ゴジラ-1.0/Cのレビュー・感想・評価
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これからのゴジラ
去年、今年とゴジラ−1をモノクロ映像含めて4回観に行きました。日本にふさわしい怪獣映画だと改めてそう思います。来年も日本のゴジラ映画がまた観れたらもっと素晴らしい作品だなとそう思います。
誰かが貧乏くじを引かないいけないんだ
いやー銀座の最後、ゴジラと爆発雲のショット…痺れた…こっちはこっちで締まりが出て伝わってくるもんがあったように感じた。時代設定が昭和なのでしっかりくるんやろうな。コレ、めちゃめちゃアリやね。
④H-8
色々批判もありますが
公開から数ヶ月を経、昨今話題となった他の作品などと比較して戦後の描写が綺麗事だとか大戦への反省が無い(あればもっと良かった説も含む)など批判的なコメントも多数見られるなか、自身は初見時に素直に揺り動かされたわけで、モノクロ版はそうした批判を意識しながらの鑑賞となった。結果、やはりいい作品だと思った。以上。
決して古臭くはない、戦後という白黒の臨場感
11月に−1.0を観てストーリーは知っているから、映像をより楽しめた。
冒頭の夜の島の場面では、見えにくいというモノクロの宿命はあるもののその分、ゴジラの謎の生命体感が出ていたと思う。
全体的に時代背景とも合っているし、ところどころ記録映像の様にも見える。銀座の中継は、アナウンサー役の発声も相まって実際の映像かと錯覚しそう。
そしてマリオンしか知らない、あの憧れの日本劇場が白黒映像だとより重厚感のある建物に見える。嗚呼、本物の日本劇場が見てみたい。
ゴジラの背びれがボコボコなるところは、メカっぽいというか生物っぽくない感じがしてあまり好きではないけれど、白黒だと軽減されてて良かった。
音楽も脳内補正がかかっているのか、音割れしているように聞こえて、往年のスペクタクル映画のような風格があってワクワクした。
白黒になっても音楽と音響の演出は最高峰
しかるべきシーンにしかるべき音楽
VFXと音響の調和は素晴らしかったです。
定番の怪獣大戦争マーチは勇ましいがあの深刻な状況のシーンにおいては茶化すような選曲となってしまうと考察しました。
怪獣大戦争マーチは大好きです。ここぞ起死回生という時は、やっぱり怪獣大戦争マーチ
ゴジラと出演者により集中できる
カラーの通常版を観て暫く経ってから、レビュー評価が良いため、本作を観た。
カラー版は主演の演技がちょっとオーバーかなぁと感じていたが、本作ではストーリーに入り込めた。2回目だからなのか、色色限定版の効果なんだろうか?
最初にモノクロを観ると、やっぱりカラーも観たいとなるだろうから、複数回観る方 向けかな。
映像から得られる情報が減ってる分
マイナスワンからさらにマイナスカラー、内容はそのまま色彩を落としてモノクロっぽく仕立て直し
オリジナルのフルカラー版もまだ上映してる中で面白いことするなーと思って観にきたらばこれが実に興味深い
映像から得られる情報が減ってる分ほかのとこに感覚が回る、なんと素晴らしい音楽音響かと
これぞエンタテインメント、なんせ派手で良い
カラーが自分には合っていた
マイナスカラーよりもやはりカラーの方が自分には合っていたと思います。
ゴジラの熱戦放射時の背中の棘が綺麗に青く光る色はモノクロでは白になりましたね
あそこだけ青の色をのせるとかできたらいいなぁと思いました。
モノクロの映画をカラーに直すみたいなカラーリマスター的な演出があると
面白いのに。
ただ、キャストの表情については細かい感情まで鑑賞できました。
特に震電を操縦した時の神木隆之介さんの表情がインパクトがありました。
一瞬ですが離陸直後 コックピットを見渡して満足そうに微笑んでいたような。
カラーの時は、窓の外の景色とゴジラがどこにいるんだって操縦者目線になっていました。
が、マイナスカラーは、
橘の言っていた「(零戦)不具合品」から極地戦闘機の震電に乗り換えたときの
パイロットとしての驚きと喜び(それが命かけであっても)
「これならいける」と敷島が思ったんじゃないかっていう心の動きが
マイナスカラーでは見えた気がします。
マイナスカラーはキャラクター心情・時間経過による変化がはっきりとわかる気がします。
安藤さくらさん・青木 崇高さんなど
あとは、明るい太陽光なのか暗い焼け跡なのか…
ただ、機雷掃海船が木造船なのかどんだけボロボロなのかの素材感みたいなものは
残念な感じです。
それがはっきりわからないと敷島の「えっ」っていう笑える
リアクションはわからないよなぁ~と思いました。
ゴジラはマイナスカラーにすると確かに、怖いです。カラーだとイケメン
ですものね。どなたかが言っていたかわいい感じ…形状はものすごく好きなんですけど。
カラー版が自分的にはあっていたかな~と思います。
カラーをもう一度IMAXで観れたら最高なんだけど。無理だろうな~
素晴らしい! カラー版を超え、さらなる高みへ昇りつめた傑作!!
