ゴーストバスターズ フローズン・サマーのレビュー・感想・評価
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【変温映画】
真夏のビーチが凍りつく不思議な映像美。数々のセルフオマージュや、往年のテーマソングも健在でシリーズファンには涙モノ。描かれる家族愛には逆に心がほっこり温まる。
◆概要
シリーズの第3作「ゴーストバスターズ アフターライフ」('21)の続編。
【原作】
ダン・エイクロイド&ハロルド・レイミス『ゴーストバスターズ』
【脚本】
ギル・キーナン、ジェイソン・ライトマン(前作の監督であり、第一作の監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子)
【監督】
「ポルターガイスト」ギル・キーナン
【出演】
「アントマン」シリーズ ポール・ラッド
「gifted/ギフテッド」マッケンナ・グレイス
「IT/イット」シリーズ フィン・ウルフハード
「ゴーン・ガール」キャリー・クーン
「エターナルズ」クメイル・ナンジアニ
「ゴーストバスターズ」ビル・マーレイ
「ゴーストバスターズ」ダン・エイクロイド
「ゴーストバスターズ」アーニー・ハドソン
「ゴーストバスターズ」アニー・ポッツ
「ゴーストバスターズ」ウィリアム・アザートン
〈吹替版キャスト〉
上白石萌歌、梶裕貴、高山みなみ、日笠陽子、朴璐美、木内秀信、玄田哲章、安原義人、菅原正志、安達忍、日笠陽子、森田順平、山口りゅう、西村太佑、長田庄平(チョコレートプラネット)、松尾駿(チョコレートプラネット)、本田真凜
〈日本語吹替版はみ出しカバーソング〉
新しい学校のリーダーズ
【公開】2024年3月29日
【上映時間】115分
◆ストーリー
真夏のニューヨーク。日差しが降り注ぐビーチで大勢の人々が海水浴を満喫するなか、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われてしまう。ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、事態を解決するべく立ち上がる。
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◆以下ネタバレ
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◆フローズン・サマー
“世界は氷で終わるという人もいる”というロバート・フロストの詩から始まる冒頭。ここに本作がその名の通り氷をテーマに描かれる事が記される。(思っていたよりだいぶ後半だったが)ビーチが凍りつき、氷柱が車を浮かせ突き刺さり、プロトンパックから打ち出すビームが凍らされ粉々に、氷の映像がまさに見もの。そんなエンターテイメントもしっかり見せつつ、本作のひとつの軸は、シリーズで本作が初となるゴーストとのふれあい。フィービーがチェスを通してメロディと心を通わせ、裏切りにあうも、“宇宙のどこかで”と別れた最期には思わず涙がにじむ。本作では特に旧バスターズと新バスターズがチームとなって活躍する姿が印象的で集大成感もある。これが、シリーズ1、2に比べればインパクトが薄いと捉えるか、このサイズ感が心地よいと捉えるか。自分は後者だった。
◆世代交代
第1作に見た、紙が次々に吹き飛ぶ映像や、図書館で静寂を促してくるゴースト。第2作で登場した自由の女神に触れるテレビのシーンもあれば、ゲイリーが往年のテーマソングを口にし、キャリーと掛け合う場面も。今作では市長も登場。そんな過去作へのセルフオマージュが至る所にありつつ、ウィンストンがレイモンドに壮年である事を諭すシーンも(それでも鼻息の荒いレイモンドも微笑ましかったが笑)。前作も本作も、主役は当然ながらフィービーとスペングラー一家。こと本作ではフィービーが新ガジェットを発明してしまう旧バスターズ越えの活躍。その“世代交代”感は、特に旧バスターズと同じ世代、つまり第1作をリアタイで見ていた世代には深く共感できるものだったのでは。
◆家族
思えば冒頭から家族4人で新バスターズをしっかり形成していたスペングラー一家。18歳になり、もう大人だと言い張るトレヴァーは、1人でスライマーにも立ち向かう。フィービーを叱ることに挑み、反発されるも、家族を守る事を何度も丁寧に説いたゲイリー。フィービーが最後に放った新ガジェットビームを家族で支えた姿に見る、家族の絆があたたかい。フィービーはフィービーで裏切りに傷つきながらも、その事で成長し、ゲイリーを呼び間違えたようにパパと呼んであげる可愛らしさ。そして爆裂喜ぶゲイリーの微笑ましさ笑。運転を任されるまでになったトレヴァーが転がす車を背に、NYの俯瞰に載せる“for IVAN”。1、2作の監督を務めた、つまりシリーズにとって父のような亡きアイヴァンに対する製作陣の思いがにじむようで、“家族”とその成長が描かれた本作としてこれ以上ないラストだった。ミッドロールのトラック強奪はポゼッサーの仕業か。ポッドキャストが“増殖する”と話していたように、次作があるとすれば、第1作と同級生の『グレムリン』的にミニマシュマロマン達の大増殖が見られるのか…?
