ストリートダンサーのレビュー・感想・評価
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日本のb-boyもスクリーンに
ロンドンに住むインドとパキスタンのダンスチームが、それぞれの国の歴史と現状を背負いつつコンテスト世界一を目指すインド映画です。
これまでのインド音楽とダンスのイメージを楽々と超え、インディアン・ヒップホップとも言うべき音楽と映像が全編に満ち溢れ、「インドの音楽はこんな所にまで行ってるのか」と圧倒されました。また、ヒップホップ文化が若者に及ぼす影響は世界共通なんだなと改めて認識。ただ、次々繰り出されるダンス映像の隙間に物語が押し込まれた様な形で、流れがぎこちなく無理矢理感も少しあったかな。でも、大音響の音楽とダンスはスクリーンで浴びる価値が大いにありです。
ダンスの練習をする若者たちは地元の路上でしばしば目にするし、ブレイクダンスの世界大会で優秀な成績を収める日本人ダンサーも次々輩出しているのに、それを日本ではどうしてこんな形の映画にできないのだろう。
ダンスは圧巻◎で楽しめる、ダンサー何人いるのか凄すぎ
ダンスバトルメインで次々とアクロバティックなダンスが楽しめる。中盤から不法移民問題をフォーカスし、社会問題視点ならドロドロに大甘だけど後半のアクセントになっている。
ライバルリーダーのヒール感も絶妙で嫌な気分にならないなどストーリー(ダンス)を楽しめます。
とにかくメチャダンサーが多く、インド映画の最大の弱点?メイン以外は顔区別できずに誰が誰問題に拍車がかかるが堪能しました。
準決勝のダンスが一番惹き込まれました
ウェビー
ダンスが合間合間に挟まれるインド映画でダンスメインという最強には最強をぶつければいいんだよ理論(暴論?)のインド映画に突撃。最近はインド映画が多く公開されていてなによりです。
色んな要素ぶち込みまくりの大変な作品で、その要素が面白さには正直繋がっていなかったかなと思います。
ダンスする前後や日常生活でもインド人とパキスタン人がとにかく煽りまくるので、話が進まないなと思うところが多々あったのが残念だったのと、ダンスシーンでも観客サイドをよく映すので、そっちの反応別にどっちでもいいのになと思ってしまい、メインシーンがガッカリさせるものになっていました。
主人公がまぁまぁのクズ人間、それもナチュラルなクズなのでそこも観ていて気持ちの良いものではありませんでした。
ダンスがメインのはずなのに、どのダンスも凄いと思えるのに1シーンのみナートゥの「RRR」の破壊力には敵わないなと思いました。
アクロバティックなダンスは凄かったんですが、ナートゥに脳を焼かれているもんで…。
最後に移民的な問題を解決する団体の宣伝をしていったので、そういう宣伝映画だったのかーと思うとちょっと萎えてしまいました。
インド映画でこのスタイルは久々な気がして、ちょくちょく匂わせてたテーマが実はそういう団体に協力してくれよ!っていうのはエンタメとしてどうなのかなと思ってしまいました。ダンス極振りだったらどうだったのかなと思ったり思わなかったり。
鑑賞日 3/5
鑑賞時間 15:05〜17:35
座席 H-7
圧倒的なダンスと邪魔しないストーリー
ロンドンを舞台にインドとパキスタンダンスグループがダンスバトル、そこに移民問題が絡んできて…という内容
圧倒的なダンスを邪魔しない王道ストーリー
主人公の言動に引っかかる部分も全て後の成長のためと特に無難な印象
移民関係が被害者的な見方しかなかったのが引っかかるが本作の魅力はやはりダンス
ストリートとインド音楽の相性の良さも含め映画館で見てよかった
序盤だけにあったチープな光の演出に怯えたが3D作品だったと後で知り納得
想像通りのラストに爽やかな視聴感と思ったがエンディングの実在団体の活動風景は少し不満
3Dか…
映像がほぼ3D用なのかそれを意識した作りがちょっとうざい…。ダンスにあんまり理解がないからか昔ながらのボリウッドダンスを期待し過ぎて肩透かし…。奉仕活動とか情報量も詰め込めすぎな気もするが…。
ダンスバトルでバチバチやる人々。 ロンドンで暮らしているものの、出...
ダンスバトルでバチバチやる人々。
ロンドンで暮らしているものの、出自はインドやパキスタンで
お隣ならではの摩擦とか、英国から見たら移民は移民で。
社会的イシューや、人同士の関係が、いくつも詰め込まれています。
(移民、不法滞在、詐欺、ホームレス、炊き出し、インド-パキスタン間、etc. )
(兄弟愛、親子愛、友人関係、同胞の名誉、etc. )
インドの映画って、何でも踊りをぶち込みがちですが
本作は、ダンスのための映画、すごかったです。
ブレイクビート、ラップバトル、ボリウッド、ヒップホップ、ロボットダンス、
とどめは、バングラー。
ダンスの動作のキレっぷり。
映画館の重低音も凄くて、振動が体に伝わってきました。
じかに音を浴びている側は心地よいのですが、
シネコンの隣室に音や振動が漏れていないか、心配になるほどでした。
激しめのライヴを一つ堪能した直後のような、心地よい疲れ、ほど良い高揚感が残りました。
3Dでも観てみたい…かな?
