猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
全244件中、101~120件目を表示
243 さて君のミッションだが禁断の地にあるディスクを取ってくることだ。
300年というと
知能を有する人間が果たしてどれくらい生き残るのだろうか。
その間ずーっと外部との接触を遮断せざるを得ない大多数を
占めた人間の中にようやく現れた対ウイルスの免疫が
備わっている待望の子がメイということでしょうが、
よし、時は来た!お前にミッションを与える
としたのが300年後?
世代として5代くらい?
何回も作戦失敗もあったでしょうに、
その都度エイプと敵味方として接してきた痕跡があれば
すんなり話に入れるんだけど、なんかモヤモヤがあるのですな。
ようやく見つけた人間が猿に尻尾振る胡散臭い奴とはいえ
チョークスリーパーで殺しちゃうの?
そういうのって結構実戦を踏まないと覚悟つかんと思うが。
さらにダメ押しで海にドっポーン。
あーそうそう敵を溺れさすのに、チンパンジー側のリスクも顧みず
ごめんね、っと言って爆発させるというのもなんだかな―。
最後もお別れに来たの、と油断させ
こいつは賢いサルやから始末しとこうと思わせる描写もある。
演出と撮影はいいのだがこれで脚本オッケーなのかと疑問でした。
物語の出だしは猿側の都合ばかりで、早よ次の展開よこせ
と思ってましたがメイが出てきてからようやくサスペンスぽく
なったのに、彼女が活躍すればするほど違和感が大きくなっていく
と頭が混乱いたしました。そもそもどうやって基地に
途中経過報告するつもりやったんや?
60点
東宝シネマズ日比谷 20240514
パンフ購入
侵略と支配への恐怖は続く
シーザーの死後何世代かを経た未来を舞台にした新章の始まりです
回を重ねると段々話が娯楽に走ったりしてダレてくるものですが
本作はさすが頭のいい人が創っていて一切のダレはありません
お互いのテリトリーを守り侵害することなく共存する
というのがシーザーの理想でしたが当時もうまくは行きませんでしたが
今もなお侵略と支配に怯える世の中は一切変化することはありませんでした
チンパンジーは村を作り平和に暮らし
オランウータンはその数を減らし絶滅に瀕しています
そして支配者となったゴリラは人間の復権を恐れ
強力な戦闘力を武器に人間狩りとノア達の村を侵攻し
かつての人類の技術の扉を開けるべく奴隷としました
そして知能を失うことなく野生化しなかった人類ノヴァ/メイが現れ
謎のミッションへと行動するのでした・・・
いよいよ第1話以来のSF物語が幕を開けます
全く新しい局面を迎える次回作以降がまた楽しみになる作品です
終わりはあるのか!?
やっぱり素材の良さって大事よなって話
タイトルが全てなんだが、やっぱりこの設定はもう面白い。
大喜利みたいに次々ネタが浮かぶIPもなかなかない。
細かいとこに疑問あったり、ご都合っぽいとこもあっても設定おもろ、この監督はこう撮るんかぁってなるくらい。何度もカバーされた名曲みたい。
あと全作及び前作観てなくても大体わかるつくりで、前半退屈と言ってたけど私は前半も面白かった。
最初の仮面集団もロードオブザリングみたいだったし、博士みたいなオラウータンも素敵やんだった。
田舎を出たノアが都会に出て知らない事を知ってくくだりとかも青春のロードムービーっぽいし。
かつて人間に育てられたシーザーを信仰してる猿。
教義と信仰。この辺の違いも風刺になってて良かった。
人間を信じられるか…いやぁ人間がこの映画を観てるのに今回は猿よりに感情を持っていかれたし、最後のシーンの彼女の手に握ってたアレとか、そうなんよな結局…とか思ったり。
面白いし、続きがみたいなぁという作りだった。
この後の展開で期待したいのは他の大陸で仲間を見つけたり、進化が進んだ知的猿達の存在や、共存派の人間と猿の国だったり出てくると楽しいかもな。
それが宇宙から地球を奪い返しにくる人間軍団と大決戦!妄想が捗ります。
そして今監督の次回作はゼルダでしょ?
