ゴジラ-1.0/Cのレビュー・感想・評価
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祝!日本特撮悲願の米アカデミー賞 視覚効果賞を受賞の快挙
ついに日本特撮悲願の米アカデミー賞 視覚効果賞を受賞を果たす事を成し遂げた、歴史的な快挙に感無量です。
何よりも、この作品が世代や国家、性別を超え、敗戦国日本の戦争末期から終戦後の時期の日本人のメンタリティ、特に「特攻」や「カミカゼ」と言った言葉だけが知られ、その本当の姿、実像は理解されずに長きにわたり誤解されたままになっていた事が、「エンターティメント」の形を通して世界中の方々への理解の一助となってくれたであろうことを、何よりも嬉しく思い、感謝の気持ちで一杯でいます。
自身としてはカラー上映版のレビューにも述べさせていただいたように、この作品が、映画史に残した功績はまさに計り知れない物だと考えています。
また現時点での盛り上がりとは別に、今後、後々、歴史の中で更に、その正当な評価(功績)は確定されていくものであろうとの予見する次第です。
良かったです。
映画館で見られる内にと鑑賞してきました。ゴジラの恐怖感が倍増して見られました。(二回目、正月に五歳の孫を連れて行ったら開演5分位で妻と退出)
亡き友のお父様(昭3)が戦後乗艦の伊156が爆沈後一年半、紀伊半島~九州の瀬戸内海の掃海作業をしておられました。週給(接雷の危険故)でドル払い(買い物で困った記憶なし)だったそうです。映画の各所で余り歴史で取り上げられないことを演出されており感激しました。電車の音も戦前製造の一畑(孫が在住)電車のものだとか。すごいなーと思いました。
モノクロである必要はなかった
本当は3.0ぐらいにしたいんですが、元のゴジラが傑作なものですからまぁ4.0ぐらいですね。
個人的には、もっと思いきって画質とか荒くしてほしかったなぁーって正直思ってしまった。
モノクロというから初代ゴジラ的な昭和っぽい雰囲気で楽しめるのかと思いきや、モノクロはモノクロなんでしょうけど、途中それを忘れてしまったぐらい画質がきれいなんですよ。
良く言えば、モノクロのストレスはないんですけど、そのストレスも込みで荒々しい画質のなかでマイナスゴジラがどれだけ魅力的になるんだろうとか期待してたのになー。
白黒ゴジラの方が迫力あるとか、昭和の風景がモノクロの方が良く馴染むとか、まぁ言われてみればそんな気もしないでもないが…
正直僕はカラーでいいですね。
でもしつこいですけど、元が傑作なんで見終わった後の満足感はやっぱりすごい!
アカデミー賞も頑張ってほしいなぁ!
入場者特典の大判カードが嬉しかったです。
ちょっと惜しいな…と思ったのは、モノクロにも関わらず、絵が鮮明だったことに、やや違和感を覚えました。
どうせやるなら、画面の荒れ(ノイズ)や、キャプションのブレがあれば、なお臨場感があってよかったと思いました。
嬉しかったのは、カラーver.の時にもらい損ねた入場者特典を、4度目の鑑賞のこちらでいただけたことです。
2024年ワーストムービー!💀✨✨
個人的な意見ですが、つまらない映画でした。
他の作品を観れば良かったです。
お金の無駄遣いになってしまいました。
オススメはしません!
映画館のスクリーンによって見え方が違う?
本編についてはカラー版で感想を述べているので割愛します。
モノクロ版は初見ですが、全体的にかなりホワイトがつぶれていて暗い絵作りに感じました。
シンゴジラのモノクロ版とは比較にならないと思いますが、シンゴジラは全体的にコントラストが上手くコントロールできていたのに対し、残念ながらこちらはカラーをモノクロにしただけといった印象です。
4Kレストアされた7人の侍の方が、絵としては上に思えるのは好みの影響かもしれませんが。
もしかしたら、スクリーンを変えて観たら違う感想になるのかなぁ。
陰影の表現力が格段に上がりもはやゴジラー1.0/Cは芸術の域に達していた!
余計な情報(色)が無くなったおかげで物語に深みが増して緊張を強いられるがこの映画の世界に没入できた(笑)
もはやゴジラは神だった!!
登場人物が、特に敷島がカラーより数段かっこよかった!!
