劇場公開日 2024年3月1日

「ウェビー」ストリートダンサー ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ウェビー

2024年3月7日
iPhoneアプリから投稿

ダンスが合間合間に挟まれるインド映画でダンスメインという最強には最強をぶつければいいんだよ理論(暴論?)のインド映画に突撃。最近はインド映画が多く公開されていてなによりです。

色んな要素ぶち込みまくりの大変な作品で、その要素が面白さには正直繋がっていなかったかなと思います。

ダンスする前後や日常生活でもインド人とパキスタン人がとにかく煽りまくるので、話が進まないなと思うところが多々あったのが残念だったのと、ダンスシーンでも観客サイドをよく映すので、そっちの反応別にどっちでもいいのになと思ってしまい、メインシーンがガッカリさせるものになっていました。
主人公がまぁまぁのクズ人間、それもナチュラルなクズなのでそこも観ていて気持ちの良いものではありませんでした。

ダンスがメインのはずなのに、どのダンスも凄いと思えるのに1シーンのみナートゥの「RRR」の破壊力には敵わないなと思いました。
アクロバティックなダンスは凄かったんですが、ナートゥに脳を焼かれているもんで…。

最後に移民的な問題を解決する団体の宣伝をしていったので、そういう宣伝映画だったのかーと思うとちょっと萎えてしまいました。
インド映画でこのスタイルは久々な気がして、ちょくちょく匂わせてたテーマが実はそういう団体に協力してくれよ!っていうのはエンタメとしてどうなのかなと思ってしまいました。ダンス極振りだったらどうだったのかなと思ったり思わなかったり。

鑑賞日 3/5
鑑賞時間 15:05〜17:35
座席 H-7

ブレミン