劇場公開日 2024年2月23日

ソウルメイトのレビュー・感想・評価

全63件中、21~40件目を表示

3.5あなたの周りにいる大切な人がもしかしたら?

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

「梨泰院クラス」「その年、私たちは」「The Witch 魔女」など、その演技力が高いと評判の韓国女優キム・ダミさん主演とあって、公開前から楽しみにしていた本作品。京都で唯一公開していたMOVIXに久しぶりに足を運びました。本日映画の日とあり、映画館は若者たちで賑わっていました。

本作品は、2016年の中国映画「ソウルメイト/七月と安生」がオリジナルで、多くの賞を受賞した人気中国映画の韓国版リメイク作品だということです。

辞書によれば、
「ソウルメイト」とは、「運命」として強く惹かれ合う人のことで、唯一無二の関係として深く結びつく存在の事とあります。それは、親子関係であったり、異性であれば熱烈に惹かれ合う恋人関係であったりいろんな結びつきがあるようですが、本作品では同性の親友という設定で描かれています。

性格が真逆の2人は、何故か強烈に惹かれ合い、人生の大事な局面をともに過ごしていきます。時にほんの少しの時間、離れることもあります。スピ的には「サイレント期間」と呼ばれているその期間は、それを乗り越えることで、お互いの魂をより成長させる狙いがあるようです。離れている間に、お互いが互いの大切さに気がつき、「相手のことをもっと大事にしたい、自分が守らないといけない」と気がつきます。
サイレント期間を乗り越えたソウルメイトの魂は一つになります。この映画におけるミソとハウンの運命のラストも、まさに2人で1つの人生となりました。キム・ダミちゃんの演技やっぱり好き。どうか厚めのタオルハンカチをご用意してゆっくりご鑑賞下さい♪

多かれ少なかれ、今自分の周りにいてくれる家族や友だち、恋人、何故か電車でよく見かけるあの人などなど、私たちは自分とご縁のある人たちと日々ともに生きています。その人がソウルメイトなのかどうかは別として、せめて自分を大切にしてくれる半径5メートル以内のあなたを愛し、大切に守っていきたいと思わせてくれる映画でした。

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ななやお

5.0心臓掴まれてるよう

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

前半の爽やかなシーンから後半の重いシーンに変わっていく。途中から心臓を掴まれているように緊張しました。最後まで目が話せません。自分の観た韓国映画No.1です。

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ショカタロウ

3.0さすがの韓国感動モノ映画・・・って感じ

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

うーん。よくできた映画だし、オリジナル版を十分に踏襲しているとは
思うけど、やっぱり韓国映画の感動ジャンルものって感じがビシビシ
伝わってくるんだよなぁ。
良くも悪くも「わかりやすいお涙頂戴演出」なんですよね。
僕はオリジナルの「七月と安生」が大好きで大好きで・・・ゆえに
比べちゃってるんでしょうね・・・
良くないですね・・・すみません。

わかりやすく・・・というにはいいのですが、僕にとっては
あざとく見えてしまって冷めちゃったってとこ・・・ですかね。
でも、ストーリー自体はとても良いお話ですから、まだご覧に
なったことが無い方にはお勧めしたいです。

けど、文章を紡いでいくように詩的に叙情的な演出のオリジナル版の方が
僕は胸に染み入りました。ゆえにラストの展開のショックが大きくて。
うーーん・・比較しちゃってるなぁ・・・よくないなぁ。

オリジナル版でもそうでしたが振り幅が大きい役を演じている方の
演技の実力が素晴らしかったですね。
オリジナル版はチョウ・ドンユイさん、今作では、キム・ダミさん。
キムさんすごいなぁって思ってたらThe Witchの方だったのですね、納得。

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バリカタ

4.0甲乙つけ難い素晴らしい出来

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

昨年亡くなったBobby Caldwellがカバーアルバム、Soul Survivorをリリースした時に、敢えてカバーするのであればオリジナルよりも良い出来じゃないと発売しないと語った。実際、Aretha FranklinのUntil You Come Back to Meは最高だ。

本作のオリジナルは中国で撮られた、周冬雨主演作。次回作の少年の君と共に、中国映画が面白くなっていてビックリした。難病患者が居なくても感動的な青春映画が出来るんだ。これら、2作は中国の社会情勢が背景として重要だったが、韓国に置き換えてうまく行くだろうか疑問であった。