これを見ずしてゴジラー1.0は語れない(笑)
初代ゴジラを思い出した
昨年のカラー版を見たあとでの白黒版。細かいディテールはカラー版のほうが把握しやすいが、初代ゴジラに繋がるという意味では白黒もありかと。
音楽の凄味
カラー版と比べて、モノクロ版の方がゴジラの存在感が増した様に感じた。
その為か、後半で流れるゴジラのテーマ曲によって湧き上がる恐怖や畏怖といった感情が、桁違いに大きくなって感じた。そして、それによってゴジラに立ち向かう人々の覚悟、意思の強さがより際立って見えた。
終戦から時が経ち、初代ゴジラの上映時の様に怒りや憎悪、恐怖というものは実感を伴った共感を得られなくなっている。そんな現在に於いても、それらを追体験させ続ける この曲の凄さを思い知らされた。
浜辺美波は昭和の大女優なのか
モノクロでも迫力が落ちなかったのは、流石アカデミー賞ノミネート作品の映像技術だと思った。
だが一番驚いたのは浜辺美波を白黒映像で見ると、きちんと昭和の時代を生き抜いた人に見えることだった。むしろ彼女の持つ古風なアイデンティティは、この時代にこそジャストフィットしていると感じた。
ALWAYSといい、山崎監督は昭和を描くのが本当に上手い。
監督がモノクロ版を発表した意図を探りながら観てみるのも楽しいかもしれない。
アレンジバージョンとして良し
モノクロ版で2度目の鑑賞。
自分は基本リピートで劇場に足を運ぶことはしないので、これ自体なかなかの異例なことです。
2度目でもまったく飽きること無く楽しめ、本作のできの良さに、「国内でももっと話題になって良いのに」とあらためて思う。
なお、モノクロ版はモノクロ版の良さがあるもののの、はじめて観るならやはりカラーの方をオススメする。
227 白黒でも迫力は変わらない
カラー版を観た時は4DXSCREENだったので、実のところ
壁面もどんなんかな~と注意散漫に陥る。
なのでスクリーンは小さいながらも集中できたかな、と。
全然総天然色でなくてもマイナスはなかったし
迫力も充分。
隆之介ヘタレ、美波ちゃん綺麗、Gカッコイイは
二度目鑑賞でも全く変わらず
てことは演出に筋がキチンと出来てるという事でしょうね。
カラー版と違う目線を探していましたが結局
面白かった、で終わっちゃったつーの。
80点
イオンシネマ近江八幡 20240128
モノクロも良い
もともと最初の大戸島とかモノクロに近い中で映えるシーンも多かったが、戦時、戦争直後の雰囲気をより印象づける映像になった気がする。
カラー版というか初回に観たときは気づけなかった台詞や表情も楽しめた。
浜辺さんは昭和の女優系で一番映えるかと思ったけど、神木さんの方がより精悍に映った。
アザとか強調し過ぎでは、、。
志村喬がカメオ出演してても違和感ないほど
カラー版を見たのちにモノクロ版を鑑賞。他の人のレビューでも指摘されていますが、カラー版よりも役者の表情がくっきり感じられ、感情移入できました。神木隆之介の目力に唸らされましたし、浜辺美波の大時代的な演技はいっそう昭和の女優ぽく役にはまって見えましたし、子役の泣き顔には心がぎゅっとなりました。東京の焼け跡など、白黒のほうが臨場感を感じたのは不思議でした。2回目の鑑賞でストーリーを追うのに頭を使わなくて済んだので、その分、画面の隅々まで細かく認識できたからかもしれません。
あと、心配なのは、Bluray化された時にカラー版とモノクロ版を別商品にしたりするセコい商売しないかどうかだけです。両方欲しいですから。
よりドラマが奥深くなった終戦の真ゴジラ
昨年観たマイナスワンは、自分史上最高のゴジラ作品だったけど、モノクロ映像にすることで全く別の作品になっていることに驚きです。奥行きのあるモノクロ画面は昔のポーランド映画のような重々しさがあり、登場人物のアップの表情や演技を際立たせているので、よりドラマ感が盛り上がります。むしろゴジラのシーンが脇になった感じで、もはや怪獣映画の域を超えて重厚な人間ドラマです。カットもセリフもそのままなのに、カラーからモノクロに変えただけで映画が違う表情になるんで、全く新鮮な気持ちで映画を観ることができました。映画って面白いな。
シンゴジラにも引けを取らない良作。
ビジュアルと音響は満点。
まずはスクリーンで体感できて良かった。
その実在感たるや見事。
恐怖の対象としてのゴジラを堪能できました。初見がモノクロ版だったというインパクトも相まって没入できました。ストーリーは好みがはっきり分かれそうです。
ビジュアル的な所だと。
恐怖演出、スケール感の表現共に見事という他ありません。個人的な感覚としては、劇場で初めて「宇宙戦争」を見た時以来の絶望感を味わう事が出来ました。
