「やるなら必殺まで、、、」室町無頼 蛇足軒妖瀬布さんの映画レビュー(感想・評価)
やるなら必殺まで、、、
十分に楽しめる時代劇だった。
「ええじゃないか」のような、
熱狂渦巻くカオス、
二転三転する破綻ギリギリの展開は、
その後、応仁の乱、
更には戦国時代へとつながる日本の歴史上、
最も混沌とした時代の前ぶれ感を楽しめた。
【蛇足】
時代劇のいつものやつを観たい、
時代劇ファンを狙うのか、
カオス、破綻を観たい、
ラッパと弦楽器を使うなら、
西部劇や、
必殺シリーズのレントゲンまで・・・
映画ファンを狙うのか、
作品だけを観ると両方狙った感があるが、
両方ともマーケットとしては、
大きくはないだろう。
2時間のエンタメに振り切るなら、
兵衛と道賢の関係をシンプルにするか、
または、
関係を維持するなら要整理のシークエンスは多い。
数字的にはどう影響が出るのだろうか。
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