ゴジラ-1.0/Cのレビュー・感想・評価
全120件中、101~120件目を表示
とにかく画面が暗過ぎる。もっと丁寧なモノクロライズを!
「シンゴジラ・オルソ」の時も今回の「ゴジラ-1.0/C」でも思ったのだが、
仕上がったモノクロ画面があまりにも暗過ぎる。
敷島の家ん中なんか真っ暗。黒だけじゃなく白もぶっ潰れてる。
観にくい事この上ないよ。
ゴジラの原点である、ほぼ70年前のモノクロの2作「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」を
4KUHDやBlu-rayで観ても、全然暗さは感じない。
かつての黒沢作品だってモノクロ映像は全く暗くなく、むしろ躍動感に溢れてる。
またカラーをモノクロ化したMADMAX FURYROADやTHE MISTを観ても暗くなかった。(暗くないどころか魅力が増していた…この域に達して欲しかった。特にMADMAXのブラック&クローム・エディションは半端ない!)
今回は色調補正が失敗してるんじゃないかな?
言っておきますが、カラー版は9回も観た程大好きだけど、良い作品だけにもっと丁寧なモノクロライズして欲しかったかな、もったいない!…カラー版は特に海神作戦の時のゴジラがグレー、空もグレー、海もグレー、軍艦もグレー、すべて異なるグレー色が織り成す濃淡のグラデーションがとても美しく、背ビレと熱線のみクリアブルーでそのコントラストがセンス抜群だったのに、本作ではその良さも消えてた。
蛇足ですが、本当に無気味なモノクロゴジラを観たかったら2作目の「ゴジラの逆襲」をオススメします。歴代随一醜悪なゴジラの造形、動物感とスピード感溢れるアンギラスとの死闘、特撮と完全リンクした濃厚な人間ドラマ。自衛隊の作戦展開のダイナミズム。
名作と言われる1作目より、よっぽど凄かったのを最近再認識しました。
より映像、ストーリーに集中し、ゴジラの恐怖がマシマシに。
情報量が減るからこその効果
白と黒の恐怖と猛威の中に、新たな魅力と美を見た
『ゴジラ ‐1.0』のモノクロ版。
『シン・ゴジラ』もモノクロ版が公開されたが、今回は全国340スクリーンの大規模公開。製作側のよほどの自信と更なる興行アップの期待が窺える。
レビューは書かないつもりでいたが、こちらはこちらで思う事があったので。
詳細はカラー版で書いたので、簡易レビュー。
『~‐1.0』はもう一度劇場で観たいと思っていたけど、他にも観たい映画や都合などでなかなか。
そんな時、このモノクロ版の公開。
絶対観たいと思った。もう一度観たい事もあったが、それ以上の理由も。
昭和、第1作より前の時代が舞台。それに、ゴジラの原点=第1作はモノクロ。モノクロで見る価値は充分あり。
ありふれた言い方かもしれないが、まるで昭和の映画を見ているよう。
ベタな演出や演技が賛否分かれている本作だが、かえってそれがモノクロになって活きた。
ゴジラの熱線による破壊の閃光。白と黒のコントラストが映え、そこにカラー版以上の“美”を見た。
ゴジラもより恐ろしく。神々しく。
カラー版と全く同じ作品なのに、また別の作品のような魅力と見応えと新鮮さがあった。
きっと、第1作を初めて見た方はこんな感じだったんだろうなぁ、と。
モノクロで話は同じなのに、劇場が結構混んでた事に驚き。多くの人もモノクロに興味や見たかったんだなぁ、と。
改めて見て、THE日本映画的で人間ドラマベースなのに、アメリカで大ヒット&高評価したもんだとも。
これも改めて見て感じたが、単なる怪獣映画に留まらず、人間ドラマをしっかり描き、戦争時代の背景が争い続く今の世に訴えるものがある。苦難に対し乗り越え、未来へ。メッセージ性と抜群のエンタメ性。
アメリカでは今賞レース開幕中。各前哨戦によって、作品賞にノミネートされたり、外国映画賞や視覚効果賞も結構受賞。外国映画賞はアカデミー国際長編映画賞日本代表に選ばれた『PERFECT DAYS』より多く受賞し、視覚効果賞に至ってはオスカーでもノミネートどころか受賞を狙えるポジションに。
『シン・ゴジラ』の国内映画賞席巻も驚きだったが、今回は国内映画賞ではなく米オスカーに手が届こうとしている。
アメリカと日本のCGやVFXの技術の差は圧倒的で、差を縮める事など絶望的と思われた。が…
アカデミー賞授賞式。視覚効果賞発表の時、ゴジラの名が呼ばれたら、私はもう…。
その面白さと魅力と迫力と恐怖がモノクロになってさらに。
『ゴジラ ‐1.0』の猛威はまだまだ続く!
