ソウルメイトのレビュー・感想・評価
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雷といえばワンダーボーイ
小学生の頃済州島で出会った絵が好きな女の子2人のその後の話。
超写実画の作者だけど名前しかわからない作者ハウンを探す為に学芸員に呼ばれたミソが、ハウンの手紙を絡めながら出会いから現在までを振り返るストーリー。
ジャニス・ジョプリンと27クラブの流れで結構早い段階で何だか読めてしまいますよね。
そこからの流れで女の子ならでは?なチョイドロな関係があるのは良いけれど、実は…とか言って感動させたいのがミエミエな感じは白々しいさも。
だとすると子供育てるのは無理あるしね。
ということで自分にはあまりハマらなかったかな。
そういえば、観終わってあらすじ紹介見て初めてリメイクって気付いたw
遠近法
リメイク元は未鑑賞。キム・ダミ主演作というのが鑑賞のきっかけになりました。
とても良い作品なんだろうなと思いました。ただ、この手の友情もので露骨に泣かせようとしてくるシーンが多く見られたのもあって、全体的にあまり乗れませんでした。捻くれた人間なので、こういう作品を素直に楽しめないのは損なのか得なのか…。
転校生としてやってきたミソとハウンが交流を深めるシーンや、学生時代2人でわちゃわちゃするシーンはとても好みでした。済州島の風景も相まって、こういう青春ってこの年齢でしか体験できないから良いよなぁってなりました。原付2人乗りも悪いことしてるけど楽し〜ってなってるのもたまりませんでした。
ジヌが絡んできたあたりから2人の関係性に小さなヒビが入ってしまい、どこか距離が生まれてしまうのは残酷ですが、そこからハウンの死だったり、出産だったり、ジヌのだらけっぷりだったり、時系列がごっちゃになって着いていけなくなったあたりから映画自体を咀嚼できなくなってしまったのが残念でした。
自分の理解力も足りなかったんですが、リメイクを観ている前提の作品なのか、それとも元もこれくらいややこしい作りなのか…。後半は感動するんだろうなーというシーンばかりでこれまた乗れませんでした。
役者陣の年齢を越える演技は素晴らしく、細かな感情表現や仕草、葛藤の様子だったりとどれを切り取っても凄さが際立っていました。「魔女」シリーズとは違うキム・ダミの側面を観れたのは大収穫でした。
ソウルメイトというテーマの深さにもっと触れれるほど人生経験を積みたいなと思いました。友人関係は深く狭くがモットーで。
鑑賞日 2/25
鑑賞時間 18:35〜20:50
座席 K-9
タイトルなし
キム・ダミは、何と言ってもイテウォンクラスが良かった、好きな俳優さんだったが、これも良かった。ハウン役も。二人の演技がかなりよかった。子役も含め。
三文小説的三角関係は山ほど見てきたけれど、この映画はそれ自体をあとで物語としてひっくり返すところがすごい。
もう恋愛の時代、性愛の時代は終わったのだということがまた明らかになる作品。彼女の右頬のほくろどころではなく、絵が好きなことさえ理解していないイケメンの、しかも憎めないいい人風の彼のあまりのみすぼらしさ。
ハウンは、ミソをモデルにして少しずつ開花していく。二人の設定は見事だ。キム・ダミは、年齢を重ね変化していくミソを見事に演じている。
韓国は古いから、女性の結婚モデルは未だに生きてそうだし、むしろ、今風に平凡に生きてほしいと親が願うのは、ありそうなのだけど。
胸に下げられたペンダントの27歳の意味が、ハウンの死亡診断書に重ねられる。青春映画でもある。
やっぱりキム・ダミは魅力的
小学生の時転校してきて孤独だったミソと友達になったハウンの2人は、それからずっと友達だった。絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を持つミソと、彼女の行動力に憧れを抱きながらも堅実に生きることを選ぶハウンは、性格が真逆なのにずっと一緒に過ごしていた。そんな日々がずっと続くと思われたが、ジヌとの出会いから、2人の関係は変化していった。互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがてハウンはこつ然と姿を消してしまった。さてどうなる、という話。