いやぁキタイデキル!ウホウホ
とにかく名作シリーズになりえるので観といて損なし。
ちなみに
デートで◎ 手堅く楽しいし、ウホウホ言い合いたい。
友人で◎ 映画好きなら一緒に行きたい映画
家族で◯ 普通に良き。🦅を買ってもらおう
1人◎ 熱中できます。
リブート三部作よりは面白くなりそうな予感
IMAXで鑑賞。
「完全新作」と宣伝されていますが、世界観はリブート三部作と地続きで、人間の作ったウィルスによって知性を得て、人間との共存を模索しながら、猿のカリスマ的指導者となっていったチンパンジー、シーザーの死から300年後の地球が舞台です。
リブート三部作については、一作目を除いて、二作目以降、猿だらけの暗い絵面で、お話も娯楽性に欠ける駄作だな、と個人的には思っていましたが、今作は、人類文明が衰退した緑豊かな地球を舞台に、比較的娯楽性の高い作品に仕上がってます。
画のトーン、音の使い方、音楽などオリジナル(1968年)へのリスペクト、オマージュも随所に見られます。
予告編を見る限り、猿の王国の主プロキシマス・シーザーが悪役で、それに対して、チンパンジーの若者ノア、オランウータンのラカ、知性を持った人間の少女メイ(ノヴァ)が共闘するお話、かなと思いますが、そう単純ではなく、それぞれのキャラクターがもっと複雑な描かれ方をしています。
知性を持った猿(プロキシマス、ノア、ラカ)の人間に対する視線と洞察、人間(メイ、トレヴェイサン)の本質と、知性を持った猿に対する視線、本音。
特に、プロキシマスとメイの描かれ方は興味深いです。
考えさせられました。
傑作誕生
IMAX版で鑑賞。映像、音響共に文句無し!
ただ、通常のシアターでも十分堪能出来ると思います。
今作はリブート版の4作目。前3作が非常に良い作品だったので、期待感を持って見に行きましたが大満足です。監督は知らなかったですが、最高でした。CGもこれはもう芸術ですね。
偉大な創始者シーザー亡き後、数百年後が本作の舞台。若きノアが主人公。今作は物語が奥深く見応えがものすごくあると思います。
続編は必ず作られると思います。
ちょっと残念なのが、前3作でシーザーの相棒で良き理解者のラカがいないこと。ノアにシーザーの事を話してあげていればいいんだけど。
恐らく続編はノアが猿達のリーダーに相応しいかどうかが焦点になりそしてノアの葛藤等が描かれるのではないかと思います。ノアには頑張って欲しいと思います。
序盤で猿達が馬に乗っているシーンが出てきて、オリジナル版を思い出しました。テレビ放送で何回か見たけど、いよいよリブート版もその世界に近づいて来たんですね。
予備知識ゼロ民にはアッサリ味
予備知識ゼロ、前作等ノーチェックで行った感想。
映像の綺麗なあっさり味の映画。
まぁこうなるよね、という王道展開なのでそこそこ楽しめる。
「どうなっちゃうの〜?!」というハラハラは感じなかった。
前作からの繋がりポイントを抑えてたら全く感想違ったかも。
昔、映画館でアバター観たときの感覚を思い出した。つまらなくはないけど、たまにちょっとだけ退屈。
仲間達と離別した主人公ノアが旅の行く先で、聡明な心優しいオラウータン『ラカ』と訳ありな人間の女の子『ノヴァ』と出会うも、その3人だけで過ごす描写は短く、いわゆる"絆"を感じられるほど長くない。『バトル漫画ではメインバトルより修行シーンが好き』って人は物足りないはず。
ラカが人間なら演者は絶対モーガンフリーマンじゃん!と思ってた。4DXやばい。木登りシーンすごい揺れた。喧嘩シーンは毎回背中をドンッてされて嫌だった(笑)
見終わる頃にはサルの顔の見分けがつくようになる!!
