恋するプリテンダー

劇場公開日:

解説

オーストラリアのきらめくリゾートを舞台に、大人の男女が意地とプライドを懸けて繰り広げる恋の駆け引きを描いたラブコメディ。

弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで知り合った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いが原因で燃え上がった恋心も一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人がオーストラリアで同じ結婚式に出席して偶然に再会。真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、険悪なムードを漂わせる2人。しかし、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、互いの望みをかなえるために恋人のフリをすることになり……。

ビー役はドラマ「ユーフォリア EUPHORIA」や映画「リアリティ」で注目を集めるシドニー・スウィーニー、ベン役は「トップガン マーヴェリック」のハングマン役でブレイクしたグレン・パウエル。監督は「小悪魔はなぜモテる?!」「ANNIE アニー」で知られるウィル・グラック。

2023年製作/103分/G/アメリカ
原題または英題:Anyone But You
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2024年5月10日

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映画レビュー

4.02024 91本目

2024年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

シドニーが魅力的すぎる。
今売りだし中のグレンパウエルも面白い
アクションからコメディ、ラブロマンスなんでも出来ますね
ラブコメで久しぶりに面白いと思えました

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しゅん13

4.0おバカで可愛くてオシャレなハッピーラブコメ

2024年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

グラマラスバディのキュートガールとムキムキマッチョメンのドタバタラブコメ。
オーストラリアでのウェディングパーティーという最高のロケーションと、おバカでノリの軽〜い優しく愛に溢れた登場人物たちというマッチングが素晴らしい!観ているだけで笑顔になれるハッピームービーでした。

特にビジュアル面が最高で、画面がずーっとオシャレで可愛い!ファッションや家具、小物、デコレーション、何から何までセンスが良すぎる…!今年観た映画の中で、一番ビジュアル的には好みかもしれない。

楽しかったー!

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まだまだぼのぼの

3.5タイタニックミー

2024年10月12日
PCから投稿

グレンパウエルというとThe Dark Knight Rises(2012)のちょい役のイメージがあり、他の映画でも端役と脇役の中間のような扱いだったからブレイクは意外だった。晩成感があるがまだ35歳(2024年)だそうだ。

がちむちな男っぽさと適度なダサさで、見ているうちに意外性は消えた。頼れる男の気配とリラックスさせてくれる老成感(いい意味のおっさん臭)を持ち合わせていて、今後も高需要を維持する気がした。

導入のいかにもロマコメな出会いのエピソードに引き込まれたが、そこからは「キュンとなんかさせてやるもんか」という感じで、洗練をおのずから壊してくる。
むしろ下品やAwkwardを押し出すことで評価も伸びとどまった。
imdb6.1、RottenTomatoes52%と87%。

ただしもっと定番なロマコメを想像していたので、個人的には面白く見ることができた。EasyA(2010)の監督Will Gluckが演出していて、撮影も音楽もよかった。

いや、そんなことより、この人たちとこの世界線にあてられた。
絵画のようなシドニーのビーチ、パウエルやスウィーニーのビジュアルと肉体美、同性どうしの結婚式に来豪して連日パーティを繰り広げるという文化&生活環境。
それらは極東の庶民から見たら完全にSFなのであって、そんな環境に至るよりも月へ行く方がずっと簡単だろう──と思える外国映画だった。

キラキラした陽光感がありオーストラリアを表すためのオペラハウスとコアラとブライアンブラウンも出てきた。豪観光局から資金提供されているのかと思えるほどの豪推しだった。
いい意味で軽薄で、飛躍も多かった。映画全体がパロディのノリで、あっちへこっちへと、すったもんだするが、強引に丸くおさめた。

ひと組の恋愛に周囲が巻き込まれ、登場人物全員があれやこれやの気苦労と算段と策略を繰り出して奔走する──。ロマコメによくあるこの展開・構成のパターンはシェイクスピアの「から騒ぎ」を原型とするのだそうだ。

ここから身体の話をするので閲覧注意だが本作の狙いは鋼とマシュマロを並べてみたところにある。
これはわたしの固有特性ではなくあまねく男の共通点だが男は女の身体的特徴に目ざとい。サイテー!ハイスクール(Everything Sucks!、2018)というネットフリックスで見た年齢層低めの学園ドラマにスウィーニーが出ていて、そのとき既にグラマーだったスウィーニーに着目した。すぐにブレイクがきて引っ張りだこになった。とろんとしていながら時々据わる三白眼が特徴だが、男の視線は顔よりも下へ行きがち──という需要にもしっかり映画は応えていた。

近年デコルテという言葉が使われはじめ「美しいデコルテ」などと言われるが、元来ファッション界隈語とはいえ、通俗的にはcleavageがない人に対する救済の代替語として「美しいデコルテ」を設定したわけである。
もちろんしみのない肌のかがやきを「美しいデコルテ」と称するのは適切であろうし、cleavageを見せる習俗のない文化圏のドレス姿には「美しいデコルテ」と言うしかないのも解る。
しかし安部さんのジューシーみたいになんでもかんでも美しいデコルテと称するのはどうなのか。

──と言うのもスウィーニーのばあい何を着ようと瞭然たるcleavageがあらわれ出てしまっていたからであり、いったいだれがこのスウィーニーを「美しいデコルテ」と形容しますか、って話。
スウィーニーは「美しいデコルテ」をしているにもかかわらず、かのじょは絶対に「美しいデコルテ」とは形容されない。
このことで『cleavageがない人に対する救済の代替語として「美しいデコルテ」を設定した』という説明が解っていただけたことだろう。
cleavageがあるなら「美しいデコルテ」は打ち消される。(ぜったい誰も言わないが)両者は完全なる主従関係にある。

『デコルテとは元々ファッション用語で、フランス語で「襟ぐりが深い」という意味を持ちます。 最近では、そのような洋服を着た時に露出する部分のことを指し、首から肩、胸元にかけての広い範囲のことをデコルテといいます。 デコルテは女性らしさを印象づける部位として、ファッションや美容において美しく見せることが注目されています。』(ネットで拾った説明文)

邦題のpretendとは「ふりをする、偽って主張する」という意味で、だから恋するプリテンダーなんだぜ──という配給元の鼻息は気にくわないが「あなた以外なら誰でも」よりは売れるタイトルになったとは思う。
ちなみにTitanic meで「映画タイタニックの真似をしましょう」だそうだ。ビーの提案にベンは「いやさすがにださいだろ」と言うのだが、そのセリフは、見ていたわたしの「いやさすがにださいだろ」という脳内声とシンクロした。わら。四半世紀経てまだネタなんてジャックもローズも冥利だわな。

以前どこかの映画にでていたアレクサンドラシップを感じがいいひとだと思ったがこの映画でもやはりそう思った。

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津次郎

3.0笑えるトイレのシーン‥それだけ。

2024年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主役の2人は美しいですね。

脚本とか、映画的ギミックとかなく。主役2人の美しさとオーストリアの綺麗な海を眺められる。そんな映画でした。

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ちはや