サイレントナイト(2022)

劇場公開日:2025年4月11日

解説・あらすじ

「男たちの挽歌」「フェイス/オフ」などを手がけたアクション映画の名匠ジョン・ウーが、声を失った男の復讐劇を全編セリフなしで描いたリベンジアクション。

家族とともに幸せな日々を過ごしていた男は、クリスマスイブの日にギャング同士の銃撃戦に巻き込まれ、愛する息子の命を目の前で奪われてしまう。自らも重傷を負った彼は、どうにか一命を取り留めたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声さえも失った男の悲しみは、いつしか激しい憎しみへと変わっていく。悪党たちへの復讐を決意した男は、次の12月24日をギャング壊滅の日に定め、過酷な戦いへと身を投じていく。

「スーサイド・スクワッド」シリーズのジョエル・キナマンが主演。「X エックス」などの作品で俳優としても俳優としても活躍するラッパーのスコット・メスカディ、「そして、ひと粒のひかり」のカタリーナ・サンディノ・モレノが共演した。

2022年製作/104分/R15+/アメリカ
原題または英題:Silent Night
配給:クロックワークス
劇場公開日:2025年4月11日

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映画レビュー

3.0 シンプル過ぎるぞ!

2025年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

『ジョンウイック』製作スタッフということで良い予感と悪い予感が同時に襲ってきたわけだが、シンプルなわかりやすさは評価爆上げ。でも骨太とは言いがたいストーリーにはがっかり。
同日直前に観た『シンパシーファーザデビル』のジョエル・キナマン主演という偶然は、あまり評価には影響しませんでした。

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ezio

4.5 丁寧

2025年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

知的

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maru

3.0 怨念が産んだ狂気の素人

2025年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

復讐系の作品の中だと上位に入ると思う作品。
ほぼ無声のおかげで役者の演技や表情、息遣いを見るのに集中できたし
アクションは良い意味で等身大。
スーパーパワーもないしアクロバティックな動きもしない。敵の攻撃もしっかり食らうし、ちゃんと傷つく。
あくまで一般人の感じが良い。

ただ、ラストの息子との走馬灯を見ながら逝くシーンだけど
一個だけ息子が大学生になった未来を写すのは微妙だったかな。
乳児→幼児→少年ときていきなり大学生も唐突だし、大学生の未来を写すならその前後も欲しかったな。
あと、その走馬灯の中に妻も居て欲しかったな。

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カミムラ

3.0 観る事に特化した作品

2025年5月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ラジオのニュース、歌の歌詞、奥さんとギャングの二言、三言を除くとほぼ台詞が存在しないという「観る事」に特化した「これぞ映画」と言っても過言ではない作品でした。

説明くさい台詞や煩わしい字幕が殆どない分、映像がものを語ります。
特に目を奪われたのが庭に転がったサッカーボール。
庭の片隅で朽ち果てたボールが喪失感と絶望を一瞬で観る側に伝えてきます。
圧巻の演出です。
ジョン・ウー作品ゆえにアクションばかりに目が向いてしまいがちですが、こうした細やかな演出にも監督の手腕が発揮されてました。
他にも車を停めて家に入る前に溜め息を吐く奥さんのカットは秀逸です。
夫の現状や夫婦の関係が一発で理解できる絵となっておりました。

後半になるに連れ、アクションの比重が増えてきますが、細やかな演出は影を潜めません。
敵に隙を見せたり、肩で息をしたり、しまいには履いてしまったりと素人らしさを残した主人公の立ち回りが非常に良かったです。
観る側にも不安を与える効果となっており、人間臭さを残した点は作品の質を大いに上げていたと思います。

アクションで目を奪われたのは階段を昇っていく主人公を捉えたガン・アクション。
ワンカットに加工されたシーンは見応えが充分にあり、緊張感を伴う見事なアクション・シーンとなっておりました。
まるで拳を銃に変えた「死亡遊戯」を観ている気分になっちゃいました。

鑑賞後、台詞が存在しない分、頭の中で映像を反芻できるという至福の時を過ごせる作品となっておりますので、興味のある方は劇場に足を運ぶ事をおすすめします。

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かもしだ