夢か現実か、ちょっと混乱した場面も有ったが、面白かった。
高校生くらいからミソ役を演じたキム・ダミは相変わらず魅力的だったし、ハウンも悪くなかった。
子供を残して消えるか?なんて途中不思議に思ったが、なるほどの結末で安心した。
韓国では娘が亡くなったら、実父母が孫を育てるという選択肢は無いのかな?なんてちょっと不思議に思った。
こじらせるよねー。
三角関係でもただならぬこじらせ方。もりあげるよなー。子供の頃からの友人や恋愛関係を成長と共に描かれているけれどどろどろさせなたいこじらせ方がうまい。が、やっぱりなんでも語らないと人間関係は難しい…きちんとした美しくまとまっていたから良いのだけれど…。
キム・ダミが生意気可愛い
オリジナルの香港映画は未見。
トレーラーはありがちなシスターフッド映画かなと思えるルックでしたが、その実は時系列と二人の視点を交錯させて驚愕のラストに落とし込む複雑かつ巧妙な脚本が見事な一筋縄でない作品。
あと、なんといっても主演のキム・ダミの存在感が凄い。ややもするとバリバリ整形の平均値美人が並ぶ韓国映画で、この個性は際立ちます。邦画で言えば安藤サクラみたいな立ち位置かな。
高校生からアラサーぐらいの年齢幅を演じてますがどの演技もとても良い。特に学校のグランドでスクーターに乗りながら男子生徒と会話するシーンは生意気可愛くて最高です。「魔女」での可愛いから不気味への豹変も凄かったんですが、表情の引き出しが多い役者ですね。こりゃ今後も追っかけねば。
ガチソウルメイト
まさにタイトル通り。原題は分からないけど。泣くつもりで見たが、泣けるの?と思いながら、やっぱ泣いた。友情すらももはや越えている。さすが韓国。濃い~のよ。久し振りにマイ・ブロークン・マリコを見たくなった。これは終始泣いて、マンガ読んで追い泣きしたけどね。
大切なあなたは私のソウルメイト!生まれ変わっても私たちは親友!!
遠く離れていても
私たちは通じ合っているでしょう?
どれだけの時間を
あなたと過ごしたと思っているの?
大切だから
あなたが傷ついている姿は耐えられない。
もっと好きに…自由に生きていいの!
でも、私があなたを大好きなことは忘れないでね。
あらすじ
大胆で活動的なミソと慎重派なハウン。
親友の二人はやがてそれぞれの道を歩み始める。
終盤は理解しにくいが、
ミソの「それなら…せめてこうであってよ…!」
という痛切な願いのように感じた。
ハウンはミソから自由に生きることを学んだが、
ミソがハウンから学んだのは愛情かな。
鑑賞中、今は連絡も取り合っていない
自分自身の親友を思い出した。
私はどちらかというハウンのような
保守的な生き方で、
活動的な親友が憧れでもあり
気にせずにはいられない存在だった。
ミソとハウンのようにぶつかり合えるほど
素直ではなかったので彼女たちの関係性は眩しい。
人はそれぞれ違う生き方を、
自由に生きていいんだよ、
でも見失ってはいけないものがあるんだよ、
と教えてくれる作品。
誰かにとって大切な私を、
自分自身も大切にしようと思えた。
世界には
自分のソウルメイトと呼べる人が、存在するのかもしれないですね。もちろん人間ですから、ぶつかる時もあるとは思うけど、どうしても離れられない関係の人がいるのでしょう。キム・ダミさんは少女時代から大人まで演じ分けていて良い俳優さんですね。
ジャニス・ジョプリン
原作は中国のネット小説で、その原作を大きく脚色して作った中国と香港の合作映画、その映画を更に韓国がリメイク、だそうです。
原作の小説もリメイク元の映画も未チェックなので、どんなリメイクしたのか、どれだけ変えたのか、不明。
とても美しい話で、のちに“午前十時の映画祭”的なモノに選出され、名作として扱われそうなぐらいの、いい話です。
それで、この評価(80点ぐらい)
ラブストーリーじゃなく友情の物語で、青春映画と言えなくもない…
いい話だからケチつけたくないんだけど、
少ーし退屈だったかな…
ちょっとメロドラマっぽさが強すぎたんじゃ…もっとメロドラマっぽさが弱かったら…
韓国の映画だからかな…
好みもあって、いろいろ言ってしまったが、とても美しい話です。
気になったら観てみて下さい。
友情を超えていくものかも...
