アイアンクローのレビュー・感想・評価
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懐かしの鉄の爪
日本プロレス全盛期にG馬場やA猪木と対戦していたフリッツ・フォン・エリックの一族一家の物語の実話。
鉄の爪でコメカミから流血したりストマッククローをくらってのたうち回る馬場さんの姿にこの悪役レスラーの脅威を子供ながらに興奮気味に見ていたあの日を思い出しました。
さて呪われた一家ということですが
長男は幼児期に病死?
三男は体調不良なのに病院にも行かずに強行し急死
四男はバイクの危険運転で負傷し後に自殺
五男はミュージシャンだったのにプロレスデビューし無理が祟って後に自殺
長男は可哀想だったが三男以降は未然に防げたように感じました。まぁそう簡単にはいかないとは思いますが。
最終的にこの悲しみを乗り越えた次男がこの一家の救いとなって良かった。
私的には天国での兄弟の再会シーンとリリー・ジェームズの可愛らしさが好みでした。
是非映画館で🎦
38
全プロレスラーよ報われろ
表向きはショーマンシップに満ちて華やかなプロレスだが、その実は過酷だ。人気レスラーになって大金を稼いでもすぐ散財し、各地を巡業する生活で家を空ける頻度が増えて家庭内不和となり離婚。さらには日々の試合でボロボロとなった体の痛みを和らげるため、鎮痛剤が欠かせなくなるうちに薬物中毒に――悪い例ばかり羅列しすぎだろと思うだろうけど、こうした状況に陥ってしまったレスラー(主にアメリカ)は少なくないのが実情だったりする。
フォン・エリック家長のフリッツは、家庭こそ(一応は)円満でも、自ら果たせなかったNWAヘビー級王座獲得の夢を息子達に強く託す。マチズモは確かにあるだろうけど、破天荒にならぬよう安定した生活を送ってほしい故の親心もなくはないだろう。しかしそんな父に「サー(Sir)」を付けて従順する息子達に、運命は悲劇をもたらす。プロレスファンだからフォン・エリック家の呪いは知っていたが、こうして映像化されるといたたまれないものがある。
そんな一家の呪いから逃れようとする次男ケビン。失礼ながら兄弟の中でもプロレスセンスが凡庸だった彼だけ存命というのも残酷すぎやしないか。『レスリング・ウィズ・シャドウズ』といい『レスラー』といい、どうしてこうもプロレスを題材にした映画はプロレスファンの心をグサグサ刺してくるのか…
三沢光晴が試合中に亡くなったショックで10年間プロレスが観れなくなった事がある。リング上での屈強な姿を見てきたからこそ、プロレスラーの死は余計悲しい。観る者の感情を身を捧げて揺さぶってくれたレスラーこそ報われてほしい。
作品冒頭とラストで、ケビンはアイアンクローを仕掛ける。かけられた相手も同じだが、その意味合いは大きく違うのだ。
余談だけど、『レスラー』公開時は宣伝PRに協力する日本のプロレス団体が皆無だった。多分ケーフェイの内幕をあからさまにしていたから協力し辛かったのだろうけど(みちのくプロレスのグレート・サスケが試合のストーリーラインで引用していたぐらいか)、本作ではPRに新日本プロレスが協力していた。本作でもケーフェイ描写はあったけど、プロレスへの認知度合も変わったものだなぁ。
【父、フリッツ・フォン・エリックの絶対的権威の元、フォン・エリック家の呪縛と兄弟愛に苦悩する二男の姿と、兄弟達のレスリングシーンが熱い作品。リリー・ジェームズの存在が一服の清涼剤になっています。】
