劇場公開日 2005年6月18日

「脚本にガッカリ」バットマン ビギンズ @花さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0脚本にガッカリ

2020年9月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

コウモリが怖いから克服する話。

バッドマン祭り開催。
ティムバートン版も大好きだよ!
それはそれ。これはコレ。

最初の印象は「うわぁ、ダセェ。」
強いバッドマンマンしか知らなかった。
ヒマラヤで修行とか絶対して欲しくなかった。
金持ちの道楽で刑務所入ったり、体を鍛える意味がわからない。どこのトゥームレイダーだよ。
金持ちなら軍隊雇うなり、金に物言わせて政治家買収した方がよっぽど平和だし自分の手も汚さない。

バッドマンの魅力は本音と建前があるところだと思うのよ。
悪を根絶したいって理想と親を殺された怒りから悪を叩き殺したいってジレンマ。

そのジレンマこそダークヒーローたる所以だと思う。

バッドマン三部作でダークナイト以外の脚本を担当したデビットSゴイヤー。
ダークナイトの脚本を担当したジョナサンノーラン。
残酷なまでに才能の差が浮き彫りになった。

ノーラン監督だから糞ダサイ脚本でも俳優を生かして格好良く作品に昇華させたけど、他の監督だったら大コケしててもおかしくないと思う。

三部作全部兄弟タッグで映画にしたら良かったのに。

ストーリーにイチャモンつけたけど、俳優の演技は素晴らしい。
あと、レイチェルが可愛い。

作品自体はダークナイトの方が格段に脚本が良い。

ビギンズとライジングはオマケ程度の感覚で鑑賞することをオススメします。
(観なくても問題ない。なんならティムバートン版見たほうがヴィランが魅力的)

@花/王様のねこ