ストーリーはほぼ完璧にオリジナル通り。
女性問題や格差問題があっても自由主義の韓国では、ややまったり感があるが、それは上手くいっている。韓国映画としては(たぶん)珍しく、ロックも出てきたり、割と特徴の無いと勝手に思っている劇版は、色んな曲が出て来て良かった。できれば、ジャニスが決めている時の曲も流して欲しかった。

この話の肝である作者は誰か問題は、オリジナルでは作品がテキストなので、映画的にわかり辛かったが、今回はピクチャーになったおかげで、分かりやすくなった。ただ、大きい絵はもう少し出し惜しみしておいた方が最後にもっと感動的だったような気がする。

全体として、素晴らしい出来なので、誰にでも勧められる作品です。一方、それでもこれ程オリジナルに沿って作った意味はあるのかなぁとは思います。面白かった人は、ぜひ中国版も観てみて下さい。少年の君も観たくなるはず

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Lhowon

4.0韓国映画のレベルの高さ!

2024年3月1日
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泣ける

悲しい

楽しい

韓国映画はロマンスとバイオレンスだけじゃない。こんな素晴らしい青春映画を見せられると、本当に韓国映画のレベルの高さを思い知らされる。

小学生の時に出会った、正反対の少女二人の青春映画。二人が20代後半になるまで、離れたり、また再会したり、言えない想いを持ち続けてたり、と長い間の関係性を丁寧に描いていく。

良い映画でした。
どうやら香港映画のリメイクみたい。知らなかった。元の映画も観てみたい。

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naichin

3.0本当の自分とは

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

同性(女)幼なじみ二人とその間に割り込む一人の男の話
中々良い起承転結ではあったが、アルアル感もあって、そこまで…
ちなみに隣の男性は中盤からボロ泣きで、そっちの方が気になったけど…
やっちまった①題目をみて、韓国の首都ソウルに住んでいる親友?と思っていたが実は…
やっちまった②LGBTの類い?と疑って最後まで…
やっちまった③少なくとも3通りの結末が考えられるけど、最悪の結末を想定したこと(監督等の意図がくみ取れなかった)
隣のおっさんのすすり泣きが招いたものとしておこう🎵
観る人は必ずアルアルの場面に遭遇するかな〰️☀️

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ろくさん

4.5ふたりでひとり

2024年2月29日
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泣ける

楽しい

幸せ

幼なじみ2人の少女の半生を描いた人間ドラマ。ビデオカメラ越しに彼女達の人生を覗き見しているんじゃないかと、そう錯覚させるほどリアルな人物描写。楽しいことだけではなく、悲しいことも包み隠さず描くその容赦ない展開は、良い意味で映画っぽくない。おいおい、今年の韓国映画ヤバいんじゃないか...?

この手の作品は人物の描き不足、たった2時間であるために物足りないという感想に陥りがちだけど、本作はすごく人間らしくも愛おしい少女2人と、大量のエピソードで完璧に作り込まれた最っ高の人生ロードムービーになっていた。ドラマじゃないのに、ここまでのものを作れるとは。。。とてつもないボリュームで、信じられない見応え。これフィクションって嘘だよね?もう、彼女たちは友達同然な気分なんだけど。

笑った顔が清原果耶なチョン・ソニと横顔が完全に東出昌大なピョン・ウソク。びっくりするくらい似てる。あまりに清原果耶だったから、作風的にも藤井道人映画見ているようだった。「The witch魔女」でお馴染みキム・ダミはやっぱり最高に演技上手い。こんなぐちゃぐちゃな涙を流せる人、そういない。2人の相性も完全に演技の枠を超えていた。そんな風にキャストの好演に圧倒されていると、更に物凄い勢いでパンチを食らわさる。

子どもでいること、大人になること。そして、自分が自分でいられること。本当はそれでありたいけど、実際はそう上手くいかない。子どものままではいられないし、スグに大人になんてならない。ましてや自分でいることは社会に出ると忘れてしまう。それでも、友達といる時だけは思いっきり子どもでいていいじゃないか。胸が苦しくなりボロボロと泣いてしまうと同時に、当たり前だけど人生は楽しまなくっちゃと思いっきり背中を押してくれる、そんな素晴らしい作品だった。

