映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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なんだかんだで永野さんが良いので、最後までだれずに観れた。 中学生...
はじめて邦画でリピした映画
原作ファンです。
自分の解釈では、原作・アニメ・実写はそれぞれパラレルの作品として見ています。
どんなに良作が生まれても漫画の実写はしない方が良いと思っています。でも、それはアニメ化でもある話になってしまうので、致し方なし。
そんな中、ドラマのクオリティの高さと俳優で観てみたいと思って訪館。
良くも悪くも永野芽郁でした。
教育現場で問題になっている絶対に学校に行かなければいけないのか?などの時事ネタもぶっこまれつつ、純粋な西片だからこその寄り添い。自分には出来ないなぁなどと思いながら鑑賞。教員ではないですが。
2回目で印象に残ったのは、プールのシーン。
飛び込む瞬間の西片が西方らしい。少し怒っている高木さんがグッとくる。
エンドロールで初めて知る、今をときめく今泉監督。ちょうど数日前に特番で存在を知りました。
基本的には監督を意識して作品を観た事がないのですみません。
円盤を買う事は決めていますが、すでにまた観たくなっています。
どのくらいで発売されますかね〜
好きという感情を丁寧に紐解く
からかいが上手な高木さんの話
ドラマ未視聴、原作も未読。今泉力哉だから仕方なく観にいってやるかぁ~くらいのモチベーションで観に行きました。もっと言えば今泉力哉の才能が少年漫画原作なんかに消費されるなんて日本映画界の損失ではないかとまで、不遜ながら思っていました。
あと最初に愚痴っておくと、ロケ地の風景の評価が高いけど、そこは別に。綺麗なロケーションで撮ったら、そりゃ綺麗な画になるでしょうとしか思いません。綺麗なもんは綺麗ですけど、感動「させられた」感が嫌です。
正直なところ、序盤のノリはキツかった。高木さんは教育実習で西片の中学に来るのにそのことを担当である西片には内緒にするように事前に根回していた。いや、ダメだろ、それ。教育実習って事前に赴任先の先生に挨拶や打ち合わせとか結構あるからな、と教育実習経験者は思うのです。
いきなりロッカーからバーンと出てくるのも、うざ……と思った。25歳でやることかよ。
そして高木さんが赴任してきた当日の同窓会の帰りの西片とのやりとり。なんだこれ。25歳のいい大人のやる恋愛(?)じゃねえだろ。
この時点で共感性羞恥みたいなものがムラムラと発生し、観に来たのを若干後悔していました。
あとなんか高木さんがコワイ。西片と恋人イヤフォンするためにコード付きイヤフォンを仕込み、10年前の再現をしたり、教育実習や同窓会の参加を西片にだけ秘密にしたり、外堀をどんどん埋めていく感じがめちゃくちゃコワかった。だいたい中学の頃に好きだった男子を10年経って追いかけてくるとか重くね?怖くね?そこまで好きなのに「からかい」以外の別のアプローチをしかけないのはなんで?
