素晴らしいです。
ストーリーに撮影技術が追いついた
『ジョーカー』の秀逸ぶりに影響され、そのルーツを探るべくバットマン旧四部作から鑑賞し、新三部作へ突入した。
個人的に観るのが苦痛であった旧四部作は原作アニメをある程度の忠実さを持って実写化したものであるのに対し、新三部作からは、より脚本を練ったアニメ路線からの脱却があった様に感じられた。
ゴッサムシティの描写も素晴らしかったし、『Mr.フリーズの逆襲』から8年の月日は撮影技術の向上を感じる。
キャストも脇を固める俳優陣が豪華だが、リーアム・ニーソンが悪者で、ゲイリー・オールドマンが善者というのも面白い。
実存的ニヒリズム vs 闇の理想主義者
ノーラン監督版のBatman三部作(Dark Knight Trilogy)の序作。
それぞれの作品間の制作時期がかなり開いているものの、しっかりとその世界観と物語が統合されている。
米国のエンタテイメントコンテテンツは勧善懲悪が好まれるなかで、Batmanは異色の存在。なかでもノーラン監督の作風は、より善と悪の境界線を曖昧なものにしてリアリスティックな作品に仕立てあげている。
対立する二人の思想も似ているようでいて、譲れない思想や矜恃があり、ついに二人は大きく対立する。
一方は腐敗した社会を「オールクリア」して腐敗した社会を浄化しようとする虚無主義者。かたや行動は法に抵触するものの、最終的には人を殺めることなく今の社会を救おうとする現実的な理想主義者。
敵役のデュカードの行動(ジェノサイド)には賛同できなくても、思想そのものについては賛同する人も多いのではないか。所得格差や移民問題等政治や経済が混乱するなか、彼のような思想を持つ人の声と、その声に耳を傾ける人の割合が今ますます大きくなってきている。
【”人の本性は行動で決まる” 超弩級エンターテインメント作品三部作の序章。ブルース演じるクリスチャン・ベールを支える、名優マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの魅力が作品を牽引する。】
・幼き、ブルースは観劇中両親に帰宅を請い、帰途に両親を”貧しき者”に殺される・・。彼は、自分の責任だと責任を背負いゴッサム・シティから姿を消し、ヒマラヤで”ラーズ・アル・グール”(渡辺謙かな・・)が率いる”影の同盟メンバー”として戦闘訓練を受ける。
そして、ゴッサム・シティに戻ったブルースは彼の不在の間、ブルース家を管理していた忠実な執事アルフレッド(マイケル・ケイン)と応用科学部のフォックス(モーガン・フリーマン)と久方ぶりの再会を果たすが、彼の不在の間にウェイン家及びゴッサムシティは”荒廃”していた・・。
■今作の魅力
1.師事していた筈の”ラーズ・アル・グール”とのまさかの対決。
2.マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの魅力全開作品。
そして、フォックス(モーガン・フリーマン)による、バット・モービル、バット・スーツなどの今後の作品における重要な装備の開発過程の面白さ。
3.地方検事補佐レイチェル・ドーズとの再会と・・・・・。
4.ゴッサム・シティを牛耳っていたファルコーニを陰で操る、イケメン精神科医クレイン(キリアン・マーフィ:久しぶりに観ると、無茶苦茶イケメンである。今や、英国映画界の(個人的)スターである・・。クリストファー・ノーラン監督の信頼も厚い。))の幻覚剤を使用するスケアクロウとしての姿。
5.ジム・ゴードン巡査部長の三部作を通して変わらぬ実直な姿。(今作、ラストで目出度く昇格。この後も、ドンドン昇格。)
<幼き頃のトラウマを克服し、スケアクロウ、及びラーズ・アル・グールとの対決を制した、バットマンの前に提示された”ジョーカー”のカード。これからが、本番です・・。>
バットマンの始まり
バットマンの始まりはオモチャに夢中になる子供の延長線で始まった?
初めての出動は動きもぎこちない。他の特殊能力を持ったスーパーヒーローとは違って人間臭さがとても良い。
名作と言う人が多いダークナイトも早くみてみたくなった。
ここから始まるシリーズを思えばこそ観られたけど、この作品単体だとあ...
ここから始まるシリーズを思えばこそ観られたけど、この作品単体だとあんまり好きではなかった〜
ただ、忍者修行のところは違う意味で面白かった。なんか欧米の人がイメージするNINJA!って感じがツボに入った。
監督が変わるとバットマンもこんなに変わるのかと思った。アメコミが原...
監督が変わるとバットマンもこんなに変わるのかと思った。アメコミが原作ながらも悪の本質をつく内容になっていて、真面目で深い作品だと感じた。最後がまた続編が早く観たい!と思わせる終わり方になっていて続編を作るのにあったラストだったと思った。バットマンのかっこよさを引き出し、さらに悪についての真理を問いただす作品だと思う。
ただのアメコミと思うなかれ!
今までのバットマンシリーズとは変わり、
しっかりとしたストーリー性がある!