◆関連作品
○「ゴーストバスターズ アフターライフ」('21)
前作でシリーズ第3作。亡くなったハロルド・ライミスがCGで登場。Netflix配信中。
○「ゴーストバスターズ」('84)
シリーズ第1作。ロゴやマシュマロマン、主題歌もいまだ鮮明に記憶に残る名作。Netflix配信中。
◆評価(2024年3月29日時点)
Filmarks:★×3.7
Yahoo!検索:★×3.6
映画.com:★×3.6
退屈
身も凍る怖さ、ということ?
『ゴーストバスターズ アフターライフ』(2021年)において祖父の残したゴースト退治の装備を受け継いだスペングラー一家はニューヨークに移り、祖父と同じく「ゴーストバスターズ」として活動していた。
ある日初期メンバーの1人レイモンドの元に真鍮でできた不思議な球体が持ち込まれ、調べてみると凶悪なゴーストが封じ込められている様子。
同じ頃ゴースト捕獲騒動で街に大きな被害を出してしまったフィービーは母から謹慎を言い渡される中、1人の幽霊の少女と出会い――
封じ込められていたゴーストによってニューヨークが凍り付いて行く様子はなかなかの迫力。
舞台をニューヨークに移したことで、当時ゴーストバスターズを活動休止に追い込んだ役人が現在はニューヨーク市長となって再び妨害するのがおもしろい(キャストも同じウィリアム・アザートン)
前作は祖父とフィービーの関係が肝だったが、今回は母親との関係が主軸となっている。
面白かった!
楽しい映画
「オッペンハイマー」の後に観たのですが、高低差が激しすぎる💦
いや、普通に楽しい映画でした。
しかしハリウッドはとうしても家族の話をストーリーに入れるんですね😁
そして、MCUでもよくあるのですが、自分たちが起こした問題を、自分たちで解決して、HEROとして持ち上げられるってのは、どうかと思うなぁ。
#ゴーストバスターズ
#ゴーストバスターズフローズンサマー
楽しい!楽しいけども!!
面白かったですが。
前作、前半が退屈だったけど終盤胸熱展開が来て泣けたし、次作はさぞ盛り上がり…!と期待してた割にはやはりまた序章のような展開、ドラマを重視したからか全体的に大人しめ?でネトフリドラマを観てるような印象も。またまた次作に期待☆何度「次作に期待」が続くんだろうか。
特に気になったのは、今作のラスボス・ガラッカのビジュアルのしょぼさ!しょぼい!😂ここは80年代じゃなくてええんや…いや、面白さなら一作目には到底敵わないしな。ガラッカ出てくるたびにB級感強すぎて、「え、あなたが今回のラスボスですか…?」って笑いそうになってしまって。あと、ビル・マーレイを出した意味。あのケレン味溢れるかっこよさもなく、ただのおじいちゃんならカメオ出演くらいでよかったよ。
マッケナちゃんの可愛らしさと演技が救いでした。
そして実はおじいちゃんそっくりなの、胸熱で泣かせる…まごう事なきスペングラー博士の孫だし、いちばん博士の血を受け継いでるよね。
しかし映画オタクとしては、あの消防署の建物からECTO-1が走り出すだけでわくわく興奮してしまうんよ…デロリアンとECTO-1はあかんのよ…ほんとずるいよねw
前作の『アフターライフ』程ではなかった
マッケナ・グレイス(フィービー役)やローガン・キム(ポッドキャスト役)が、前作の『アフターライフ』から3年程経ってだいぶ大人になってて、時の流れの速さを感じさせる映画です(本音)
冒頭でもそのへん(前作)のことは特に触れられてなかったので、たとえば旧作を見ていたけど前作は見てないという人は、この人達のことが全然分からないのではないでしょうか。
前作は創設メンバーからの世代交代という面がなかなかアツい作品でしたが、今回は非常にサムいサムい敵が相手です。予告のシルエットなどからだと、相手の性別はアッチかと思ってたのですが、実際はソッチだったので、そこで少しテンションが下がりましたw
今回最大の敵の能力はあらゆる物を凍らせるといったものですが、あそこまで氷結攻撃を受けたメンバーはよく復活できたなというのが最大のツッコミどころでしょうか。
あとはエミリー・アリン・リンド(メロディ役)がキレイだったので、もう少しハッキリ姿が見られると良かったかなと。
なんだかなぁ…
字幕版鑑賞※ラストのテーマ曲→おまけ映像→エンドロール もっとおまけ欲しかったなぁ
個人的に大好きなシリーズだけど前作(アフターライフ)が良かっただけに蛇足かなと懸念はしてましたが、正直なところ蛇足でしたかね😥
楽しめる要素はあるけど、どうしても前作超えは厳しい
サプライズ演出も個人的には弱かったかな
もっとメロディとの絡みを多くしてメロディに関してを掘り下げて何か伏線が欲しかったし、『騙してた』のも予告しなくて良かったのに……あのシーンでまさかのってのが欲しかったなぁ
あとはファイヤーマスターとガラッカの歴史も深堀りして欲しかったなぁ
ストーリー展開も既視感しかない
パニック、ゴースト、コメディ、アクション全ての要素があるけど弱すぎた(アクションは良かったか😅)
個人的な好みだけどもっともっと良く出来たのかな〜と思った
大好きなシリーズだけに勿体無い
「ゴーストバスターズ」を見た(本当はオッペンハンマー見たかったけど...