前半は完全にホラーとして観ていました。
西片という男も、なんだこのドーテー男は、25だろ?イケメンのくせにいちいちキョドってカマトトぶってんじゃねえぞ、となんだかなあと思いながら見ていました。
高木さんのあからさまな好意と自分の中の高木さんへの好意に気づいてないのも、昔の深夜アニメの主人公みたいでイライラしました。
潮目が変わったのは、高木さんと不登校の町田くんが出会ってから。それまでは教育実習を利用して10年前に片思いしていた男を追いかけてきた軽くサイコな女としか思えなかった高木さんが、はじめて血の通った人間に見えました。
町田くんが不登校になった理由に意外性があるとともに、共感できました。意識してない人間からの予期せぬ好意って、ぶっちゃけコワいよね。そして面倒。なんで俺がこんなことに煩わせられなきゃいけないんだ?俺悪くなくね?町田くんの言は正論です。
そういう町田くんに高木さんはその場で反論するわけでもなく、やんわりと肯定します。このやんわりとした肯定がいいなと思いました。ここでやっとこの映画における高木さんという存在が現実味を帯びてきた。
それからはもうずっとよかった。変に泣かせたり盛り上げたり「エモさ」を押し付けてこなくてよかった。前半のマイナスも全部チャラです。
「クラスのかわいい子がなんか知らんけど俺に構ってくれる」ってネタは昨今の受け身になってしまった軟弱な男(特にオタク)どもの妄想を具現化した商業的なキッチュ(フォカヌポウ)だとばかり思い込んでいたが、それだけではないというアウフフーベンがこの『映画 からかい上手の高木さん』なのです。
好き→告白となるようなストレートな恋愛もあれば、超絶ニブチン男をからかい続ける恋愛もあろう。
25にもなって、とか。イケメンのくせに童貞しぐさかよ、とか。10年越しとか重い、とか。そんなことを思うほうが思慮が浅はかで想像力が欠如してるんですよ!
普段「多様性の尊重」とか「恋愛は人それぞれ」とか言っときながら、こういうフィクションになると「これはおかしい」とか言うのがおかしいんですよ。
もちろん作品内で整合性が取れてない「これはおかしい」はあってもいい。が、この作品においては西片は鈍い男として一貫してるし、高木さんは片想いを10年維持し続ける熱量を持ちながら「からかい」戦略一本に賭けている女として一貫している。
そんな男女はいない?これはフ ィ ク シ ョ ンですよ?
フィクションを通して観客は現実を知るのです。僕は今日、恋愛の自由を知りました。これは、観た人の恋愛観の幅を広げてくれる映画です。
あとタイトルが『映画 からかい上手な高木さん』というのが秀逸ですね。まあ、まんま原作のタイトルなんですけど。からかい「上手な」というのが良い。そう、からかいは上手にやらなきゃいけない。
観る前は全く期待してなかったが、予想外にめちゃくちゃよかった。舐めてかかってドラマを見てないことを後悔した。もしかしたらドラマを全部観てからもう一回映画を観に行くかも。
大満足の大感激♡文句なく★5でした。 「オリーブの花が開きし小島にて、君と再び巡り会えたら」(ちょっと詠んでみました・笑)
時々ポエマーになってごめんなさい。
自分で言うのもアレなんですが、結構上手く詠めたと思います。←おい!
場所が場所なら、夏井いつき先生に袈裟懸けに思いっきりぶった斬られそうなんですが…(^_^;
この作品ね、観る前はかなり不安だったです。
何しろ劇場アニメ版では五つもの泣きポイントがあって★5の評価にしましたので。 それをどう引き継いで、どう責任をとってもらえるのかな?と思ってしまったので。
それからの再会。★3.5行けば上出来だろうと、たかをくくっていたんですね。
アニメならではでの甘酸っぱい幻想を、実写でどこまで再現してくれるのかが、不安であったり期待であったりしました。←ニワカのくせに