いかに、バットマンが生まれたか?
なぜ、バットマンなのか?
ブルース・ウェインの
心の闇や恐怖を見事に演じ切った
クリスチャン・ベールの演技は、圧巻です!
ダークナイト ビギンズ。アラは目立つが、三部作の始まりとしては上々の出来。
言わずと知れた有名アメコミ『バットマン』を実写映画化。
バットマンの物語を一から語りなおすリブート企画『ダークナイト』トリロジーの第1作。
子供の頃に両親を殺された大富豪ブルース・ウェインが、どのようにして闇の騎士・バットマンへと変貌を遂げたのかが描かれる…。
監督/脚本は『メメント』『インソムニア』のクリストファー・ノーラン。
主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じるのは『アメリカン・サイコ』『マシニスト』の、後のオスカー俳優クリスチャン・ベール。
テロリスト集団「影の同盟」のボス、ラーズ・アル・グールを演じるのは『スター・ウォーズ エピソード1』『ラブ・アクチュアリー』の、名優リーアム・ニーソン,OBE。
ウェイン家の執事、アルフレッド・ペニーワースを演じるのは『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』の、レジェンド俳優サー・マイケル・ケイン,CBE。
ウェイン産業応用化学部の責任者、ルーシャス・フォックスを演じるのは『ショーシャンクの空に』『ミリオンダラー・ベイビー』の、レジェンド俳優モーガン・フリーマン。
ゴッサム市警の警官、ジム・ゴードンを演じるのは『レオン』『ハリー・ポッター』シリーズの、オスカー俳優ゲイリー・オールドマン。
ラーズ・アル・グールの影武者を演じるのは『ラスト サムライ』『SAYURI』の渡辺謙。
精神科医、ジョナサン・クレイン/スケアクロウを演じるのは『28日後…』『真珠の耳飾りの少女』のキリアン・マーフィ。
音楽を担当するのは『M:I-2』『ラスト サムライ』の、巨匠ハンス・ジマー。
アメコミ映画でありながら決して子供向けではない、シリアスでダークな作風。
とかくシリアスに作りすぎてしまうのはノーランの悪い癖だと思いますが、本作は元々が荒唐無稽なところのあるコミックが原作なのでちょうど良いバランスになっています。
続編ありきで作られている作品なので説明的になってしまうのは仕方ないことかも知れませんが、やはりちょっと退屈。
そんなことまでセリフで言わんといけんのか、というやりとりが結構あるのはノーラン作品ではもはやお約束。
気になったのは、カメラが寄りすぎていて見にくい場面が多々あった点。特にアクションシーンは何やっているのかよくわからない。
アクション映画なのにアクションがつまらないというのは結構致命的な欠点かも。
また、バットマンのキャラクター設定にもブレがあると思う。
バットマンといえば不殺を貫くヒーローとして有名です(1989年の『バットマン』では割と悪党を殺していたような気もするけど…)。
クライマックスでの「殺しはしない。だが助けもしない。」って、あの状況での見殺しはほとんど殺しているようなものでは?
映画前半の影の同盟から逃れるシーンでは火災を起こし、結果的に渡辺謙が死んじゃうけどあれは良いのだろうか?
ブルースが処刑を拒否したあの囚人は結局助かったのかしら?
ピンチだったグールを助けたみたいな感じになってるけど、そもそもブルースが殺そうとしていたことを忘れてはいけない…!
ダークにするのは良いが、悪党の命すらなんとか守ろうとするヒーロー像だけは守って欲しかった。
あと、クライマックスの毒ガスでおかしくなった人たちはちゃんと解毒出来たのかな?
丁寧過ぎるほどにバットマン誕生譚を描いていたのに、最後の方は尺が足りなくなったのか結構雑に処理されていたような気がします…。
あと、スケアクロウの扱いの悪さが酷い🌀スタンガンで退場はないだろう…。
そもそも「影の同盟」の計画の回りくどさは一体なんなのだろう。
街を苦しめている不況すら本を正せば「影の同盟」の仕業だったらしいが、ゴッサムをぶっ壊すという目的のための手段が不景気にさせるってどうなの?
「不景気作戦に失敗したから今度は毒ガスだ!」という分かりやすさは良いけど、まず水道に幻覚剤を混ぜて、ウェイン産業から盗んだ液体気化装置で水を気化させて毒を撒くって…周りくど過ぎるだろー!
さっさと上空からでも毒撒けよー。
などなど、シナリオのクオリティはお粗末な気がしますが、ゴッサムの街並みはとても良い。
また、ブルースがバットマンになっていく過程はやはりワクワクさせられます。
何よりエンディングでのジョーカー登場の布石はやはりテンション上がる上がる!
バットマンの誕生をリブートして描くという目的は達成されているので、それだけで映画としては合格点。バットマンを愛するがあまり文句ばっかり書いたけど、箸にも棒にも掛からない映画ではないっす。
まぁでも、やっぱりこのシリーズは次回が最強ですわな。ついにヤツが暴れ出すぞ…🃏
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