ー 今作で描かれる、フォン・エリック家の呪いが凄すぎる。
三男デヴィッドが日本で興行中に急死、
四男ケリーはバイク事故で片足首から先を無くすし、
五男マイクはミュージシャン志望だったが、急遽レスラーに抜擢。
だが、ドロップキックした際に肩から落ち、原因不明の病になり、言葉がまともに話せなくなってしまう。
二男のケビン(ザック・エフロン)のみが、綺麗なお嫁さんパム(リリー・ジェームズ)を貰い、幸せな人生を送るのだが・・。
(実際には、六男の方もいらっしゃったらしい。そして、六人兄弟で自殺された方が三名もいる・・。
が、これは映画レビューなのでこれ以上は書かない。)ー
◆感想
・今作はフォン・エリック家の呪縛が続くシーンと、フォン・エリック兄弟が父の夢である全米チャンピオンになるため奮闘するリングシーンとで構成されている。
・特にリングシーンは鍛え上げた身体のザック・エフロン演じるケビンのトップロープからのボディアタックにより、三カウント取るシーンや、場外乱闘シーンも見応えがある。
・それにしても、フォン・エリック家の呪縛が凄い。
劇中ケビンがパムに言った”俺は二男何だよ。今まで遊んでいた兄貴が急に死んだんだ・・。”にはビックリである。
ー ”五人兄弟で、まともな人生を送れたのが一人ってどうなのよ!”けれども、実話ベースであるから仕方がない。ー
・父、フリッツ・フォン・エリック・(ホルト・マッキャラナー)の息子達が死んでも、”男は人前では涙を見せない。”(この言葉がラストに効いてくるのである。)と言い放ち、表面上は表情を変えない所や、母も涙を見せない所に、歪な家族関係が見て取れる。
ー 息子達はそんな父に反発しつつも、敬愛しているため面と向かって文句を言わない。-
■沁みたシーン
・四男ケリーが夜中にケビンの家に掛けて来た憔悴した声の電話。そして、ケビンが父の家に行くと響いて来たピストル音。ケリーは全てに疲れていたのだ。
ー 初めて、父を詰りながらケリーの身体を両手で運び、父の家の今のテーブルの上に沈痛な表情で静に置くケビンの姿。ー
・時は過ぎ、ケビンにも二人の男の子が出来、彼は二人が庭で遊んでいる姿を見ている。パムのお腹も大きい。
そんな姿を見ている間に、ケビンは顔を覆うことなく、涙を流し始める。二人の息子が心配して駆け付けて来るも、ケビンは””男は人前では涙を見せないんだよな。”と言いつつ、涙を流し続けるのである。
ー 彼の脳裏に有ったのは、自分と同じように家族を持てなかった志半ばでこの世を去った兄弟たちへの想いであろう。それが、涙に繋がったのは容易に想像がつく。ー
<今作は、実話ベースの物語と言う所にも驚くが、フォン・エリック家の呪縛と兄弟愛、大家族愛の間に挟まれ苦悩する二男ケビンの姿を描いた作品なのである。
ラスト、ケビンが亡き兄弟たちを思いつつ、自分の子供達が遊ぶ姿を見て、涙を流すシーンは可なり沁みます・・。>
実話の人様の家のことだし
毒親だとも思わないし皆が皆愛はあったと思うし
家族って難しい 映画としては華やかな兄弟のリング時代なんかはワクワクして観たことは悔やんでは無いが 三途の川を渡った後の兄弟の再会は逃げ切った感があって残されたものが…まぁケビン大家族でホッとした 気晴らしに夜桜でも見て帰ろっ
日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げ、鉄の爪...
