最も重要なものは愛
劇場公開日:2024年10月18日
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解説
「ポゼッション」「狂気の愛」などで知られるポーランド出身の鬼才アンジェイ・ズラウスキーが、初めてフランスで手がけた作品。オーストリア出身で当時フランスで活躍していたロミー・シュナイダーを主演に迎えて描いた、濃密なメロドラマ。
ゴシップ誌のカメラマン、セルヴェは、生活のために安っぽいポルノまがいの映画に出演して日銭を稼いでいる女優ナディーヌと出会い、一目ぼれする。彼女を助けようと考えたセルヴェは、高利貸しからお金を借りて舞台に出資し、ナディーヌに役を与える。ナディーヌもそんなセルヴェにひかれるが、夫であるジャックとの間で揺れ動き……。
撮影中は演出方針をめぐってズラウスキーとシュナイダーが何度も衝突したと言われるが、シュナイダーは落ちぶれた女優ナディーヌを演じきり、第1回セザール賞で主演女優賞を受賞した。共演はフランスの人気歌手ジャック・デュトロンと、「アギーレ 神の怒り」「ノスフェラトゥ」などで知られるクラウス・キンスキー。2024年10月、「ロミー・シュナイダー傑作選2024」にて日本劇場初公開。
1975年製作/113分/R18+/フランス・イタリア・西ドイツ合作
原題または英題:L'important c'est d'aimer
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2024年10月18日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンジェイ・ズラウスキー
- 原作
- クリストファー・フランク
- 脚本
- アンジェイ・ズラウスキー
- 撮影
- リカルド・アロノビッチ
- 美術
- ジャン=ピエール・コユ=スベルコ
- 音楽
- ジョルジュ・ドルリュー