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サプライズ

4.0本当の自分に気づかせてくれる存在

2024年2月29日
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泣ける

悲しい

萌える

予告の切ない感じに惹かれて鑑賞してきました。期待以上に心に響く作品で、またもや韓国映画の質の高さを感じてきました。

ストーリーは、常識や型にとらわれず自由奔放に生きるミソと、ミソの生き方に憧れながらも落ち着いた生活を送るハウンが、子どもの頃に出会い、すぐに意気投合して仲良くなり、かけがえのない親友となるが、高校時代にハウンが一人の男性を好きになったことをきっかけに、二人の関係が急速に変化していくというもの。

性格も価値観も大きく異なるミソとハウンですが、それは生来のものではなく、家庭環境によってもたらされたものだったように思います。親からの愛情不足を奔放な態度でごまかしていたミソは、誰よりも愛情と穏やかな生活を求めていたのかもしれません。また、両親の言いつけに素直に従ってきたハウンは、ずっと自分の思い通りに生きてみたいと望んでいたのかもしれません。だからこそ、二人は相手の中に本当の自分を見つけ、憧れを感じたのではないかと思います。それはたぶん理屈ではなく、もうこの時点で運命です。二人が屈託のない青春時代を過ごし、キラキラした思い出を積み重ねていく姿が、本当にまぶしくて爽やかです。済州島の自然と相まって、観ているこちらまで幸せな気持ちになります。

それなのに、そんな二人の関係に微妙な不協和音が響き始めます。きっかけはたわいもないこと。でも、取り返しがつかないこと。二人はそれをわかっている。だから口にしない、口にできない。そこにある複雑な思いは、少しずつ心の底に降り積もり淀んでいきます。そして、長い時間を経て、やっとその思いを口にした時、改めて二人が互いを想っていたことを確かめ合います。離れていても、喧嘩してても、連絡を取り合わなくても、ずっと心はつながっていたのです。魂で結びついているようなこの関係に名前をつけるなら、「ソウルメイト」ほどしっくりくる言葉が他に見つかりません。自分以上に自分のことをわかってくれている、もはやもう一人の自分、それがソウルメイトなのかもしれません。

テンポよく、緩急のある展開にずっと惹きつけられっぱなしだったのですが、終盤はそれがさらに加速します。結末を迎えたかに見えて、そこからさらに小さな伏線を回収しながら続く目まぐるしい展開に、物語がどのような決着を見せるのか最後までまったく読めませんでした。本作の中では、二人の出会いからおそらく20年余りの時が流れていると思いますが、まるでその時間を一緒に過ごしたような錯覚を覚える濃密な2時間です。ラストは、ミソとハウンの睦まじく、切なく、愛おしい姿が思い出され、涙が止まりませんでした。思い出したらまた泣けてきそうです。ミソを描いた鉛筆画はどこかに売ってないですかね。

主演はキム・ダミとチョン・ソニで、高校時代から社会人までの時間の経過をしっかりと感じさせる演じ分けが秀逸です。特にミソの高校時代は、キム・ダミそっくりの若い女優をキャスティングしたのかと錯覚するほどで、改めて彼女の演技力の高さに驚かされます。脇を固めるピョン・ウソクは、東出昌大さんにしか見えませんでした。あと、名前はわかりませんが、子役の二人もすばらしかったです。

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おじゃる

4.0主人公の2人の女優さんの繊細な演技に脱帽!

2024年2月28日
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主人公の2人の女優さんの繊細な演技が素晴らしい!!!青春真っ只中の、苦楽を共にし、刺激し合った女の友情は、当人同士の人生の中で一番大切な人、宝物も超える愛です!!!ってハッキリと提示してくれる映画です。男女間の恋愛さえも薄ペらく感じ、女同士(ソウルメイト)が深い絆、深愛で結ばれる。。。素敵過ぎ!!!感動しました(^o^)この映画は、ランチをした後、休日の午後なんかに一人で観ても、おしゃれ感覚で落ち着いて観れると思います。オススメします。