まず、キム・ダミのミソはキュートだし
チョン・ソニのハウンは美しく、
それぞれにとても魅力的な女性でした。
ということで
概ね真面目(そう)な大人しそうな女子の方が強くて、
押さえていた分、弾けると反動が大きい。
まさに、ハウンがそんな感じ。
ミソの方が強そうで弱い、
転校ばかりしていたから他人に気を使って生きてきたんだろうな…。
そんな二人が幼いときに出会い、
お互いに無いものを補うように惹かれあう。
なぜ、女の友情は、
いつも男の影で縺れてしまうのか…
縺れて解けて、離れてくっついて、
それでも遠くにいても、
いつまでもお互いを思い続け合う存在、
嫌いなんだけど大好き。
もう、魂レベルで繋がってるから、
自分でもなんでだか判らないまま、相手を想っている。
恋人より強い絆なのよね、そうソウルメイトって。
現在のハウンが出てこないことと、
ミソが27歳でこの世を去ったジャニス・ジョプリンに憧れている話をした時点で、
ハウンの現在の状況への伏線だとは判ったけれど、
それをどのように回収していくのか、
ハウンの今、結婚、子ども、人生を
ブログを上手く使い、
ミソの人生とシンクロさせながら描いていくストーリー展開は、
秀逸で飽きることなく、集中して観ることができました。
しかし、やはり、この結末は悲しいな…。
幼なじみは一生友達だよな。
元の作品は観てないし、予告編も観てなかったが、女の子がメインなので韓国映画にしては暴力少なめで楽しめるかもと着席。
転校してきたアン・ミソちゃん、挨拶しないで逃げ出す。友達も欲しくないって。うそっ!と思ったら、そういう理由だったのね。気持ちちょっと分かるわ。でも、何で母親は娘を置いて引っ越しちゃったのよ。どんなに嫌がってても、普通連れて行くしかないじゃん。それでミソはハウン家族と同居する事に。なんだそれ?ミソの生活費はどうなってたの?
それから始まる友情話し。てか、友達と言うより姉妹に見えた。そんなに仲良しじゃないんだけど、楽しかったり腹立ったり、それってほぼ家族の関係じゃないかな。
で、大きくなったら、想像してた通り、三角関係発生。ハウンの彼氏ジヌ君、結構良い奴な感じだったのに、突然ミソにチュ〜。このキス、お互いの同意ありだわ。て事はミソの気持ちも怪しいよ。どんどん距離が空いて行く2人。でもハウンとジヌは別れない。この2人の関係もよく分からなかった。最後なんて、まさかのミソの嘘映像でビックリしちゃってウルッ。
とにかく2人の絵がうま過ぎで驚き。確かに技術はあってもセンスはなかったかもね。
久しぶりにジャニス・ジョプリンを何度も聴けて楽しかったです。
ストーリーはもちろん、音楽と映像の美しさにシビれる
1998年から2019年ぐらいまでの2人の軌跡と奇跡。
儚く美しい愛の物語を大切や人と観てほしいです。
登場人物たちと同年代ということもあってか、彼女と一緒に成長してきたような気分になり、ノスタルジックな気分になりました。
高校生の頃に使っていたガラケー、遊びに行ったクラブ、ピアスを開ける時のあのドキドキ感……何もかもが懐かしい。
アジアでは2011年ぐらいから流行り出したFacebookでむかしの友人を検索したりするのも、あるあるだよなぁ。
透明感溢れる映像美とドラマティックな音楽に包まれながら見る2人の“友情と愛”。ラストの展開には涙、涙でした。
キムダミ最高!