映像作品では、どうしてもアニメにはファンタジーを、実写にはリアリティを求めてしまいます。
フライヤーでのファーストコンタクトは、高橋文哉の西片と、永野芽郁の高木さんのビジュアルに、さほど違和感を覚えませんでした。いえ、むしろよいキャスティングだと思いました。ツカミはオッケーです。
結果、文句のつけようもない大満足♪大感激♡の良作でした。
甘酸っぱいファンタジーを、文句なく実写のリアリティテイストで描き切っていたと思いました。
アニメ以上にファンタジーな映画だと思いました。見事です。←ニワカのくせに偉そうに
でね、オープニング観た時に、入る箱を間違えちゃったのかな?と「ヒヤリ!」「ドキリ!」としたんですね。
カトリーヌ光の『100%片想い』って、なにそれ?状態です。原作未読・アニメをちらほら程度・ドラマ版に至っては100%未見なので、わけわかんねー!←ニワカを露呈w
なので、フトモモの眩しい高木さんって、ドラマ版の月島琉衣なの?あれは劇中でも語られていた10年前の時代のお話なの?ってことは、フトモモはだいたい中3ってこと?←ニワカ…中2の時の回想シーンだったのですね。
それでも無理なくお話を追えました。何とか。(ドラマ観ていればもっと楽しめたろうに)
でもね、やっぱり困った問題が個人的にあるんですよ。“永野芽郁=綾瀬はるか”問題が。アホやから見分けがつかへんのんですよ。永野さんが、どうしても綾瀬さんに見えちゃうの。永野さん、本当にごめんなさい。
そんな永野さん演ずる高木さんが、西方の前で「ふ~ん」と唇をとがらせる表情がたまらなく愛おしかったです。
序盤にひとつのイヤホンをふたりで分けて聴くシーンあったじゃないですか。つい『花束みたいな恋をした』の「あのカップル。きっと音楽好きじゃないよ。左右のイヤホンで違う音が出ることを知らないんだよ」のシーンを秒で思い出しちゃったんですね。麦くん無粋かw
西片と高木さん以外でも、駄菓子屋で手をつないだり、キスまでしたりのカップルの子ら(名前わかりませんでした)とか、大関さんと町田くんのエピソードに胸がキュン♪キュン♪ってなりました♡
「あぁ…あったなぁ、そんなこと」って思わず遠い目になってしまいました。
当時ですら結構汚れてた私ですけれど、今ほどじゃなかった青春時代を思い出しました。
私…汚れだったんですよ。好きな女子ができたら、躊躇なく告白するヤツだったんですよ。
「告白とは結構な暴力です(名言)」なのに。そんな思いも巡らすことができずに、チャラチャラとストレートに告白してたんですね。町田くん大人だね。今後気を付けるようにします。今後なんて寿命的にもうないけれど(泣)
西片の不器用にもほどがある告白シーンに、つい頬が緩んで応援しちゃいました。「好きかわからない」ってw
でも、最後はバッチリとキメてくれましたね。プロポーズキター!ヽ(^o^)丿西方がんばったね!偉いぞ男子!
相変わらずメモ取りながら観ていたんですが、あまりにもキュン♪キュン♪と♡を鷲掴みにされてしまったので、メモ取りも途中で放棄しました。要所要所で泣きそうになったんだもの。悲しい方じゃなくて、嬉しい方の。
とにかくスクリーンのふたりを追かけていたかったの。キュン♪キュン♪な気持ちに浸っていたかったの。
とても爽やかで甘酸っぱい気持ちを思い出させてくださった今泉監督、永野さん、高橋さん、他キャストの皆さん、本当にありがとうございました。
そうそう、江口洋介も“怖い893”役じゃなくて、優しく頼れる大人を演じていらっしゃった姿に感激でした。
バイクに乗っていたころによく訪れていた小豆島の風景も、とても懐かしい気持ちにさせてくれました。
文句なく★5の映画でした。
「ヒャッハー!」系じゃなくて、たまにはこういう作品でうれし涙のひとつも流さなきゃ。
でした。
【追記】