日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げ、鉄の爪=アイアンクローを得意技としたアメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持ち、プロレスの道を歩むことになった兄弟の実話をベースに描いたドラマ。
1980年代初頭、元AWA世界ヘビー級王者のフリッツ・フォン・エリックに育てられたケビン、デビッド、ケリー、マイクの兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、プロレス界の頂点を目指していた。しかし、世界ヘビー級王座戦への指名を受けた三男のデビッドが、日本でのプロレスツアー中に急死したことを皮切りに、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われ、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになっていく。
次男ケビン役をザック・エフロンが務め、三男デビッド役を「逆転のトライアングル」のハリス・ディキンソン、四男ケリー役を配信ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で第80回ゴールデングローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトがそれぞれ演じた。米プロレス団体AEWのマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンが製作総指揮、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・Jr.がプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場。監督は「不都合な理想の夫婦」のショーン・ダーキン。
6 H-6
予言の自己成就
予告のハリス・ディキンソンの猫手みたいなto you!をいたく気に入ってプロレスさっぱり分からんけど観た
強くなければの呪縛に囚われた人達 おとんが全ての元凶かな、母性が欠けたファミリー 尤もだから一流になれたんだろうけど...日本だったらお祓いとか霊視とかに走りそう、両親のまるで鋼のようなメンタリティも目を見張るものがあった
ザック・エフロンの肉体改造、試合風景は凄かった 今年はスポーツの話がきてる?アスリートファミリーの嘘みたいなお話、人生にしばし訪れる選択について考えさせられました
教訓:本音、弱さをさらけ出せないのは寿命を縮める
呪われたエリック一家
これ、去年の予告の段階から「エリック一家やるんだ⁉マジで〜!!」と昭和プロレスファンの心を鷲掴みにしていた待望の期待作⤴️
アラフィフS、初日の一発目からヨダレ垂らして新宿へGOデスヨ💨
開始早々、親父のフリッツの描写はシビレタのだが…
今作の主役の長兄ケビン役のザック・エフロン、身体バキバキにしてメチャクチ役作りしているのは認めるんだけど…
ケビンじゃない…
ケビンは三兄弟(ケビン、デビッド、ケリー)の中では一番細マッチョで、顔も三人で一番アイドルっぽいと言うか、優男なんですよ~(レスラーっぽくないと言えばイイノカ⁉)
でも今作のザック・エフロン、三人で一番身体もムキムキで、なんなら一番強そうな見た目
全然オレノ知ってるケビンじゃない、ムキムキおかっぱゴ◯ラにしか見えないンすよ〜 (゚´Д`゚)
そっくりショーじゃないから、別に似てなくてもいいんだけど、それにしてもケビンじゃない←シツコイ
そこがかなり引っかかって、これ実話知らない方が楽しめるカモですねウンウン(実話はもっとエグいですカラネ~)
個人的には、ブロディ、レイス、ファビラスフリーバーズ、フレアーの面々が楽しめた
いや、いい映画ですよ⤴️
おかっぱゴリ◯がな〜⤵️ オワリ!
とてもよかった
80年代のプロレスラーは人類史上もっとも人生を謳歌できる人々のはずなのだけど、エリック一家はつらい。お父さんがもっと強権的なのだと思ったら、けっこう子どもの意思を尊重するタイプだ。星一徹みたいな感じではなく、子どもたちは決して無理やりプロレスラーにされたわけではない。みんなすっごく体ができていて完全にプロレスラーだ。美術も素晴らしくて当時にしか見えない。
欲を言えばもっとプロレスが見たい。特にリック・フレアーはコーナーに投げられて頭から突っ込んで逆さになって勝手に宙づりになるのと、マットにおしりをついて両手を交差させて許しを請うのが見たい。撮影したけどボツにしたのかもしれない。
最後は暗いまま終わって、エンディングでケビンは家族に恵まれて大家族になっていると語られる。何か試合で盛り上がって終わってくれたらよかった。
ケビンがずっと兄弟で一緒にいたいと願っている。僕自身、一人っ子なのでその感覚は分からない。しかし、今5人家族で誰がいなくなっても本当につらい。今のままずっと一緒にいたいと切に願っているので、家族が失われる場面は心が苦しい。
一般ウケはどうなか?