キムダミが好き。
釜山に旅行中に現地の映画館で上映してて知りました。日本での公開が楽しみでしたが、上映館が少ない。また車で2時間の遠征です。
「ソウルメイト七月と安生」はお気に入りに入れたまま見ていませんでした。前日にこれが原作と知りました。見るか迷いましたが、まずは韓国版からでも鑑賞です。
キムダミは相変わらず良い。少年ぽいイタズラ好きっぽい、切ない良いキャラ。
チョンソニは初めてしましたが、芋生悠にしか見えない(笑)、こちらも実は切ないキャラ。インスタみると日本に来ていたのでプロモーションかと思ったけど違うらしい。
ストーリーはとても良いですね。
10代の恋愛と友情と、感情が曖昧な切なさが良かった。日本でもリメイクして欲しいと思いつつ、日本だと有り得ないところがあるので、日本版があったら気になってしまいそう。
ソウルメイト同性よりも異性だとややこしい、と思っていましたが、同性でもややこしい。
予告で「秘密」とか煽られたけど、半分予想通りで半分驚き。予告なければもっと楽しめただろうけど。
過去と現在の行き来はキムダミの髪の長さで分かりますが、夢?妄想?のとの区別が付きにくく分かりにくい点と、物語のキーにもなる絵画がどう見ても白黒写真。もう少し絵っぽさがあった方が、、、あれは写真ですよね?
それでも良いストーリーでした。
本当の自分なんてあってないようなもの
なのに、逆にそれにこだわって自分を見失ってしまっているように感じた。その時その時の自分が本当の自分だと思う。
最後に美術監督に対する謝辞があったが、それがなくても美術監督に対する尊敬の気持ちが感じられるものだった。(先日見たある映画との違いの大きさ!)
最近はLGBTQの話が多いが、本当の友情の話はいいものだった。
また、男の残酷な言葉(才能に関するもの)にはあきれた。
近頃、よく映画を見ているので、その映画の着地点が予想できることが多いが、韓国の映画はさっぱり予想がつかないことが多い。(と、書いたらオリジナルは中国の作品だったそうですが・・・)
今日は「ネクスト・ゴール・ウィンズ」、「コット、はじまりの夏」、「ソウルメイト」と、3本の素晴らしい作品が見れて大満足!
2人の女性の友情が徐々に愛情に変化していく感じを表現した韓国映画。 本年度ベスト!
泣ける映画を期待して鑑賞したけどそれ程でも無かった。
悲しい事実が組み込まれた作品なんだけど自分的に素敵な作品に思えた。
小学生からの仲良しのミソとハウン。これに加えイケメン男子のジヌが加わり、この3人を中心に展開するストーリー。
転校して来たハウンとミソが仲良くなり一緒に行動する事が増え、ある事を理由に疎遠となりながらも大人になって再開する感じ。
高校時代のミソとハウンの青春時代を謳歌しているシーンがとても良い!
ゲーセンや海で遊んだり、あるお店から逃げ出すシーンなどが眩しすぎる(笑)
大学入学を祈願する洞窟。
ここでの出来事が本作のポイント。
洞窟からバイクと自転車で帰る3人の表情が観ていて辛い。
出だしのシーンである出来事が予想されちゃうんだけど鑑賞中、そんな事も忘れてからの事実が悲し過ぎた。
ミソやハウンが小学生から大人になるまでの顔立ちに違和感が無いのが不思議(笑)
悲しい作品なのに何故か多幸感に満ち溢れた作品だった印象。
ミソのこれからの人生がどうなるのか?
メッチヤ興味があります( ´∀`)
泣ける女の友情
女性同士にしか分からない思いが切なく描かれている。愛、友情、嫉妬。
今と過去を交互に展開しながらストーリーは進む。所々では希望的な仮想とその後、真実で再び同じシーンが出てきたり。
この映画は女性にお勧めします!
共感する方も多い気がする。
※泣いてた女性がチラホラ
韓国映画特有の切なさで感動させる映画でした。
余談、ハウン役が清原カヤさんに似ていた。
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