主人公はやっぱちょっとイケメン猿♡なのね。
2000年以降のシリーズは見て行った方がいい作品
昭和時代の猿の惑星は見てましたが、
地球に残った人類の変わり様にビックリしました。
2010年以降の猿の惑星シリーズを見てから行った方があのヒロインが存在する流れと後半へのつながりがわかるのかな?(リブートシリーズはまだ見れてないので....??)
VFXをふんだんに使いつつも境目が全く分からない技術は、ハリウッドの凄さですね。
エイプの表情の豊かさに原始に戻った地球描写はすごいとしか言えません。
物語的には感動するとかではなく考えさせられる映画です。
人間により急激な進化を遂げた地球を支配したエイプと破滅の道を辿った人の生き残り関係性の物語から何回も出てくるあの言葉の意味......
次回作が楽しみになる映画です。
まだ見れてませんが最低前作を見て行ってください。
人の変わり様に追いつけないのでモヤモヤが残ると思います
まだまだ猿VS人間の戦いは終わっていない
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」(1968年)を子供の頃、テレビ放送でみて、ラストの大変に衝撃を覚えた世代です。あれから色々な映画を見ていますが、ラストの衝撃がこんなにも凄い作品は、後にも先にも「猿の惑星」のみだと思っています。ですので、ティム・バートン監督作品のリブート「PLANET OF THE APES 猿の惑星」に大変にがっかりさせられました。
そして月日が流れ「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が制作され公開され、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」(1968年)に至る前の事を描いた作品が3作作られ、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の出来に満足を覚え、その後の2作品に、少しやり過ぎ感を覚えましたが、それなりに納得させられ、本作品が作られた訳ですが、実は、本作品こそ、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」のリブートなりリメイクになるのかと思い、期待半分にして見に行ってきましたが、蓋を開けてみると、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」の時代に至る前の時代の作品であり、前作品の延長上の作品でした。
まだまだ、人間と猿との戦いは続いていて、前3作品が、シーザーの時代のお話なら、本作品からは、ノアの時代のお話になった感じです。ですから、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」から本作品まで、あまり時間が動いていない事のお話で、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に至るまでは、まだまだ先になりそうですね。
ティム・バートンの「猿の惑星」では、人間がそもそもしゃべる自体が、ちょっと駄目な内容だったですが、本作品では、まだまだ人間は希望を捨てていないようですね。この先も、まだまだ、猿VS人間の戦いはありそうな展開ですね。
今回は、猿が、人間の作り上げたモノを奪おうと言う所のお話でしたか、しかし、単に猿VS人間の戦いだけの内容には、少し飽きた感がありますね。
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」へのリスペクトもしっかりありましたが、そろそろ、違う展開もみたいものです。
チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に繋げる為にも、なぜ、猿が人間の文明を隠したがったのか、人間がその後口がきけなくなったのかなど・・・そろそろ、その辺にお話を繋げて貰いたいな・・・・
ここまで作ったのだから、ヒットしないから、もう作らないではなく、しっかりそろそろ、チャールトン・ヘストンの「猿の惑星」に繋げて、あの偉大な作品に、敬意を示して欲しいかな・・・・
重厚な史劇。
期待通りの面白さ、リブート3部作に続くさらなる新章の始まり
飽きのこないストーリー展開で、とても面白かったけど、なぜ再び続編(今回も3部作になると言われてます)を作り始めるのかの理由やテーマ、今後の方向性についての疑問が残りややスッキリしないのが率直なところ
