「かなり期待ハズレな時代劇大作‼️」室町無頼 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
かなり期待ハズレな時代劇大作‼️
大泉洋が剣豪・蓮田兵衛を演じ、彼の先導による無頼の暴動を描く痛快時代劇‼️この作品は時代劇というより映画としてかなり期待ハズレ‼️まず主役を演じる大泉洋‼️いつもとは勝手が違うキャラクターを、チャンバラシーンを含め、かなり頑張ってます‼️ただ今までのキャラクターゆえ、非業の死であるとか、武士の哀れとか、そういうものがまったく感じられないのが難点‼️どうせなら彼のキャラクターらしくハッピーエンドで終わって欲しかった‼️そして才蔵を演じる長尾謙杜‼️特に前半の感情がこもってない絶叫演技がイタい‼️アクションシーンは素晴らしいです‼️そして柄本明によるマンガチックな特訓シーンも作品の格をかなり落としてると思う‼️そして松本若菜扮する遊女‼️兵衛に想いを寄せる設定だったのに、才蔵の筆おろしをしてあげたりして、どっちつかずみたいなキャラ‼️しかもラストでは運命的な才蔵との再会みたいなカット‼️でもこの二人が想いを通じ合う描写がそこまで掘り下げられてないため、いまいち頭をひねってしまう‼️てゆーか小太郎って誰の子⁉️もうちょっと大泉洋と松本若菜さんの間にドラマチックな展開を期待したんですが・・・‼️そしてクライマックスの暴動のシーンも地図を広げて戦略を練るわけですが、いまいち状況がつかめないまま事が進んでしまう‼️迫力あるスペクタクルシーンではあるんですが‼️そして大泉洋は頑張っているんですが、対する堤真一のチャンバラシーンがなってない‼️もうちょっと練習しなきゃダメですよ‼️そして大泉洋が北村一輝にトドメを刺すシーンも、それまで北村一輝の非道ぶりを示す描写がそこまで多くないため、カタルシス的に盛り上がらない‼️そして音楽‼️まるでマカロニ・ウェスタンのような、はたまた哀愁漂うギターサウンドで作品にまったく合ってない‼️戦闘シーンを盛り上げる音楽もイマイチ‼️私的にはもっと重厚さが欲しかったですね‼️まぁいろいろ文句を書きましたけれども、大泉洋の頑張りに免じて星二つくらいオマケしときます‼️