再見する機会を与えてくれた
絶妙ににリアル!
世界映画史上の重要作、到達点。
戦中日本人を尊び、現代日本人を鼓舞する素晴らしい作品
夢を観ているかのようだった
まだ戦争は続いたままなんだ!
「これで終わりにしろ、敷島」
太平洋戦争末期、特攻隊員・敷島(演:神木隆之介)は、爆装零戦の故障を偽り大戸島の飛行場に着陸する。その晩、島の伝承に伝わる「呉爾羅」なる怪物が飛行場を襲撃し、敷島と整備兵・橘(演:青木崇高)を除き全員死亡。やがて失意のなか復員した敷島は闇市で典子(演:浜辺美波)と出会い二人で暮らす。復員局の斡旋で機雷掃海の職を得た敷島は秋津艇長(演:佐々木蔵之介)、学者・野田(演:吉岡秀隆)、"小僧"水島(演:山田裕貴)らと掃海活動を行う。折しもビキニ環礁では水爆実験が行われ、その頃から太平洋では奇妙な船舶破壊事故が頻発するのだった...。
鳥肌が立った。元々僕はあまり特撮が好きではないし、怪獣モノもあまり観ない。特に「ゴジラ」に関しては初代と「シン・ゴジラ」しか観ていない。これには理由があって、そもそもゴジラは怪獣映画だと思っておらず、人類の罪と罰を問うた映画だと思っている(この観点からみると、実は「シン・ゴジラ」も少し弱いのだが...)。その人類の功罪を前にして、限られた条件下でその当時の人類の叡智を以て罪を贖うのが本来の「ゴジラ」だと思っており、だから後年の怪獣同士の戦いにはまるで興味が湧かなかったのだ(同じ理由で「ランボー」も一作目しか観ていない)。
だから今回も当初の公開はパスしていたのだが、ミリタリーおじさんホイホイの戦闘機や軍艦が登場するということと、今般改めてモノクロ映像版として上映することを知り、「モノクロならば観てみようか」ということになった。
いや、山崎貴監督やるじゃないですか。プロットはこれで申し分なし。劇中、パイロットとしてブランクのある敷島が「とある試作戦闘機」をなんで一度のテスト飛行もなしにあそこまで乗りこなせるのだろうかとツッコみたい気持ちはあるにはあったが、まあSFなのでそこは目を瞑る。これまで「映像先行」であまりプロットを評価してこなかった監督だったが、ここまで作り込めたのは、曰く一皮剥けたのではないか。「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)で一度ゴジラを映像化しているだけあって、なめらかな動きがとても良かったし、「これに伊福部昭のスコアがのってくれたらなぁ」と思っていたら欲しいところで伊福部スコアが流れてきた。佐々木蔵之介と吉岡秀隆、そして青木崇高の姿もいい。それぞれが「あの戦争は何だったのか?」という問いを背負いながらゴジラと対面する...自分が求めていた本来のゴジラがそこにあった。
そのうえで、ガイガーカウンターの針が振り切れるまで自分のなかに溜め込んだエゴを放出させてもらうと、この映像を本多猪四郎と村田武雄の脚本で観たかった。序盤なのだが、言葉の端々が妙に現代的で「当時の人々ならばこういう言葉遣いにはならないだろうな」と思いながら観てしまった箇所があった。それが勿体ない。また、(もうこれはどうしようもないが)やはり戦後の人々と現代の人々とでは骨格が変化しているのだろう、好演しているものの神木隆之介と浜辺美波が少し浮いている感も否めない。例えば神木隆之介と田村高廣をパイロット姿で比較するというのは酷な話だが、やはり現代っ子だよなと思いながら観てしまった。あとは話の本筋にはあまり関係ないが、放送局のアナウンサーの悲壮感についても、あれは本多猪四郎版だから出せたものだと思う。そう、秋津艇長が話していたように「戦争を知らないってのはな、幸せなことなんだ」。
それでも、元々のゴジラとは何なのかを堪能できた作品。国際情勢の関係で米軍が動けない状況下、本来ならば解体される運命にあった軍艦や戦闘機をかき集めてそれぞれが抱えていた「自分たちの戦争」に向き合った帝国海軍の男たちに敬礼。彼らが戦後も抱え続けた無念、その権化こそが「ゴジラ」の正体だったのかもしれない。
何度観ても面白い!!