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つん

4.527歳

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

「ソウルメイト」という言葉をいつ知っただろう⁉

多分、高校生のときに音楽雑誌に載っていた、超絶速弾きギタリストのイングヴェイ・J・マルムスティーンと元レインボーのヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナーが組んだとき「僕たちはソウルメイトなんだ」という見出しからだと思う

「イングヴェイがソウルメイト⁉ ムリムリ( ゚д゚ )」と、当時友達と話した記憶が…結局サヨナラ~⤵️

それだけ、「ソウルメイト」という言葉は重く、簡単に口に出してはいけないと、当時学びましたョ

しか~し、この映画の二人は山あり谷あり、波乱万丈であるノデス☀️

果たして、女の友情は成立するのか❗乞うご期待!チャンチャン🎵

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うんこたれぞう

4.0なかなか複雑な味わい

2024年2月27日
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幼少期〜青春期のキラキラ眩しい百合模様から、だんだん愛憎交わる深い縁になっていく2人。
時系列がちょいちょい行き来したり、語り手がせわしなく交代したりするので、ちと混乱する部分もありましたし、冷静に考えると少々無理がある展開も散見されますが、それでもしっとりじんわり感動する味わい深い作品でした。

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克晴

3.5闺蜜

2024年2月27日
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中国語で親しい女性同士の友人のことを「闺蜜(gui mi)」と言いますが、彼氏にも話せないことも話せる一生の友だちです。この映画を観て韓国の女の子もそのような関係性があるのだとがわかりました。
最初あらすじを読んだ時には、彼氏の登場によって二人の関係が壊れて、もしかしたら怖い展開になるのかな?とか想像していました。
しかし変わらない友情と、その象徴となる精緻な肖像画に涙をこらえることができませんでした。
ただ本当のことが何度も書き換えられるシーンは少し面倒くさいと感じます。余計などんでん返しはせずに、もっとシンプルに描いてもよかったように思いました。

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shimxin

4.0心に響くもの

2024年2月27日
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泣ける

萌える

年代ごとの見せ方がうまく二人の心情や気持ちが増幅されて伝わってきました。いくら仲良し同士でも成長と共に嫉妬や疑心が生まれるのは仕方のない事。到達したところに満足感と幸福感があれば。いなくなったハウンの結末に疑問❓が残りましたが。どっち?

23

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タイガー力石

3.5二人の秘密

2024年2月27日
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最後まで秘密を共有する二人の関係が良かった

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しんしん

2.5雷といえばワンダーボーイ

2024年2月27日
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悲しい

幸せ

萌える

小学生の頃済州島で出会った絵が好きな女の子2人のその後の話。

超写実画の作者だけど名前しかわからない作者ハウンを探す為に学芸員に呼ばれたミソが、ハウンの手紙を絡めながら出会いから現在までを振り返るストーリー。

ジャニス・ジョプリンと27クラブの流れで結構早い段階で何だか読めてしまいますよね。

そこからの流れで女の子ならでは?なチョイドロな関係があるのは良いけれど、実は…とか言って感動させたいのがミエミエな感じは白々しいさも。
だとすると子供育てるのは無理あるしね。
ということで自分にはあまりハマらなかったかな。

そういえば、観終わってあらすじ紹介見て初めてリメイクって気付いたw

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Bacchus

3.5遠近法

2024年2月27日
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リメイク元は未鑑賞。キム・ダミ主演作というのが鑑賞のきっかけになりました。

とても良い作品なんだろうなと思いました。ただ、この手の友情もので露骨に泣かせようとしてくるシーンが多く見られたのもあって、全体的にあまり乗れませんでした。捻くれた人間なので、こういう作品を素直に楽しめないのは損なのか得なのか…。

転校生としてやってきたミソとハウンが交流を深めるシーンや、学生時代2人でわちゃわちゃするシーンはとても好みでした。済州島の風景も相まって、こういう青春ってこの年齢でしか体験できないから良いよなぁってなりました。原付2人乗りも悪いことしてるけど楽し〜ってなってるのもたまりませんでした。

