ゴーストバスターズ フローズン・サマーのレビュー・感想・評価
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原点回帰と新鮮な要素
「1・2・アフターライフ」を予習した後に観たので、大まかな物語や登場キャラを理解しながら楽しむことができました。
舞台は再びニューヨークに移り、原点回帰したようなストーリーになっていました。真夏のニューヨークが氷に覆われる光景は一瞬『デイ・アフター・トゥモロー』を連想させましたが、それとは違った雰囲気があってゾッとしました。また、無生物への憑依や幽体離脱など、過去作にはなかった要素も盛り込まれていて新鮮でした。
フィービーは周りの役に立ちたいと必死に行動するも、思うようにうまくいかずに落ち込む姿には痛感しました。さらに、彼女が仲良くなった新しい友達とのエピソードも心が温かくなりました。その一方で、ある策略のためにフィービーを利用したにも関わらず、最後に取った行動が急すぎて少し無理がある展開だったのが気になりました。それだったら、回想シーンでフィービーと過ごしてきた時間を思い出し、我に帰って彼女を助ける等の演出があればもっと良くなっていたかもしれない感じました。
他の登場キャラでは、グルーバーソンの出番が前作よりも増え、アントマンのような子供想いの優しさに溢れた父親になっていて好印象でした。旧メンバーにも見せ場が多く用意されており、特にガラーガを倒すために取った行動には熱くなりました。そして個人的には、スライマーの出番が予想以上に多かったのが嬉しかったです。消防署に住み着いてトレヴァーを困らせますが、もはや敵なのか味方なのかわからない行動を取っている所がどこか可愛かったです。
ゴーストバスターズは最近ハマりましたが、この機会に劇場で観れてよかったです。
見て損はない、賑やかで楽しい一作
前作で再始動を遂げたシリーズだが、舞台の街も一つの主人公だとするなら、懐かしの本拠地ニューヨークに舞い戻りし今回こそ真の意味での完全復活と呼べるのかもしれない。シリーズ誕生40周年の節目に誕生した本作は、冒頭から猛烈なチェイスで路上を駆け抜けながらフィービーら4人の新生活を刻む。1、2作目からするとニューヨークの街並みもすっかり変わった。でもバスターズの基地や図書館は相変わらず。懐かしいキャラやゴーストらの顔見せでノスタルジー色を存分に漂わせつつ、一方で新たな組織作りも堅実に行われ、新旧織り混ぜた登場人物によって物語はすっかり賑やかに。そのぶん個々に割く時間とエピソードは限られ、フィービーの心情へのフォーカスも決して十分とは言えないが、シリーズならではの軽妙さや遊び心は健在。やや癖のあるクメイル・ナンジアニの投入も終盤になって徐々に効いてくる。総じて、見て全く損はない、楽しい出来の一作だ。
フィービーの成長譚
ゴーストバスターズ4
前作の続きだが、監督がライトマン一族から変わってしまった。
世界を凍らせるゴーストが登場、どんなゴーストでもなんとなく追い払ってしまうゴーストバスターズの手にかかれば・・・。
ドラマのキーとなるマッケンナ・グレイスの魅力がイマイチ。
「らしさ」にこだわりすぎたかもしれない
まあ
配信で想定通り楽しめました^^!!
宅レイトショー『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』Amazonプライムビデオ
気になってだけど劇場パスシリーズ
コレは前作見た後にも書きましたが、続編あっても配信って決めてました^^;
オリジナルキャストも出て来て、ゴーストバスターズ継承ってのも面白いんです!
ただ全てが想定内の水戸黄門スタイルは、好きな時間に配信で楽しもうって感じです!