「ゴジラ-1.0/マイナスカラー」の報を聞いた時から、絶対観に行くと決めていた。
モノクロになって、ちょっとノスタルジックになるのかな〜なんて、のほほんとした事を考えていた私を待ち受けていたのは怖さ倍増のゴジラさんであった。
いや、怖ぇよ!なんか初めて観た時より怖いんですけど?!
モノクロになって、元々黒基調のゴジラは熱戦や爆発の明るさとのコントラストが良い。それに色の情報を失ったことで、爆炎や煙や雲の存在感が増し、銀座襲撃のシーンなんかは「この世の終わり」感がより強く感じられた。
「ゴジラ-1.0」のレビューに散々書いたので、細かい内容の事は書かないが、とにかく最高!
実質2回目だけど、本当に面白かった。2回目観ると初回より面白い映画と、2回目観ると思ってたより響かない映画があるのだが、「マイナスカラー」は初回と同じテンションで観られる稀有な映画であった。
モノクロなのに色褪せない興奮と感動。
「ゴジラ-1.0」が気にいって、もう一度観たいと思っているなら、是非「マイナスカラー」で観て欲しい。
かなり良かった。のめり込んで鑑賞しました。
"白黒映画"ではなく、「識色限定版(color limited edition)」映画です。
通常封切から2ヵ月余で、「識色限定版(color limited edition)」を全国劇場公開する斬新さに恐悦至極(きょうえつしごく)
当然、封切日に鑑賞しました。
僕は子供の頃から、映画は"一球入魂 主義"
即ち、劇場・配信・ビデオ を通じて、同じ映画を複数回観ないし、鑑賞中にメモを取りもしない。
映画内以外で、制作関係者のコメントや補足事項が加味されるので、プログラムも買いません。
(ただし、第三者レビューは観ます)
劇場で、複数回観たのは,ここ12年間位の間に、家族・親人と共に観た数本のみ。 配信・ビデオを加えても10本もない。
この映画は、かっての白黒フィルム映画とは、似て非なるもの まったく異なる性質の映画でした。
フィルム撮影映画が、デジタル撮影映画に成って、更に3段変化として、デジタル補正映画に成りました。
これはフルCG映画とは違います。
どこが違うかと言えば、影の投射と画面構成内の明暗変化補正が加えられている点で
僕らが白黒モニターで映画を見るだけの行為とは、まるで違っています。
単に、フルカラー映画を"白黒フィルター"を通しだだけの作品ではなく、まったく別物映画に仕上がっています。
鑑賞者に与えられた、情報を絞ったぶん、見る冪点が「作品の粗や役者の演技」が、白黒映画の様に観えてしまう反面
観賞中に、いろいろな観察チャンスを、僕らに与えてくれます。
1回目の鑑賞では、さほど感じなかった点が、2回目になって この映画を"より細かく鑑賞する"ことげでき、幾つかの事が判りました。
佐々木蔵之介さんの演技はピカ1です。<助演賞>
アキコ役子役さんの初動演技、幾カットかの”入り時"の各エキストラの立ち位置や手の置き場所等が、"むかし映画"ばりの演技・演出だったのは、カラー版では、気にならなかった点だが、今回は 少し気になってしまった。
掃海艇装備の機銃を、佐々木蔵之介さんは「17ミリ」と言われていましたが。。。
日本陸海軍・米国海軍には、17ミリ機関銃はなく、
九三式機銃(13ミリ)もしくは、三年式機銃(6.5ミリ) もしくはブローニング社、エリコン社、ボフォース社の機銃でもなく。。。
何なのか? 2度目の鑑賞でも解決しなかった。
ラスト1カット、肉片が動いて 黄緑色に光って いたように記憶していましたが、
浮輪状の腸のようなモノが動くのは、高水圧下では 普通にあり得ることですし、光ってもいませんでした。僕は初見で、だいぶ見誤って鑑賞して、記憶したようです。
どうでもいい話だが、雪風が最初の母港カットでは、艦艇名塗装が"YUKAZE" になって、KIが抜けていたような気がしたが、次のカット以降は ちゃんと入っていました。
本作は、日本映画では重要な"光と影の描写"がない故、最初から識色限定版を作ろうとしたのではない事は、判りました。
イー・ヨングンさんと、お読みするのか?