もちろんパンレットを買ったんですが。これ書くために文字を追っていて、あまりの文字の小ささに、目がめっちゃ痛くなったんですよね。サイズ的にもっと大きいのプリーズ!A4くらいのを。老眼イジメるなし。
ファンタジー映画
原作未読でアニメをときどき見ていた程度だけれど、心洗われる気分になりたくて鑑賞。瀬戸内海の美しい風景と、心温かい人々に囲まれた、西片(高橋文哉)と高木さん(永野芽郁)のじれったいような恋が、丁寧に描かれていた。
ただ、高木さんが田辺教頭(江口洋介)に内々にお願いしていたこととはいえ、実習生と指導教諭の事前打ち合わせもなく、実習前日に指導教諭が「明日から実習生の指導を頼む」と命じられることはまずない。それに、生徒の前で実習生が指導教諭を「西片」と呼び捨てにすることもちょっと考えられない。
西片も高木さんもしきりに「小豆島は10年前と変わらない」と言っているけれど、地方の現状はそんなに甘くはないと思う。
最後、西片は高木さんにいきなり「結婚してください」とプロポーズし、高木さんも承諾するけれど、いくらなんでも一足飛びすぎるよ。
しかし、この作品はそういうリアルを追及する映画ではない。一種のファンタジー映画として楽しむのが正解だと思う。
ピュアな作品です
以前アニメ版を公開してたが
嫌な奴がでないと作品はいいですね
原作やドラマは知らないです。今泉監督作品なので観てきました。
去年の「ちひろさん」みたいな気楽に見られる良作でした。嫌な奴が出ないのはいいです。中学校にいじめやうざい親が出ないのも安心です。
監督らしい間のとり方と、おハコの主演2人の会話の長回し、ありましたねぇ、たくさん。もう少し自然体がよかった気がします。セリフがわざとらしい?
白鳥玉季さんは大人っぽくなりました。相変わらず上手いです。松坂桃李さんのロリの相手だった前作より、エンケンのバディだった過去作の演技がわたしは好きです。
同級生を演じていた斎藤くん、初見でしたが、最も驚いた存在です。永野さんとの共演シーン、いやぁ凄いなと思いました。大出世するんじゃないですかね。菅田さんレベルまで。
エピソードも中学生同士の方が面白かったかもしれません。
永野芽郁さんは過去作観てましたが、余り記憶になかったです。今回はずっと同じテンションでの演技だったんだと思いますが、綾瀬はるかさんみたいでした。というか、わたしこの世代の人気女優さんもよくわかんないんです。大好きな小松菜奈さんとか広瀬すずちゃんとはわかるんですが、いわゆる正統的な美しさの方々、ナガノさん、カワグチさん、ハマベさん、フクハラさん、ヨシネさんとかファンの方々には失礼ですが、パッとテレビやネットに登場してもすぐには区別つきません。もう少し個性が欲しいです。
あとつながりで志田彩良さんがいたりして、結局は今泉風全開だなと思ったりして楽しみました。
永野芽郁が可愛かった
純愛最高!!!
年が親子ほど離れているけど永野芽郁なら揶揄われても良い
親子ほどと言ってももちろん5歳じゃないけど
2024年映画館鑑賞50作品目
6月10日(月)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1100円
原作未読
テレビアニメ未鑑賞
劇場版アニメ鑑賞済
監督と脚本は『mellow』『街の上で』『愛なのに』『ちひろさん』『アンダーカレント』の今泉力哉
脚本は他に『その日、カレーライスができるまで』『サバカン SABAKAN』『スクロール』の金沢知樹と『サバカン SABAKAN』の萩森淳
改めて若い男女のこのやりとりを「揶揄う」「揶揄われる」に集約しタイトルとして『からかい上手の高木さん』と命名した原作者山本崇一朗氏を賞賛したい
小学館担当編集者のアイディアかもしれないけど
今泉監督がこの素材をどう料理するか興味があった
よくもまあかなりリスキーなものを引き受けたなと