僕は71歳のプロレスファンなので楽しく観れました。エリックブラザーズの体作りは凄いでしたね、他のレスラー役の人も良く似てたし
実話でしたがストーリーもしっかりしており
素晴らしかったです、
ただエリックファミリーといっても50歳以上のプロレスファンしか知らないだろうし
今日は初日の朝イチでしたがガラガラでおじいさんが5人いただけでした
内容的にもアンハッピーなので一般の人には
受けるのは難しいかもしれません
プロレスファンは絶対に観ましょう
先行上映にて鑑賞。
事実通りに描いているわけではありません。
あくまで「基づく」です。
事実との相違点は鑑賞してお気づき下さい。
ですから「これは違う!」というのは無粋。
というか、事実を映像化することが目的
ではなく
「なぜ、こうなってしまったのか?」
を描くところに本テーマがあるのだと思う
のです。
当時の雰囲気、プロレスシーン、プロレス
中継シーンの再現度。(個人的にはブックと
カメラに向かってのマイクアピールの
シーンが特に好きです)
兄弟を演じた俳優陣や登場する全レスラーの
「失笑コスプレ」では「決してない」本物志向
の仕上がり具合に舌を巻きます。
昔、テレビで見ていたアメリカンプロレスが
そこにあります。これ見るだけでもプロレス
ファンならうれしいはず。
そして、いわくつきのこのプロレス家族の
物語。知ってるけどぐいぐいと引き込まれて
いくのは、もちろん実話ベースってことも
あると思いますが、脚色によってエピソード
がとても分かりやすくスッキリとして
テンポよく描かれているからかな?
本作はある家族の物語。
子供への愛情深い親と、その愛情と期待に
応えようと努力と葛藤を続けた息子たちの話。
この描かれ方はきっと監督の想いが反映されて
いるとは思いますが・・・
うん、そうなんだろうなぁっておもいます。
元凶は・・・まぁ、それだよねって。
しかし、本作は暗澹たる暴露物語ではない
ですよ。そこはまさに風車の原理。
最後の最後、3カウントが入るまで結果は
わからないのです。
エンドロールが始まっても席を立たずに
一家の試合の結果を見届けてほしいです。
僕にはそれが願いのようにも、
後悔や贖罪のようにも見えました。
良い作品でした。
社交性ないの?
最後のケビン一家の写真だけが救いやった…
呪いという名の父親の願い(強制はしないがとは言っているが…)その子どもたちを母親は信仰で守る…途轍もなく狭い世界である。故にそこから解放された者が集った湖での晴れやかな表情が際立つ。そこに参加出来ず、ずっと期待に応えたいと思っていたケビンが父親の実態に少しずつ気づき、自らその呪縛から解放(バイアウト)出来たのは救いだった。
ちょこちょこ実在の大好きなレスラーが出てきて、世代にはたまりませんね。リアルにリングでの活躍を観ていたし、断片的な情報だけだったので、これで全て繋がって感じです。
にしても最後の写真の赤ちゃん、放り投げ過ぎやない😅
アイアンクロー コアなプロレスファンではない為、フォン・エリック・...