どんなジャンルでもスキあらば歌って踊るシーンをブチ込むインド映画。ましてやダンスバトルがテーマとなればもう踊る踊る。ダンスビデオの隙間にややメッセージ性のあるストーリーを差し込んだ感じ。大スクリーンで踊りを楽しむつもりなら満足出来ます。
題名通りストリートダンス、ヒップホップ系が多く踊られますが、他にもM.ジャクソン風のロボットダンスとか民族舞踏風のアレンジをしたものやアクロバティックなものなど多彩なダンスが見られます。コリオグラファー苦労したでしょうし、そもそもインドの俳優たちって踊れるのが大前提で大変ですね。
実話にインスパイアされた映画っぽいが、公式にはなんの記述もない。(パンフには書かれているかもですが買わない主義なので)
そのためか、インド映画のエンドクレジットって、ダメ押しの踊りか製作のオフショットみたいなのが多いが、本作では貧困層に食事を提供するNishkam SWAT(Sikh Welfare & Awareness Team: シーク教福祉啓発チーム)というNPOの活動映像が紹介されます。
原題がStreet Dancer 3Dなんで3D鑑賞前提の作品らしく、そう思い返すと、レーザーの多用とか、ドーナツ投げとか、雨でのダンスシーンなど3Dでの効果を狙ったぽい場面が多かった。
インド映画 パキスタンとの関係、夢見てイギリスへ渡ってきた移民の現...
インド映画
パキスタンとの関係、夢見てイギリスへ渡ってきた移民の現実は厳しい
帰りたいけど帰る金もない
それらの人たちへボランティアで炊き出ししている
ストリートダンサー
ダンスも素晴らしい 実話に基づく内容は
リスペクトに値する。
せっかく素晴らしいシネマなのに
都内隣県で数えるほどで タイムテーブルは
一コマ状態でとても残念…アカデミーノミネートすら無く 更に残念… 皆さん是非 観てください!CDやスマホでは もった無いシネマでございます。
ストリートダンサー インド映画でよくダンスシーンが魅力的でクセにな...
ストリートダンサー
インド映画でよくダンスシーンが魅力的でクセになる事があるが、そのダンスシーンが存分に盛り込まれた作品。お腹いっぱいにダンスを楽しむ事ができる。
ストーリーとしては移民の問題、貧困問題も扱ってはいるがそこを深く追求した作品ではない。
ダンスをとにかく楽しみたくなる人には強く勧めたくなる作品。
クールでセクシーで激しいダンスが続くがとにかく飽きさせないのがすごく魅力的。
最後のどんな音でも音を奏でれ音楽となれば即興ダンスが生まれるシーンは鳥肌が立った。とても面白い作品だった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
7 アクアマン/失われた王国 4.5
8 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
9 異人たち 3.7
10 ミツバチと私 3.6
11 コヴェナント/約束の救出 3.0
12 僕らの世界が交わるまで3.0
13 ストリートダンサー 3.0
14 カラーパープル 2.9
15 弟は僕のヒーロー 2.8
16 ジャンプ、ダーリン 2.5
17 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
18 マダム・ウェブ 2.3
19 落下の解剖学 2.3
20 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
21 哀れなるものたち 2.3
22 DOGMAN ドッグマン 2.2
23 ボーはおそれている 2.2
24 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
25 瞳をとじて 2.2
26 ゴースト・トロピック 2.2
27 葬送のカーネーション 2.2
28 Here ヒア 2.1
29 ハンテッド 狩られる夜 2.0
30 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
31 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
32 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
33 VESPER/ヴェスパー 1.5
34 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
潜むテーマは結構重い
ロンドンの豪邸に住む富裕層の若者達が、ダンスを通して文化の違いの壁を越えて友情を育んだり、裏路地の同郷の人々の生活を知り彼らを助けるために奮闘する話、なのだけど。
潜んでいるテーマは結構壮大で重いものであるのに、軽快なダンスとインドギャグでコーティングされているので楽しく観られるエンタメに仕上がっている。
ダンサブルなインド音楽に合わせて踊りまくるけど、演出が派手なのとこんなに宗教色の強い歌詞で音楽でヒップホップを踊るのか!という新しい感動を得ました。
そしてそれが路地裏の移民問題に繋がっていく面白さよ。
移民の中での貧富の差、家族愛、友情が上手く合わさって、最後まで先が読めなくて面白かった!
イナーヤト役の女優さん、インド版ペネロペ・クルスみたいな美女で目が離せん。
実は初めて踊るインド映画を観た(初めて観たのは『エンドロールのつづき』だったから)ので、派手な演出、滲む宗教、そうかこれがインド映画なのか!と新世界を見た気がする。
アフタートークでは、訳者の佐藤先生より、「パンジャブの北地方はイスラム教徒が多いにもかかわらずインドに帰属されることになったので、今でも紛争が起きている。それが一緒に仲間になって戦うというのがこの映画のメッセージの一つ」ということと、「ガネーシャは何か目的に向かっていく途中で妨げになるものを取り除いてくれる神様だ」ということを学びました。
先生のインド映画愛に溢れたアフタートークだった。
映画が作られた文化を知ってその国の映画を観るのは、知らずにみるのとは全く違うので学びが多い。
ダンスバトル甲子園的な?
2024年2月25日
映画 #ストリートダンサー (2020年)
ロンドンのインド系青年とパキスタン系女性のダンスグループが対立し、賞金をかけたダンスバトルに挑戦
インド映画と言えばダンスですが、舞台がロンドンなので移民問題な印パのライバルなど面白い
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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