戦後間もない復興の時代背景とモノクロ映像とが完璧にマッチ、素晴しい作品に仕上がっています
そして同様にモノクロだった1954年の「ゴジラ」第1作目への最高のオマージュとしても素晴しく、ゴジラ生誕70周年を迎えるにあたる歴史的な作品になったと思います
カラー版に対しモノクロ版の方が恐怖感が増すのと、あのゴジラの咆哮がド迫力のパニック映画として、何倍増しもの風格を備えた作品としてより作品を引き締めています
そしてモノクロになった事でキャストの皆さんがより映えるのも驚きで素晴らしかった
モノクロの古臭さがすごく合ってたし、特に田中美央さん演じる駆逐艦「雪風」の堀田元艦長が民衆に”わだつみ作戦”への協力を仰ぐシーンはものすごくノスタルジックな映像で感動しました
さらに一番感心したのは典子を演じる浜辺美波さん、昔の銀幕スターの美貌と風格をそなえた素晴しい役者さんだなあとあらためて思いました
カラー版のレビューにも書きましたが、本作は堂々とグローバルマーケットで渡り合える作品だと思うので、たくさんの人達に観てもらって世界の映画史に残る名作になってほしいものです
そしてこの書き込み時はまだショートリストに挙がっているだけの状況ですが、イコール米アカデミー視覚効果賞(Academy Award for Best Visual Effects)のノミネーションを受ける可能性があります
日本が生んだゴジラ、その作品でオスカーを受賞するという、日本映画界にとっても非常に意義があり歴史的な出来事を見てみたい
古くは「スター・ウォーズ」から「タイタニック」「アバター」直近で「テネット」と世界の映画史に名を刻む名作の数々が受賞してきたオスカーを受賞して、世界映画史にその名を刻んでほしいと思います
古い見た目で全く新しい演出
白黒で映画を観ることに対して抵抗さえある今の時代に
敢えて白黒で魅せる、こんなにも新しい手法があったとは。
熱戦や心理、表情の描写がここまで際立つとは思っても見なかった。
ゴジラだからこそハマる演出であり、考え抜かれた演出に脱帽。
次は「+V(ボリューム)=爆音」、 「−V (ボイス)=声なし」なんて演出があっても緊張感が増して面白いかもしれない笑
モノクロ版の方がオススメです!
