KILL 超覚醒

というワケでおそらく本年最後の映画館での鑑賞となったのが本作『KILL 超覚醒』となります😁
大体、和歌山県は新作映画の公開が遅い‼️
マ王は危なく大阪まで観に行くトコだったので、慌てて鑑賞した次第です😅

内容は徹頭徹尾の復讐劇ですね😫
鑑賞した順番もあるかもしれないが『果てしなきスカーレット』を観た後だったので流石にゲップが出るかの怒涛のリベンジアクションでした🌀
いやね、主人公の気持ちは判らんでも無いよ💦
あんなシチュエーションなら仕方無い気もしないでもない✋
でもね、この映画で１つの答えが出てる😬
復讐の連鎖は止まらないって事よ😑
やはり復讐は推奨出来ない行為なのを鑑賞後にマ王はひしひしと感じました✨

マ王自身が生涯２度目のインド映画というのもあり、かなり警戒しながらの鑑賞でした(前回の『ＲＲＲ』もハイカロリーな映画だったので)
インド映画に付き物のミュージカルダンスシーンこそ無かったけど途中で歌は流れたので「あぁ、インド映画だなぁ」と神妙な気分にはなりましたが、基本はアクションオンリーの映画です。
しかも復讐劇なので過激な描写もアッサリ観れるという手品みたいな内容なってます。
普通に鑑賞したらカタルシス汁がドバドバ出る映画だと思うんだけど前述通り、マ王は反復讐映画の金字塔でもある『果てしなきスカーレット』を鑑賞していたので、どうにも復讐が頭に入って来ないしカタルシス汁も少ししか出ませんでした。
それくらい過剰な復讐に次ぐ復讐のオンパレードなのよ。
復讐劇の反面教師映画ってなら首肯するがエンタメとしてはＲ１５の判断は間違ってはいないかなと。

復讐の爽快感に溺れたい方なら映画館直行ですが『果てしなきスカーレット』がハマった方なら回れ右です🤣
何度も言いますが、これでもかと言わんばかりの復讐劇ですのでマ王としてはオススメはしません🫡
頭をカラッポにして観るエンタメ系に振り切った作品ですのでマ王みたいに文句を言いたい映画バカはストレスになるかもよ🤭

映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
主人公の復讐心はＷチャージ度★★★★★
いや、それでも復讐はアカン度★★★★★

さて冒頭でも言った通り、マ王の予定では今作が本年最後で打ち止め👍
この場を借りて２０２５年のベスト３映画とワースト３映画を書いておこうと思う😐

先ずはベスト３からね✨
③『果てしなきスカーレット』
②『サブスタンス』
①『ウィキッド ふたりの魔女』

③は滑り込みで入って来ました。
正直、３位の候補は沢山あったのよ。
て事は今年は映画が豊作だったんだろうって思うのよね。
②は最近一番の衝撃作でもあったし考えさせられた作品でもあったので。
デミ・ムーアの怪演が光った映画でした。
①に関してはマ王が良い意味で今年一番裏切られた映画でした。
来年の３月６日から公開『〜永遠の約束』が楽しみで仕方ありません。

続いてワースト３です😵‍💫
③『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
②『ChaO』
①『サンダーボルツ*』

③は今夏事ある毎に酷評してきた映画です。
何度も言うけど『鬼滅の刃』が嫌いなのではなく映画としての出来が悪かったと言ってるのよ。
それでも②と③は迷いました。
②は前評判との落差が酷かった映画ですね。
久々に騙されたと感じた作品でした。
①に関しては最早、映画では無かったのでダントツです。
『アベンジャーズ ドゥームズデイ』の有料CMでしかないのよ。
その証拠に公開途中でタイトルが『ニューアベンジャーズ』に変更になってたし。

今年は珍しく映画館に通ったマ王です。
その分、お金も飛びましたが２０２５年は良作傑作が多くて嬉しい限りでした。
２０２６年は既に面白そうなタイトルが目白押しですので今からワクワクが漏れてます。

来年もマ王は迷う事なく、面白くない映画は腐しますし面白い映画は絶賛します。
また皆さんもレビューだけで判断するのは止めて、映画は映画館で騙される、が基本なのを忘れないで下さい。
レビューはあくまで個人の感想なので人生観でも変わるもんです。
マ王が観て思った事とは別の感想があるのだって普通なのよ。

より多くの方々が映画館で感動してもらえるのを願いつつ今年はこれにて失礼しますね🙇
来年も良い映画に出会えますように✨

列車内を舞台とした映画は数多くあるが、車内で延々と戦闘が続くちょいと風変わりなアクションもの。いやー面白かったです。

実は主人公、ハナシの前半までは人を殺してません(無力化するだけ)。しかし中盤のある契機でキルスイッチが入ります。このタイミングで「テメエら皆殺しにしちゃる！」とばかりに「KILL」のタイトルをバーンと映す演出はニクい。

スイッチONからは列車内は死屍累々の血の海、死体運搬車と化します。とはいえ多勢に無勢で、主人公も結構ボコボコにされますが、数カットで復活する。戦闘力に加え回復力も並じゃない。戦闘は基本ヒカリモノか徒手空拳(殴る、蹴る、柱や床叩きつける)でとてもイタそうです。

敵役の列車強盗団は親族経営で、内輪では「オジキぃ」「オヤジ」「ムスコよ」などとほのぼのアットホームな雰囲気ですが、サイコパスがひとり混じっていたせいで主人公の逆鱗に触れて皆さん次々と悲惨な最期を遂げてちょいとかわいそう。

ただ、列車内での主人公や人質、犯人グループが今何両目にいるかという位置関係がやや把握しづらかった。

ところであのエンディング、実は主人公は死んでる？の「あしたのジョー」パターンかなと思った。

格闘系としては完全につ突き抜けた作品であった。設定も秀逸。🎦ビーキーパーの設定以上にリアルで必然性が増していた。あの環境では跳弾リスクが高くなることから攻守ともに銃を使うのが躊躇われ、畢竟刀剣を使ったコンタクトが主流となることからより残忍な描写がリアルに描かれることになる。また狭い空間では周辺の器材までもが凶器となりより迫力のあるバトルが実現した。とにかくこの作品、とんでもなくマニアックだった。🎦ビーキーパーも銃が使いづらい設定に持ち込んでの肉弾戦を展開するという、多勢に無勢バトルでの基本設定になりつつあるが本作品もしかり。その残忍さはこの物語の本質に深く結びついていく事にもなり、格闘系ムービーとしては突き抜けた面白さがあるにもかかわらず、エンディングには何処か切なさが残るというか・・チョッと昭和のやくざ映画の趣にも通づるペーソスが好みが分かれるところかもしれない。

いずれにしても話の展開はシンプルでスピーディ。誤解を受けるかもではあるが、あの残虐性が得体の知れない興奮を呼び起こします事間違いない。復讐がテーマではあるがそのむなしさもまた伝わってくる作品として、復讐のむなしさを聖と龍によって癒される🎦果てしなきスカーレットとまた立ち位置こそ違えど、似たメッセージがそこには横たわる。

この映画で一番な人が序盤で離脱し、
地獄かっ！というタイミングでタイトル！
まじか、、嘘であってくれと思いながら鑑賞した。

狭い空間でのアクションは、工夫もあって面白かったが、
電車の天井の使い方があまり活きていなかったり、
登場人物たちが電車のどの車両にいるのか、
空間があまり理解できなかった。