ジヌが絡んできたあたりから2人の関係性に小さなヒビが入ってしまい、どこか距離が生まれてしまうのは残酷ですが、そこからハウンの死だったり、出産だったり、ジヌのだらけっぷりだったり、時系列がごっちゃになって着いていけなくなったあたりから映画自体を咀嚼できなくなってしまったのが残念でした。
自分の理解力も足りなかったんですが、リメイクを観ている前提の作品なのか、それとも元もこれくらいややこしい作りなのか…。後半は感動するんだろうなーというシーンばかりでこれまた乗れませんでした。

役者陣の年齢を越える演技は素晴らしく、細かな感情表現や仕草、葛藤の様子だったりとどれを切り取っても凄さが際立っていました。「魔女」シリーズとは違うキム・ダミの側面を観れたのは大収穫でした。

ソウルメイトというテーマの深さにもっと触れれるほど人生経験を積みたいなと思いました。友人関係は深く狭くがモットーで。

鑑賞日 2/25
鑑賞時間 18:35〜20:50
座席 K-9

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ブレミン

5.0タイトルなし

2024年2月26日
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 キム・ダミは、何と言ってもイテウォンクラスが良かった、好きな俳優さんだったが、これも良かった。ハウン役も。二人の演技がかなりよかった。子役も含め。
 三文小説的三角関係は山ほど見てきたけれど、この映画はそれ自体をあとで物語としてひっくり返すところがすごい。
 もう恋愛の時代、性愛の時代は終わったのだということがまた明らかになる作品。彼女の右頬のほくろどころではなく、絵が好きなことさえ理解していないイケメンの、しかも憎めないいい人風の彼のあまりのみすぼらしさ。
 ハウンは、ミソをモデルにして少しずつ開花していく。二人の設定は見事だ。キム・ダミは、年齢を重ね変化していくミソを見事に演じている。
 韓国は古いから、女性の結婚モデルは未だに生きてそうだし、むしろ、今風に平凡に生きてほしいと親が願うのは、ありそうなのだけど。
 胸に下げられたペンダントの27歳の意味が、ハウンの死亡診断書に重ねられる。青春映画でもある。

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えみり

4.0やっぱりキム・ダミは魅力的

2024年2月26日
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笑える

悲しい

萌える

小学生の時転校してきて孤独だったミソと友達になったハウンの2人は、それからずっと友達だった。絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を持つミソと、彼女の行動力に憧れを抱きながらも堅実に生きることを選ぶハウンは、性格が真逆なのにずっと一緒に過ごしていた。そんな日々がずっと続くと思われたが、ジヌとの出会いから、2人の関係は変化していった。互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがてハウンはこつ然と姿を消してしまった。さてどうなる、という話。

夢か現実か、ちょっと混乱した場面も有ったが、面白かった。
高校生くらいからミソ役を演じたキム・ダミは相変わらず魅力的だったし、ハウンも悪くなかった。
子供を残して消えるか?なんて途中不思議に思ったが、なるほどの結末で安心した。
韓国では娘が亡くなったら、実父母が孫を育てるという選択肢は無いのかな?なんてちょっと不思議に思った。

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りあの

3.0こじらせるよねー。

2024年2月26日
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三角関係でもただならぬこじらせ方。もりあげるよなー。子供の頃からの友人や恋愛関係を成長と共に描かれているけれどどろどろさせなたいこじらせ方がうまい。が、やっぱりなんでも語らないと人間関係は難しい…きちんとした美しくまとまっていたから良いのだけれど…。

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peanuts

5.0キム・ダミが生意気可愛い

2024年2月26日
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オリジナルの香港映画は未見。

トレーラーはありがちなシスターフッド映画かなと思えるルックでしたが、その実は時系列と二人の視点を交錯させて驚愕のラストに落とし込む複雑かつ巧妙な脚本が見事な一筋縄でない作品。

あと、なんといっても主演のキム・ダミの存在感が凄い。ややもするとバリバリ整形の平均値美人が並ぶ韓国映画で、この個性は際立ちます。邦画で言えば安藤サクラみたいな立ち位置かな。

高校生からアラサーぐらいの年齢幅を演じてますがどの演技もとても良い。特に学校のグランドでスクーターに乗りながら男子生徒と会話するシーンは生意気可愛くて最高です。「魔女」での可愛いから不気味への豹変も凄かったんですが、表情の引き出しが多い役者ですね。こりゃ今後も追っかけねば。

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ばとー