「ジュラシックワールド3」と同じ失敗を犯した
私は「ジュラシックワールド3」がイマイチ好きになれない。面白いのだが、過去キャラを無理やり登場させているように見える。登場させれば当然「何してた」の説明がいるし、「見せ場」も用意しないといけない。
映画は「同窓会」じゃない。
必要なストーリーと必要なテーマをたった2時間で描くものだ。余計な脱線はすべきでないし、余計なカネをかけるのもダメだ。
しかも「ジュラ3」の場合、ラストの脱出シーンではその肥大化した登場人物全員がゾロゾロ歩くという醜態。「遠足かよ」と言いたくなる。
せっかく「ワールド3部作」に魅力的なキャラが育っていたのに台無しだよ。
そして本作。
「ジュラ3」と同じ失敗を犯したようだ。
過去キャラに頼らずとも、魅力的なキャラがいるのだから、彼らと彼らが紡ぐストーリー&テーマに注力すべきだった。
新章第2弾
コメディセンスが違う"(-""-)"。 オリジナルみたいな映画は二度と見られないのかもしれない。
1984年版のあと、この映画を観る。他のシリーズは未見。
図書館とか、ツボを押さえつつ進む。
家族。大切に思うからこその相いれなさが胸に響く。
不覚にも、ちょっと涙目になってしまった。
家族と会いたいメロディ。
家族の愛はひしひしとわかっているが、自分らしさを認めてもらえない悔しさ・寂しさに居場所を見つけられなくなっているフィービー。ギフテッドの悲哀。
そして…。
家族の再構成。
母はフィービーを守ることに必死。最初に手助けに入る。
ゲイリーの立ち位置。フィービーの気持ちはわかりつつも、母と同じように守りたい。
そして、兄も。
ベタすぎる展開なのだが、その時の母とフィービーの表情が何も文句を言わせない。
クライマックスまで来るとオチは予想できてしまう。
予定調和ではあるが、家族の物語としては満足。
魂が昇華するシーンとかでは『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』を思い出してしまい、涙目。
(映画が違うって(笑))
マシュマロマンのかわいらしさとか。
ジョン・ベルーシ氏がモデルのゴーストを始め、NYのゴーストとの再会は嬉しい。
続編のおさえどころは押さえてあり、
白人・黒人・チャイニーズ・インド系と人種への配慮もそつがない。
ガラッハを説明する砂絵のようなアニメ?は、子ども向けの話のようで、古の物語に誘ってくれて、好き。
マーレイ氏がしれっと面接していて吹いた(笑)。
とはいえ、ちょっと設定が大ぶろしきを広げすぎて、
ウィンストン氏の如何にもの、登場も興ざめ。
わちゃわちゃしすぎて、途中はどーでもよくなった(笑)。
ファイアーマスターも、もう少し笑わせてくれるかと思ったのに、
コメディ感が足りない!!!
エイクロイド氏、マーレイ氏、ライミス氏のただいるだけで、かけあっているだけでおかしみの出るコメディセンス。
モラリス氏の吹っ切れた変な奴。
そこに、ガチに演技するポッツさんとウィーバーさんの組み合わせ。
そこに、そうくるか「ぷぷっ」と言う設定、予定調和となにげのはずしの間でできた映画。
オリジナル『ゴーストバスターズ』は即興でコメディできるコメディセンスのプロ集団によって生み出された映画。
コメディセンスだけではない。『ブルースブラザーズ』でも見せた音楽センスの良さ。
だから、挿入される音楽も、CMの如く、ポップで、合いの手のタイミングがハマっていた。
今作は、コメディを演じる役者(旧作の人々)と、コメディをホースラディッシュのように付け合わせた映画。
オリジナルソングにのって、体を動かすまでにはいかない。
ちょっと物足りない。
マシュマロマンがかわいいだけなんて。ちまちま悪戯するだけなんて。初登場のインパクトはどこに行った!
家族愛には涙目になったけれど、家族の物語になっていくのか。
世界を救うヒーロー/ヒロイン物語になっていくのか。
別に、その物語って『ゴーストバスターズ』でなくてもいいじゃん。
私が求める『ゴーストバスターズ』って、絶妙なセンスのコメディなんだな。
新旧チームが共闘
過去作から観ていれば面白味は更に増す
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