モノクロ版は、あまり大きなスクリーンでかかっていないのでキャパ490のTOHOシネマズ日比谷へ行く。日比谷のスクリーン12に初めて入ったが、地下なのに結構広い。
カラーに続いてモノクロの東宝マーク。モノクロの画面はゴジラに合う。
戦後の焼け野原は、カラー版よりもはるかに雰囲気が出ているし、ゴジラの迫力もまたモノクロ版の方がすごい。私はカラー版も観たけれど、どちらか一本と言われればモノクロ版をお勧めします。
2,200万円で映画で使われた震電を購入して2022年7月から展示している福岡の大刀洗平和記念館がクレジットされていた。
「ボランティアエキストラのみなさん」には、橋爪功も入っているのかな。
2/7追記:2/6にTOHOシネマズ日比谷に行ったら、ロビーにあった今回作のゴジラの立像も、壁に飾られていた30作のゴジラポスターも撤去されていた。まだカラー/モノクロどちらも日比谷で上映しているのだから、上映期間はおいておいて欲しかったな。
モノクロ化は成功だけど...チェレンコフ光は青くないと物足りない
昨年後半に観たシン・ゴジラ オルソに続き、カラー作品のモノクロ化企画。
奇しくもオルソと同じ映画館の同じスクリーンでの鑑賞。
予想通り、モノクロでの戦後の荒廃した雰囲気はオルソ以上に作品世界にマッチしていた。オリジナルで気になったセットや衣装、役者の小綺麗感が払拭される。
オルソで感じたVFX画面がミニチュア撮影のように見える白黒画面のマジックはこちらでも同様。どういう視覚心理学のトリックなんだろう。
ただ、最大の見せ場であるゴジラが制御棒背びれをバッキンバッキン突き出していって放射熱線を吐くまでの段取りシーケンスは、あの青白いチェレンコフ光的表現じゃないとちょいと物足りない。まあそちらを先に観ているせいもあるけど。
ゴジラ-1.0としては通常版を加えて2回目の鑑賞でゴジラパートはいいのだが、やはりあのクサくてグドい演技・演出のドラマパートを2度見るのはキツかった。
怪獣映画としてはモノクロ化が成功していて★5つでもいいけど、人間ドラマ分マイナス1.0。
時代設定に合ってる映像
2回だけど モノクロ版も映像に合って落ち着いて
観れますね
だけどね映像が暗いから最初のミニゴジラが出てくる
シーン少し分かりにくい
それから戦闘シーンでゴジラの熱線とか銀座の破壊シーンはカラーのが迫力がありますね 少し残念です
マイナスカラー!!
白黒映画はいわゆる名作と呼ばれる2・30本位しか観ていないと思う。
その中には、カラーと白黒が混在するウェス監督の「フレンチ・ディスパッチ〜」とか、
「シンドラーのリスト」などカラーで撮れる時代であっても、その作品において白黒表現の方が適していると判断した監督のこだわりで、敢えて白黒で撮る事を選んだ作品。
(スピルバーグ監督は「シンドラーのリスト」をモノクロで撮りたいがために
「ジュラシックパーク」の監督をする条件をのんだ。。なんてエピソードも聞いた事があります!)
色があるか無いか、、
作品の印象を大きく左右する、作品の命に関わる選択でもあるんですね。
色々観ましたが、映画シロウトのワタクシには"白黒映画"って正直敷居が高い
のです('◉⌓◉’)
カラー映画に慣れ過ぎている為、それより圧倒的に目から入って来る情報量が少ないと思っていて。。
白黒映画を観る時は、いつもより集中力を要するような実感があります。
全集中だぁ٩( ᐛ )و
しかし本作は去年公開されたカラーverも鑑賞したし、内容も把握済み。
字幕を目で追う必要もないのでハードルも下がる。
純粋に楽しみな気持ちだけで臨みましたよ♪
いざ、鑑賞!
目が慣れるまで少し時間がかかりましたが、すぐに没入出来ました。
舞台が戦後なのも相まって、違和感なかったです。
戦争のトラウマ!突如現れるゴジラの脅威!人々の恐怖!
ここをしっかりと怖いと思えた!
海戦での緊張感も増して見えたし、海の不気味さがより際立っていたと感じた。
そして改めて気付くこの作品のテーマの重さ。
「生きて抗え」ということ。。
戦争でボロボロになったばかりなのに、それでも尚、ゴジラに立ち向かう。
戦争で亡くなった人々の為、家族・子供、そして日本を守る為、敷島・野田・秋津らは、戦う事を諦めない。
その姿に胸が熱くなる。
人間ドラマとして、より、力強く、説得力があり、迫って来るものがありました。
背びれから青白く光る放射能を放つゴジラ。白ーーーー!!くて目がチカチカする程の迫力があったけど。。
ここはカラーverが好みでした。
そして、カラーverで感じたオーバーアクト、説明セリフの多さも、色味が消えた事で、丁度よくなった気がしました。
あと、知っていたからではないと思うけど、、ポツンと橋爪さんがより目立って見えたw
本作は白黒映画としてもクオリティが高かったと思います。
同作品を、カラーverと白黒ver、短期間で映画館で鑑賞出来た唯一の作品になりました(^。^)
最近観た「コンクリート・ユートピア」のあの未曾有の大災害も、実はゴジラなんじゃ。。とか思っちゃいました。
いや〜それにしてもゴジラは怖くてカッコ良いですね!ガオーー!!