アイアンクロー
コアなプロレスファンではない為、フォン・エリック・ファミリーの事は知らずに鑑賞。
常に家族が一緒におり、共に夢を追い、喜びを分かち合う一見羨ましくそして幸せな一家であり前半はその家族の美しい姿を描いていく。
デビットの病死そしてマイクとケリーの自殺。映画には登場しなかったがもう一人クリスという兄弟がいるそうで彼もまた自殺しており、また幼少期にはジャックJr.も失っており、映画作品とは言えここまで悲劇が続くと観客側に辛い気持ちが強くのしかかってくる。
それでも強く生きるザックエフロン演じるケビンの姿が時には切なくもあり、時にはカッコ良くもあり…レスラーとして観客の前に魅せる強い姿とは異なり弱さも強さも兼ね備えた人間味ある姿がとてもたまらなく美しく映されていた。
両親の姿は良くも悪くも時代を感じるが、彼のおかげで得た物も沢山あったであろう。
防げる事故であったのかどうかは映画だけであったり、家族の真なる内情までは分からなくモヤモヤしかけたところで、最後のケビンが再出発するシーン、そしてエンドロールでの実際の今の幸せそうな写真を見て安堵の気持ちで劇場を後にする事ができた。
当時の再現性は高くプロレスファンはもちろんの事、プロレスを詳しくない人でも楽しめる非常に心温まる作品であった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アイアンクロー 4.7
5 オッペンハイマー 4.7
6 アマグロリア(原題)Àma Gloria(横浜フランス映画祭2024) 4.8
7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
8 ARGYLLE/アーガイル 4.7
9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
10 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
11 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
12 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
13 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
14 アクアマン/失われた王国 4.5
15 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
16 異人たち 3.7
17 ミツバチと私 3.6
18 ブリックレイヤー 3.5
19 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
20 12日の殺人 3.3
21 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
22 コヴェナント/約束の救出 3.0
23 僕らの世界が交わるまで3.0
24 ストリートダンサー 3.0
25 カラーパープル 2.9
26 弟は僕のヒーロー 2.8
27 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
28 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
29 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
30 関心領域 2.6
31 ジャンプ、ダーリン 2.5
32 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
33 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
34 マダム・ウェブ 2.3
35 落下の解剖学 2.3
36 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
37 哀れなるものたち 2.3
38 DOGMAN ドッグマン 2.2
39 パスト ライブス/再会 2.2
40 ボーはおそれている 2.2
41 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
42 瞳をとじて 2.2
43 ゴースト・トロピック 2.2
44 葬送のカーネーション 2.2
45 Here ヒア 2.1
46 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
47 ハンテッド 狩られる夜 2.0
48 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
49 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
50 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
51 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
52 VESPER/ヴェスパー 1.5
53 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
古参プロレスファンも納得
キノフィルム試写に当たっての鑑賞。
80年代の全日中継を観てたプロレスファンにはたまらない作品。
メインのエリック4兄弟もクリソツだが、彼らが対戦するブロディ、レイス、ゴディ、フレアー等もきっちり実物に寄せていて感激。
この作品、字幕で観ててアレッと思うような誤訳がほとんどなかったのが何気にスゴい。
プロレス用語や往年のレスラー名が飛び交う中でストレスなく観られたのは、フミ斎藤クラスの有識者が字幕監修をキチンとしていると思われ。
ミッキー・ロークの「レスラー」でも描かれていたが、プロレスの「仕組み」を赤裸々に描いているのが現代的。
序盤でのケビン&デビッド組対ブロディ&ヘルナンデス組とのタイトルマッチ、控室でスポットを打ち合わせてるシーンが生々しい。
ケビンが付き合い始めの恋人に「プロレスってヤオなの?」とガチに質問される。
それに対しケビンが「俺たちは誇りを持ってやってるんだ」と胸を張って答える姿が清々しく、この作品は信頼できると確信した。
実話とは到底信じられない…
プロレスが長年人気の日本でもきっとヒットするのでは?と思える実話作品。
古舘一郎の実況、女子プロレスラーのアイドル化、ヒール役の卑怯さ、阿部士郎のような悪党レフェリーw …プロレスがどんどんエンタメ化する前の、テキサス州出身のプロレスラー一家の物語。
エンドロールまで主役がザックエフロンとは気づかないレベルでの、ガチの身体作り、前髪がちょっとある、いかにも70年代に流行った髪型w。実際のケビンは金髪でなかなかイケメンなので、髪は染めてもよかったかな?他の兄弟と全然似てなくて、ワンチャンお父さん役かと思ったので…www
人気のレスラーをナンパして結婚するリリージェイムズの力技はちょっと勉強になりました。まあ、あの顔面偏差値のなせる技でしょうが…。リリーは最後までやっぱり可愛かったです。
途中のクライマックスから涙が止まらず。そして最後のシーンも美しかったです。
4兄弟の役作りがそれぞれ素晴らしく、痛みが伝わってくるような苦しみを全身で演じていました。呪われた一家…どうぞあの世で安らかに過ごせていますように。
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