懐かしさに溢れた作品。やっぱ好きですね。
アフターライフの続編。前作も初代ゴーストバスターズをかなりリスペクトした作品であったが、今作も負けていません。舞台をニューヨークに移し、より初代を意識した作品となっています。
懐かしい登場人物。懐かしい建物。初代の1、2を見返したくなります☺
世界を凍らせる神の様なゴーストが今回の敵となりますが、フィービーの葛藤を描いた人間ドラマのパートが意外と長く、予告で何度も見た海が凍りつくシーンなんかはかなり終盤になってから。
世界の終わりが迫る中でもユーモアを忘れない。どことなく緊張感のない展開は良くも悪くもゴーストバスターズ☺
新旧メンバーが入り交じるゴーストバスターズの活躍は、今作も楽しく観せてくれました。
ゴーストバスターズは、洋画で初めて好きになった作品だけあって、思い入れもひとしお。
今作も楽しかったです✨
あえていうなら、エンドロールで流れた新しい学校のリーダーズの曲。
ゴーストバスターズのテーマのアレンジを歌っている事は知っていたけど、まさか作中で流すとは思いもしなかった。
エンドロールは映画の余韻に浸る大切な時間。
そこで流れるオリジナルの曲を入れ替えてしまうってはいかがなものか。
こんなのオリジナルへの冒涜としか思えないんですけど、そう思うのは僕だけですかね?
楽しみにしていたのに
前作が面白かったからなぁ👻
パターン化すると退屈になってしまう。
睡魔と何度も戦うはめに😪
せっかく全員集合で盛り上がるかと思ったのに
大した見せ場もないし
なんなら盛り上がりにも欠けたのでこの点数🙄
友情❗️家族❗️
少し成長したフィービーとポッドキャストにまた会えて嬉しかった😆
今回は、フィービーとメロディ(幽霊)の友情とフィービーとゲイリーが家族になっていくという、人間ドラマの部分でもとても楽しめた😊
もちろん映像も素晴らしく、ニューヨークの街が凍りついていくシーンは圧巻でしたよ😊
やっぱり楽しいゴーストバスターズ!
ソニーグループの商売下手が露呈
ゴーストバスターズの第1作から全て見ている一応ファン。そもそも映画として何かアツい要素を求めるものではなく、むしろコメディ色の強いようなものでもあると思っていたので、全体のストーリーに対して異論はない。ただ、やはりストーリーに対しての尺の短さが否めない。もう少し丁寧に描いてあげるか何かしないと、消化不良を抱えてしまう…特に家事で焼け死んじゃった女の子の霊と、ファイアーマスターの子孫の男の子。キーパーソンなのに、あまりにも描写が少なく行動が謎い。全体としては面白く見れたと思っている。
問題はラスト。オリジナルのテーマソングで楽しい気持ちで映画を見終えた後に、謎の「こぉわいなぁ⤴️こぉわいなぁ⤴️」という歌が始まる。日本版エンドロール変な歌だな、で終わればまだいい。吹き替え版の声優の名前が出た後も劇場が明るくならず、今度は本人の映像付きで新しい学校のリーダーズが出てくる。これを強制的に見せられるのはおかしい。オリジナルテーマの後に2回もこれを繰り返す必要があるか。ソニーグループの商売下手が露呈してる。最悪だった。これで映画の株を下げてることを自覚した方がいい。
全242件中、81~100件目を表示