このゴジラには腰がある
勿論カラー版は鑑賞済みだ。
思えば「シン・ゴジラ」公開当時にひねくれ者の自分は「小さき勇者たち~ガメラ~」のレビューを書いてたんだっけ。
今回はちゃんとレビューします。
期待と不安が半々だったんだよなぁ。この監督のゴジラ。
「アルキメデスの大戦」や「DESTINY鎌倉ものがたり」は良かったし、賛否は有るが「寄生獣」も良かった。
上手い監督だとは思うんだが、自分としてはどうしても受け付けない部分が有る。
『セリフ』だ。
説明セリフをやたらと入れるのが最近の邦画のダメなところだと思うが、その点この監督は筆頭格だと思うし、中でも感情をセリフにするのは最悪だ。
上記の「寄生獣」では『心が…、壊れる…!』なんてセリフを主人公が言ったりする。
こんなセリフを口に出して言うなんて役者に同情するね。
いや、カミさんは菊地凛子だ。やはり同情しない。
…まぁそんなこんなで不安も有った監督だが、本作は神木隆之介という抜群に上手い俳優を主演にした事でその辺の不安をなんとか乗り切ったと思う。
監督自身が役者を信じる様にもなったんじゃないかな。
それというのも今回モノクロになった事で見事なCGよりも役者の演技に自然と集中するようになったからだ。
主演の神木隆之介さんからは『いちいちセリフにしなくたって演技で見せられるよ俺は!』とでも云う様な気迫とプライドを感じた。
佐々木蔵之介さんの演技はモノクロになっても濃すぎると思ったが。
まぁ解り易いというのは悪いばかりじゃない。
特に大人も子供も世界中が観る「ゴジラ」では。
ストーリーも伏線も演出も、悪く云えば何の捻りも意外性もないが、物語の王道を堂々と描き切ったうえで飽きさせずに観客を魅了するのは相当な手腕が必要だと思う。
海外での上映も大ヒットらしいがそれも納得だ。
さてレビューのタイトルにもしたゴジラの腰の件。
これは本作で唯一新しいと思えた演出だ。
これ迄のゴジラでは首から脚までまるで一体化している様で、腹の下にすぐ脚が有る感じで上半身と下半身の区別も無かったと思う。(振り向く時は身体全体で振り向く)
だが本作のゴジラは明確に腰の動きが感じられて、言葉は悪いがまるで狂った格闘家が暴れているようだった。
けどそこがこれ迄ハリウッド製ゴジラでさえ無かった動きの演出で実に格好良い。
モーション演出の担当者は素晴らしいセンスしてると思う。
山崎監督は大ヒットに気を良くしたのか次もやりたいと言ってるらしい。
だが続編となれば王道だけでは観客は満足しないだろう。
またも不安は大きいが、やはり観たいと思う。
蛇足
自走出来る陸王なんてまだあるんだなー。
黒が深く恐ろしい、白は目が潰れるように眩しい
海とゴジラの黒は希望絶望を塗り潰すほど濃い
酷評されもした登場人物の感情もより際立った
民間から起ち上がった火を使えない軍隊、命を重んじた特攻という設定で国家主義者をかわしている
こちらも
アリ!
子どもの頃観てたのが、白黒ゴジラ世代にはこちらが馴染むかなぁ。
特に物語が戦後の昭和設定なので、こちらの方が雰囲気ある。
ただカラーにはカラーの、白黒には白黒の良さアリ!
要はどちらもアリ!
甲乙つけ難い!
モノクロ画面になって一皮剥けた
ゴジラ-1.0がモノクロに再編集されたというので、遅ればせながら観に行った。
映画としては、マイナスワンより遥かに面白い。ゴジラの不気味さが強調されているし、登場人物の大げさな台詞に違和感がない。伊福部メロディが鳴り響いた時は、「よっ千両役者!」と声を掛けたくなる。
マイナスワンを観た方は、是非もう一度観るべし。必ず新たな発見がある筈。
そうそう。
入場者特典のアートボードを椅子に置き忘れちゃったんだ。馬鹿だねえ。
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