中学時代をそのまま実写化するのでなく原作の空白期間である10年後を中心に同人誌的に映像化したのはとても賢明
エッセンスはそのまま?に大人になった2人のやり取りを鑑賞できる
まあ以前『王様と私』と「ポルノの家庭教師もの」はエッセンス的には一緒だと高嶋政宏は発言していたしいいんじゃないの
とにかく永野芽郁が可愛い
『俺物語』以来2度目
綺麗どころの芸能界女子に混ざると埋もれてしまうが男子と並ぶと彼女ほどキラキラできる若手女性俳優はなかなかいない
エンドロールの直前のカメラ目線は余計な気がするが
教室窓際最後尾両隣2人の告白シーンがとにかく長い
いや悪くはないんだけどアリなんだけど胸が苦しくなってきた
エンドロールの途中の西方夫婦と幼い娘のシーンはアニメのオマージュか
アニメだと時折すべっている感じが否めないが実写は実写で随所随所こっちが気恥ずかしくなる
でもそれは悪くない
ほっこりしたい人にはおすすめだが僕はほっこりすることはなく中学時代の反省ばかりがちょくちょく頭をよぎった
仲良し3人組や木村高尾は登場しない
島を出て都会暮らしをしているんだろう
担任の田辺は教頭に出世している
主要メンバーでは唯一のベテラン俳優だがそれが良いアクセントになっている
個人的には冒頭部分の100片(特にテーマソング)は苦手かな
小泉監督はもしかして小馬鹿にしている可能性なくもない
配役
フランスから帰国し教育実習生として母校に戻ってきた西方の中学時代の友人の高木さんに永野芽郁
高木さんの中学時代に月島琉衣
母校の中学校で体育教師をしている西方に高橋文哉
西方の中学時代に黒川想矢
西方の同僚教師の中井に鈴木仁
中井の婚約者の真野に平祐奈
西方の元同級生の浜口に前田旺志郎
浜口の元恋人の北条に志田彩良
西方の生徒で学級委員の大関みきに白鳥玉季
西方の生徒で不登校の町田涼に齋藤潤
教頭の田辺に江口洋介
6/12追記
西方は高木を「さん」づけで呼ぶ
高木は西方を呼び捨てにする
先輩後輩ではなく同い年
絶妙な距離感の違い
原作者は考えがあってあえてそうしたのか
それとも単に女子に対してドMなのかそれはわからない
そういえば他のラブコメはヒロインがお相手役の男をクンづけ呼び向こうはヒロインを呼び捨てにすることが多い気がする
そこにおそらくなにかしらカラクリがあるのかもしれない『からかい上手の高木さん』
終わらない愛のへなちょこパンチ
多分癒されるだろうと言う予測で観賞したのですが、癒しを越えた幸せを、胸一杯にもらった感じです。
プールに落ちたブーケトスの花束を飛び込んで拾った西片と、飛び込んでその西片を抱きしめた高木さんに、不覚にも泣きそうになりました。からかいの文体に、不意に当たり前の純愛の文体を差し込むのは止めて欲しい。
高木さんは西方の反応込みでからかう。ピュアな男子の困惑ぶりに気を遣いながら、それを抱き込むようにからかう。
松田君は恋心由来ならば、へなちょこじゃなくてマジのパンチでしょ…と言ったけれど、優しいから、やはりへなちょこと言ってよい。
それが、西片のことを大好きだったからと言うシンプル過ぎる高木さんの心理であり、これは、思いのほか捻りはないんだと、少しビックリでした。
力強い恋とも言えるかも知れないですね。しかし直球過ぎて、鈍な西片は気づかない。このくすぐられ感で、心が満たされてしまう。安心感。観る側が甘やかされていた感じもありました。
島の通りや家並みも、海岸も桟橋も夜の街も美しかった。それは物語の早々の時点で、二人の関わりを見て、私の気持ちが薔薇色に染まっていたからだと思うのです。
しかし。
10年の間に西片に相手が出来たら、高木さんはどうしたのかが気になったし、プロポーズの時に、いや恋とかじゃなくてなんて口走った西片には、高木さんがどんな反応するか、正直ハラハラしっ放でした。こう言うのも止めて欲しい 笑
西方くんの念願叶うのか?