数多い エンドロール記載名の中で、このヘアメイクさん1人だけ異フォントで、字の大きさも違う人がいたので、違和感を持ちました。漢字でも、ハングル文字記載でもかまわないのに、あえてローマ字異フォントを使う事の意味を考えてしまいます。
前回カラー版 鑑賞後に、気づいた事ですが、
この映画は、実行されなかった「ダウンフォール作戦(米軍 日本本土上陸作戦)」ではないか? ということ。
ゴジラを米軍に置き換えると。。。
通常版と、識色限定版(本作)の どちらを先に観る冪なのか、考えましたが、
鑑賞者の"ファーストインパクト"を考えると、本作の方が先かもしれない。その前に「シン・ゴジラ」かな
これも正解!
カラー版を含めて3度目の鑑賞。
その合間合間に一番最初の『ゴジラ』(1954)も鑑賞し、比較もしましたが、モノクロ版を見て改めて一番最初のゴジラへのオマージュをヒシヒシと感じましたし、なるほど-1.0だと納得。
全編完璧に…とまでは言いませんが、もともとモノクロ上映するつもりだったような違和感のなさは凄いと思います。
まさに『黒い雨』(1989)のように、モノクロ戦争映画の持つエグさというかインパクトがあって、いっそモノクロ版を先に見たかった気分。
これね、いずれ地上波でTV放映されることがあるなら、もうこの白黒版の方がいいんじゃないかな。
そしてその日の深夜帯に一番最初の『ゴジラ』も放送するなんてどう?
ちなみに『ゴジラ-1.0』は海外でもかなりヒットしたようですが、最新版をモノクロで上映なんてアイデア、キングコングもやってないんじゃない?凄い発想と度胸だと思います。
ゴぉ ジぃ ラぁ わわああああああっっっあ‼️‼️‼️ッ
ニぃッ ポぉ ン のおおおおおおおおお‼️‼️っ
も のぅぉぉぉぉなな あ んんだぁよぅおおおおおおおおおおおおおおおおッ‼️‼️‼️‼️‼️‼️ッッオオッ
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ‼️っΣ\(゚Д゚ )
世界一面白かった‼️✌️❣️っ
映画終わってすぐ学生たちの声「なんだ死なんのかい」
大人たちの声「そうだよな…良かったよ」
「しきしまあア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ああッ‼️」(ビルマの竪琴から抜粋)
しきしまパン買いたくなった
ハリウッド?なにそれ(*´∇`*)ナニソレオイシイノ?
感動した‼️感動とは、心が動くと書く!😭👏✨
俺がもっと若かったらもっと今の100倍感動したのに!
それが悔やまれる。この感動はやがてすぐに薄れるだろう。俺も歳もとったし、映画みすぎて鈍感になってるし、でもこの作品を劇場で観れて良かった‼️✌️
長い時を越えてやっとついにラピュタとターミネーター2と同列の映画に出会えた🎥👀🍿*゜‼️
日本の底力を魅せていただいたっ‼️
「この国はお前たちに任したぞ」
冒頭で、碇シンジ君が何故に進撃の巨人の世界に居るのか分からなかったが、
ちゃんと初号機に乗れて良かった(*^_^*)…
圧倒的な絶望はマイナス1.0ではなくマイナス2.0だった。
ニッポンにブラック・レインがまた降ってきた…
たかお胸熱‼️
スパイファミリーだらけやないかい!グッズ🤣(あんたらスパイってそんな可愛い仕事ちゃうぞ)
是非に及ばず←(意味分からず書いただけ)
始め「小オー」って読むんかと思った。
なんかさあ、ゾイドの実写版観たいよね(・W ͜ ʖ ͡° ) Good!!🔘⏸(・ω・)b
全120件中、101~120件目を表示