2011年から3本作られたリブート版の最終作である「猿の惑星/聖戦記」の300年後が舞台
リブート版のメインキャラだった“シーザー”の葬儀のシーンから始まり、シーザーの存在と教義がエイプの歴史上で永きに渡り語られ続け、伝説と化している時代を背景に新しいエイプのキャラクター“ノア”を主人公に新たなる世界がエキサイティングに描かれる、リブート版シリーズの正統続編
なので、本作単体でも楽しめますが、リブート版3部作を見ておけば、より楽しめるかとも思います
本作のプロモーションが“完全新作(どれだってそうじゃん、と)”とか意味不明な文言を前面に出していて不思議でしたが、たぶんシリーズ色を強めると過去作を観てないからという理由で客足が遠退くのを避ける作戦なんでしょうね
でも観ておいた方が世界観はしっかり堪能できると思います
歴史や宗教は長い年月を経て真意から外れ、歪められて伝わっていくことも多い、そして必ず生き物の世界はマウンティングが生まれ、弱肉強食の世界に晒される・・・そういった根底に流れるメッセージ性も含め、よくできた脚本だと思いますし、新世代の話なので殆どが新しく、飽きる事なく楽しめました
本作での“悪(と言っていいのかは微妙)”の存在として描かれるのが、プロキシマス・シーザー、“シーザー”を継ぐ者として驕り高ぶる暴君だけど、プロキシマス自体も日々学び成長の過程、決して性根の悪とは思えませんでした、いいキャラしてたと思います
ただ、人間の歴史を辿ってはいるので顛末は容易に想像つくなとは思いました
そして何と言っても、リブート3部作に加えて本作も、相変わらずエイプ達のVFXがすごい
全く作り物の絵とは思えないリアルさと細かい動作表現が凄すぎる
作品自体とても面白かったけど、それ以上に映像表現で圧倒される作品でした
猿 VS 猿
どうつくっても猿の惑星1968に並ぶ作品はないことを再認識
ノアの方舟のようなお話でした!
ヒーローの名前はノアだったので、「ノアの方舟」を思い出しました。この世で繰り返される争いごとに嫌気がさした神が、この世を大掃除しようと大洪水を引き起こします。そんな時たった一人(ここでは猿です)の正義感のあるノアを救うために、「方舟を作り、その家族と動物たちを乗せる」という筋書きは、まるでこの作品のヒーローの活躍にダブりました。設定では人類300年後の世界で、ウィルスにやられても密かに生き延びた人間の存在を見ていると、人間の愚かさを風刺しているようで、悲しい気持ちになります。ヒーローは良き猿のグループを支えようと奮闘します。その前に現れる悪い猿のボスとの戦いがこの作品のメインですが、その激しいアクションに、どんな眠気もすっ飛びそうでした。そして最後に、そのボスを懲らしめたワシの登場に、まさにVサインをしてしまいました。正義の味方であるノアが見事に部族を救った時涙腺は崩壊です。家族愛、同志愛に溢れる秀逸な作品と言えるでしょう。この戦いに絡む若き女性のメイのポジションはわかりにくいのですが、それでも最後には人間の復活のために使命を果たしたという功績は伝わってきました。彼女は猿のヒーローとなんとかやっと融和したのですが、それでも去っていかなければならない姿に、一抹の寂しさを感じました。思うに、宇宙なかんずく地球は、ワンネスだと思いますので、最終的には猿も人間も愛に溢れて幸せになって欲しいという願望が満ちている作品かもしれません。
追記 最初は猿にはあまり興味がなかったのですが、人間のような見事な表情に感服でした。
人の歴史、エイプの歴史
歴史を忘れ新たな時代になっても知能を持つと過去と同じ過ちを犯すのか?
エイプの新時代ではあるが人がたどった道を繰り返す感じがします
昔見た『猿の惑星』もそうであったように思います
シーザーの言葉を今の長が都合のいい解釈をしてそれを信じ込み大きな力を得ようとする
大袈裟かもしれませんが今の時代も神を崇め神の言葉をそれぞれの長が解釈して争いが絶えないのはなぜなのだろう?
日本もかつては神的な存在に命を捧げて戦い散っていった歴史があります
今はどうだろうか?
心底から信じるものはなく命を捧げるほどのことはほとんどないでしょう
それだけ鬼気迫る事態もなくほぼ平穏な世の中のようではありますが災が全国に広まるとどうなることか
人々は容易く何かに縋り烏合の衆となり間違った方向へ進むかも
異常な時に正しい判断などきっと出来なくなる
恐ろしいのは地震や津波のその先にある進む道を誤った集団なのかも
こんなこと冷静に考える事が出来るのは今のうちなのかもしれませんね
全244件中、101~120件目を表示