ただし、ゴジラを生物として描こうとしているのか。怪物として描こうとしているのかは不明瞭なままでした。
ここは作品のテーマに寄せての意図的なボカシかもしれませんが、個人的にはモヤモヤが残りました。
ストーリーは良くも悪くもセカイ系というか、非常に寓話的な側面が強いです。
なので終戦直後というリアリティ重視の舞台立てや表現に反して、ごくごく個人的な感情の機微が中核になっています。
ここは上手くいっている点も、失敗している点もどちらもあるように感じました。
主人公に感情移入しやすいように主観に寄り添ってるので、展開的にはカタルシスを得やすいと思います。(この辺りは欧米でウケが良さそう)
逆に言うと主人公補正が過ぎるので、せっかくのリアルな映像すら嘘っぽく思えてしまいます。
私はこの点で後半は興醒めしてしまう部分もありました。
また、台詞回しや演出に関しても山﨑監督の良い部分と悪い部分どちらも出ています。
アルキメデスで見られたようなダイナミックかつリアリティのある演出がある一方。まるで金八先生のような、悪い意味で邦画的な過剰なセリフ回しに辟易する事もありました。
このように、良い点悪い点どちらもある作品であり、好みは割れると思います。
それでも総合的に高評価を付けざるを得ないくらいビジュアルが素晴らしいです。
賛否色々述べましたが、まずはスクリーンで鑑賞する事をオススメします。
個人的にはもっとアルキメデス寄りな、ヒロイックさを欠いたバランスだと更に好みだったと思います。
当時のドキュメンタリー映像でも見ているかのような錯覚ができるので、その点ではモノクロ版がオススメです。
モノクロ効果でゴジラ&俳優の表情に集中!さらに時代背景が活きる。
モノクロ良い!
アラというのも変だけど、
カラーだと、
やはり俳優さんちの肌ツヤが良すぎる感が否めないところが
気にならないし、返って陰影が生かされて美しい。
戦時下の昭和の時代の装飾が
作り物に見えてしまう部分なども隠されて、
時代背景のリアル感が増したし、
風景よりも
ゴジラの表情も含めて、
人物の表情に魅入るというか、集中できて、
あー、こういう目をしてたんだー、
みたいな新たな発見もできて、観て良かったです。
いわゆるノスタルジーを感じる方向けの作品かな?
今年37本目(合計1,129本目/今月(2024年1月度)37本目)。
(ひとつ前の作品は「千年女優」、次の作品は「砂の器」)
カラー版はいわゆる轟音シアターの類で見て、ちょっと耳をぶっ壊しそうになったので、普通の設備の映画館で見てきました。
細かいところはわかりませんが、実質的にモノクロ放映版という扱いで、かつ通常の映画をモノクロで放映するということがおよそもって存在しないので、モノクロで放映することに意味がある、あるいは、このように成り立ちが特殊な映画はそうすることでノスタルジーを誘うといったものがあり、もっぱら本作はそれであろうと思います。
ストーリー自体は元の作品(カラー版)とほぼ同じだったはず。多少違っていても気が付かない範囲だし無茶苦茶な脱線はしません。
ただ他の方が書かれていたことですが、この「ノスタルジーの演出」である故へのモノクロ放送のため、映画館の施設や席どりによってはモノクロが非常に薄く感じられるというトラブルはあるようです(座席変更お願いします、といったやり取りが他の映画よりも多かった)。ただこれは「座席を変更する」という通常は(合理的理由がないと)許されないものに対して本作品が「そもそも予約している人がいないなら」、作品の性質を考慮して映画館が独自に定めた裁量でもあり、かなり珍しいケースではなかろうか、と思います。
できるだけ大きな映画館で真ん中あたりに座るのがおすすめではないかな(私は足がよくないのでお手洗いに近いほうの席をいつも選ぶ)といったところです。ただ、その「濃淡が感じられにくい」ということはあっても「まるで作品として見られない」ということはないと思います(もしどこで見てもそうであれば客観的に欠陥状態なので返金なりされるはず)。
こういった「映画館の設備や映画館の座る席によって極端に見える見えないが変わる」という変な一面があるので(本映画以外でモノクロ映画を見るのは、よほど昔の作品の復刻版上映、それもミニシアター程度しかない??)、公式サイト等も確認の上、まず「公式サイトにリンクしている動画サイト(youtube)のレベルで」モノクロで楽しめうるかという点は確認することは確認することをお勧めします。
なお、作品そのものは「実質的に」カラー版と変わらないしあれもこれも書くとネタバレ度合いが高くなるので省略します。
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