西方くんの願いはただ一つ。
高木さんをからかい返すこと
最後にお互いの告白をするシーンで、
黙る西方くん、やった、からかい返せる
と思ったが、やっぱり西方くんに
そんなことは出来ず。
あまり観ない恋愛ものだが、
永野芽郁の可愛さに負けました。
ドラマの尺、映画の尺
ドラマ版は1話実質20分の尺の中で「からかい」が美しい小豆島でのんびりとした時間の流れの中で語られるが、映画版の119分だとその時間の制約が無い分メリハリも無く、そもそも「からかい」も少ない。ちょっと退屈に感じた。
途中クラスの生徒のエピソードはあるが、どれだけ重要なエピソードだったのか。ドラマ版の中学時代をなぞるだけで、二人の関係性がどのように進展していったのかまるで無い。
終盤でドラマ版と映画版の同一シーンをダブらせているので、あえて時空を超えた変わらぬ二人の関係性を現したのかもしれないが、観客がそれを見てどう思うのかは別。
高木さんの「からかい」の本質に気づかない西片。でも高木さんも何も言わず10年。でも普通これで永遠の別れになると思う。大好きな人に(中学時代は出来なくても)アクションしなくていいの?高木さん。
ラストで高木さんが直接的な告白をしても西片は付き合いたくない。そうしたら結婚。ちょっと唐突だね。
2024年に観た50本中で最高の映画。。 告白に特化した恋愛映画。
ちょっとずつ好意を伝え、ちょっとづつ確かめながら進む。
アイラブユ―を挨拶代わりに言う欧米人には理解できないだろう。
男をからかう髙木さん、でも髙木さんは10年間 男を好いていた。
男とは微妙な距離感で 付かず離れず。
微妙なやり取り。青春時代の ヒリヒリ感。
泣かせる。
(無理矢理 お涙頂戴の いやな映画でなく、
爽快な感涙)
良い映画。2024ベストかも。
監督の手腕、髙木さん役の上手さ。。。
永野力十分もからかい力不足?
顔も知らない若手が主役のTVシリーズが想定外に面白すぎ、スター起用の劇場版で失速しないかという妙な緊張感の中開幕。永野芽衣の魅力は十分伝わるものの、期待したからかい力は最低限しか発揮されずちょっと肩透かし。TVを見ていない観客も多かろうに、序盤にもう少し何件か畳みかけるからかい描写が欲しかったところ。それと後半、高木さんが学生(と観客)相手に西方への気持ちを口に出してしまうが、これはもっともっと長くはぐらかして欲しかったところ。そうしててもキュンキュンは成り立ったはず。今泉流の長回しは今回も見どころの一つとなっていたが、決め台詞はあったようで面白さとしては普通くらい。
結論、テレビ版のほうが良かったかも。すみません。
ほっこり映画
永野さんはほっこりした雰囲気の女優さんだし、ほっこりした印象の作品が多い今泉監督と相性良いだろうなと思っていたんです。
実際、凄く良かった。
そして、西方を演じた高橋さんが想像以上にほっこりした空気を作りだしてました。
『交換ウソ日記』のイメージしかなかったから、少し驚きました。
と言いつつ、この作品オリジナルストーリーとは言え原作があるものだから、そこまで今泉監督の色が濃い作品には感じませんでした。
大関なんかは、いかにも今泉監督って感じの登場人物でしたが。
それでも、流石今泉監督と思ったのが、クライマックスの教室のシーン。
あそこ普通だと、ちょっとくどく感じてしまいそうだけど、しっかり面白いんですよね。
そういった意味では、やっぱり今泉監督らしい作品なのかもしれません。
小豆島がキレイでした
原作知らず、付き合いで観に行きました。
芽郁ちゃんは可愛いけど、高木さんのキャラクターがロボットみたいで前半はなんだかなーと観ていましたが、花火のシーンで西方が告れなかったシーンの時の芽郁ちゃんの表情が物凄く上手くて涙が自然に出てしまいました。(年取ったな)さすが女優でした。
全226件中、61~80件目を表示